3/24
MAKOTOです。
語源の話はとても参考になりました。語源も発音してくれる単語集があればいいですね。ところでParrot's Lawで分からない点が一つあります。それは英語のリズムです。松沢さんの方法には英語のリズムを学ぶところがないように思えます。
小学生の時にあることを『発見』しました。それは時計のカチッ、カチッという音を消すことが出来るというものです。やり方は、時計のリズムと違ったリズムを体の中で取ります。するとフッと音が消えて何も鳴っていない状態になります(慣れないと難しいかもしれません)。一番簡単な方法は時計のカチッという音が出るワンテンポ前でリズムを取ると、比較的楽に音が消えます。当時はこれがとても不思議でした。
この体験から、英語が聴けないのは英語のリズムに乗っていないことが大きいのではないかと感じています。Udaさんの言うイントネーションは恐らくこれを含んでいて、Udaさん自身もインターネーションが最重要だと仰っていますので納得
出来るのですが、松沢さんの方法で本当に英語の耳が出来るのかは少し疑問が残ります。
好意的な意見でなくて申し訳ありませんが、英語のリズムに関してはどのようにお考えでしょうか?
3/26
MAKOTOさん、
返事が遅くなりました。
Parrot'sLawが舌足らずなことは、他の人のお便りからもうかがえます。そこで全面的に書き換えました。
書き換えたListeningのところを読んでコメントいただければ幸いです。
英語で最も重要なのは、リズムとかイントネーションです。
ここに至るのが大変なのだと思います。
Parrot'sLawでも、やっていると、MAKOTOさんの時計のリズムの発見のような発見が人それぞれにより、発生します。
アクセントと感じる人、イントネーションと感じる人、リズムと感じる人、どの人も正解だと思います。
また、発音教則本もだいぶ古いと感じているので、そのうちに全面改訂したいと考えています。
好意的でないどころか、おかげさまで、書き直すきっかけをいただきました。こんごともよろしくお願いします
3/26 Asian working woman さん
Subject: またまた質問
こんにちは、松沢さん。です。
ステップ2の80回まで来ました。もう途中から声に出したくてたまらなくなってきますね。歌のときもそうでした。私はアメリカに来る前に始めていたアルク社のヒアリングマラソンからサックス奏者Kenny Gのインタビューを使いました。(女性
が良かったのかもしれませんが、いい題材が見つからなかった)これから声に出すレッスンに移ります。
ぴいすけさんとのやりとりの中に「先にステップ2を終わらせてください」と述べられていましたが、何かその後、お考えが
あるのでしょうか?「多読」という気もするのですが。イントネーションはさすがに80回聞くと、頭の中にビンビンにこだましています。ただ、日常生活の中で他の新しいイントネーションの文に出会うと、咄嗟に緊張してしまいます。
多読・・・・テキスト・論文も日常会話のヒアリングに役立つのでしょうか?相当量読まされていても、何か力がついていないような気がするのは、何か読み方がおかしいのか、完全に意味を把握していないのかもしれません。自己分析すると
「速読」ができていない、という気がします。先日のメールにも書いたように、スクリプトなしで聞いていたときよりも、スクリプトを追う方が辛く感じました。そして、日本語の対訳をみると細かいニュアンス(大事なものも含む)を捕らえていない箇所がありました。
計ってみましたが、160語/分のスピードで読まれてい
るものを聞くのが私の完全理解(完全も怪しい・・)の限界か?200語/分はきついです。聞き取れた単語から類推していく段階になってしまうので、頭脳を余計に働かせないといけない。これが1時間、2時間続くと本当に頭が疲れてきます。
授業で予習という事前のインプットがあるので何とかこらえていますが、2コマ講義が連続すると、最後は確実に頭の中にキャッチできる分が減ってきてしまいます。リスニングを上達させるには速読も必要かと思うのですが、これは「多読」の積み重ねでしか得られないのでしょうか?
