2005/3/31
図2 (FIGURE 2)
上の図は『英語耳』第3章 発音バイエル 母音編のための図でもあります。
顔を左側から見た図です。 日本語の「い」は舌が上下関係では「上」、前後関係では前に位置することを示します。 日本語の「あ」は舌が上下の「下」、前後の中央に位置します。 日本語の「う」では、舌が上下の「上」、前後の「後」に位置します。英語の i:は日本語の「い」よりも上、前に位置します。 英語のiは日本語の「い」よりも下、後ろに位置します。
唇の形は、舌が前方にある場合は、平たく横に広げます。 舌を後方に持って行くためには、唇をまるくすぼめます。 i:が最も唇を横に引っ張ります。 u:では唇の横幅を最小にします。唇を突き出してすぼめ、 横幅を最小にします。
英語の[ɑ]と[æ] は日本語の「あ」よりも舌が下の位置にあります。 このためには、あごを普段話している日本語の最下点よりも更に意識して下げる必要が あります。1cmくらい「あ」よりも余分にアゴを下げてください。
『英語耳』では母音は19個としています。上記の母音12個とFig3の2重母音5個に加えて以下があります。 [ɑɚ] [ɔɚ]