, 　つづき

2005/3/25

以下の[ ]練習は、『英語耳』のCDに入っているものです。

CD収録音　Track 05 Sh (MP3)

[ ]短く、[ ]強く、[ ]目いっぱいのばす she, sheep, shout, show cash, dish, fish vision, decision, measure

[s]のところで、コントロールして発音するには年季がいることを言いました。[ ]も[s]と同様に、ロングトーンが可能です。つまり、息が続く限り発音できます。無声子音で、 摩擦音だからです。[ ]の発音もコントロールして出すためには、練習が必要です。基本的なテクニックは以下の3つです。

１　ロングトーン、つまりながーくのばす。10秒が最終的な目標です。
２　強く鋭く発音する。
３　息をほとんど使わなくても、弱くても鋭い音が出せる。

強く鋭く発音することは理解しやすいと思いますが、息をほとんど使わなくても鋭い音が出せることも 重要です。長い単語やながい熟語の最後にshがある場合には、その前に肺の中にためた息をほとんど 使ってしまうことがあります。それでもshを発音しなければならない場合があります。そのときには、 口の中に残っているわずかな息を使って[ ]を発音します。このテクニックは[s]の発音の場合も同様です。

（ジ）は(sh)を有声音にしたものです。
ssionはと発音。 母音+sionは （ジ）と発音。-ssionのssのところは絶対に「ジ」とは発音しません。

練習 26　　左は、右は（ジ）

accession-conclusion confession-exclusion discussion-inclusion passion-occasion profession-precision recession-vision

日本語のジは舌の先が一瞬前歯に触れますが、は舌の先が前歯や歯茎には触れません。

日本語のジを発音するときも、舌がどこにも触れないでできる人がいます。うーん微妙。

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