ちょっと話しはそれますが・・・・。
言葉はナマモノという件で・・・・近頃日本の20代から30代の人達とメールをしていて気付いたのが、「へこむ」「おちてた」という表現を使うことです(もちろんくだけた会話で)。少し前の「(気分が滅入って)落ち込む」状態を表す際に使う表現のようです。
こちらにいる日本人同士で、「今、日本では、こういう表現を使っているらしい!」「へえ・・」というやりとりをしました。実際にその場で生活していないと、言葉の表現、センスってついていけないものですね。母国語なので、瞬時に意味は掴めます。逆に英語の場合もnative同士でこんなことはしょっちゅうあるのだと思います。
実際、日本で仕入れられなかった英語口語表現で頻繁に使われるものをこちらで知り、私自身も会話に取り入れたりしています。私の場合、nativeでないので、瞬時に意味を掴むことは難しいので、最初は彼らに意味を聞いたりしてますが。いちおう、こちらに来るとき「米語らしい米語の会話表現集」みたいな本も持ってきて、使おうとしましたが、nativeに見せたら、幾つかの表現は本当におかしかったり、説明されている以上に当惑させるような表現(使うべきでないという意味で)だったりします。
また、聞いたこともない、といわれた表現もありました。地域でも違うようですね。日本にいない、ということで母国語ですら、up-to-dateされないのですから、如何にどの言語も日々変わっていくのかということを実感しました。
追伸:ニューヨークのTさん、すごいですね。クリントンの物真似、聞きに行こうかしら???私は2時間と近いので、時々、行くのです。
3/26
メイルありがとうございます。
ちょうどListeningの章を全面書き換えしてUploadしたところです。
>テップ2を終わらせてください」と述べられていましたが、何かその後、お考えが
>あるのでしょうか?「多読」という気もするのですが。
先にStep2をおわらせたり、速読の件ですが手短に考えをのべます。時間が出来たときにもっと書くつもりですが。
読むことは、目で聞くことです。これができるようになってはじめて速読ができるようになります。Asianさんは、目で見て音が頭の中でひびく状態がほとんど出来ているような気がします。
ヒアリングの速度を上げる方法は2つあります。
1つはParrot'sLawのStep2の追加として、べつのもので目いっぱい早いものを聞いてみることです。この場合20回か30回でいいとおもいます。
もうひとつは、目で見て音が頭の中で響く状態で、軽い内容のPaperbackを読むことです。はまる内容のPaperBackは少しぐらい単語がわからなくても、流れに乗って、どんどん先が読みたくなります。
徹夜もいとわず、面白いものを3から4さつを、先に、先にと読めば、読む速度とともに、ヒアリングの速度がどんどん上がります。
軽いものを速く読むことが近道だと思います。
私の場合は、一日中英語の講義を聴いても疲れないようです。たぶん、読書の力がついたことによって、人が話していることを余裕をもって聞いていられるからだと思います。
またお便りします。
おたよりください。
Dear: Matsuzawa-san,
Hi, how are you doing?
I have found yourHP renewed.
I am delighted to get my name listed in it.
As for Step 1, I started on Dec.22 and finished on Feb. 15.
And then, I have started Step 2 on March 4.
Sorry for my quick note.
I'll write more soon.
Regards,
Asian working woman
3/27 MAKOTOです。
> 英語で最も重要なのは、リズムとかイントネーションです。
> ここに至るのが大変なのだと思います。
これで納得しました。改定版を見た感想はしばらくしてからお送りします。最近はトマティス先生の著作を読み始めています。おかげで音声学について少しだけ詳しくなりました。これについても後日議論したいと思います。
ところで達成日は忘れましたが(数ヵ月前)300回トレーニングは
1つ目:A Whole New World(アラジン)
2つ目:Top Of The World(カーペンターズ)
3つ目:Sometimes(アーティスト名を忘れました。3/26スタート)と現在3つ目に突入しています。3つ目のスタート日は3/26ですのでメモしておきます。聞き取りは日に日に上達して、AFNが快適に聞け、洋楽も一回でボチボチ分かるようになりました。ネイティブレベルに今年中に到達するという目標がありますので、語源学習と共に朝鍛夕練したいと思います。
語源のイメージ化は、類書が多数出てしまいオリジナリティがなくなってしまいました。語源学習ですが、初級者がいきなり500個の語源を学ぶのは非効率だと思います。これもStepが必要だと思います。最初は100個程度が適当だと思
います。森一郎先生による『英単語はこう覚える』という本は80個の語源を分かりやすく解説しているので、Step1として適当ではないかと思っています。またお便りします。
3/26 Matsushitaさん
はじめまして
Matsuzawa様のホームページ(英語・発音・語彙)を楽しく読ませていただきました.
さて,Matsuzawa様のホームページの Parrot's law の記述の中の以下の文に非常に興味を持ちました.
>PC(パソコン)で歌詞を書き写す場合には、 Luchida sans Unicodeと
>いう Fontを使えば発音記号が使えます。
自分でもいろいろやってみましたが,発音記号らしきものは出てきませんでした.もし差し支えなければ,もう少し詳しく,「どうやって入力するのか」をお教え願えないでしょうか?
よろしくお願いいたします.
3/27
発音記号は1字1字の挿入となるのでちょっとめんどくさいのですが以下のようにすればできます。
MS Wordで文章を開いて>挿入>記号と特殊文字>で出てくる主にヨーロッパで使われているFontから近い形の文字を選びます。>下の挿入ボタンをクリックすると1文字だけ挿入されます。
問題点は、日本語の中にこのフォントを混ぜると、Fontの高さが、このUnicodeに支配されてしまい、思うような行間隔がとりにくくなりなやまされます。
Windows2000にアップグレードしました。W2KはUnicode対応なので、MSゴシックでも挿入>記号と特殊文字;で上記のLuchida sans Unicode以外のどのフォントでもラテン文字系のヨーロッパ言語を扱うことができます。したがってラテン文字系に混じっている発音記号が使えるように大きく改良されています。
行間隔が不ぞろいになる問題も解決されています。
3/29 ミチオさん
はじめまして,普通の英語教育を受けてきた高校生をやってます。 じつは,高校卒業までに英検1級をとってしまおう!
と先輩と無謀な目標なんか立ててます。
ところで,PARROT'S LAWをやらせていただこうと思っているのですが 選曲について質問があります。それは,英語と闘うぺぇじで言うところの カタカナいずされていると思われる曲でも良いのかということです。歌詞 とかも,もう見ていますし・・・・
後,女声と男声はやはり両方選ぶべきなんでしょうか。 それから,曲が決まり次第,参加者リストに加えていただけますか。
それではこれからもよろしくお願いします。 (^-^)
3/29
ミチオさん、
選曲のこつは、何回聞いてもあきないものを選ぶことです。
曲は、ほんとうに何でもかまいません。
カラオケで歌いたい曲を選ぶといいと思いますよ。
男声と女声の件ですが、どちらでもかまいません。
1曲だと飽きると思います。
男声と女声とは声帯が違うので両方やったほうがいいのですが。
参加者リストには、公序良俗に反しない限り無条件で載せさせていただきます。登録していい本名かペンネームをあわせてお知らせください。
土日しか時間が取れないと思いますので、次のUploadのときとか時間がかかりますが。
またお便りください。
英語暦のプロフィールを添えていただくと読者の参考になるのですが。どうぞよろしく。
3/29
早速の返信メイルありがとうございます。
ミチオです
英語暦といえば,普通の学校英語と1年前からNOVA
にかよってまして,レベルは5です。
英語の実力といえば去年の11月に受けた英検2級とTOEICの結果は ぎりぎり合格と545点でした。
あっ,来年高校二年になります。
それではまた (^-^)
3/29 Kikumasaさん
はじめまして、ホームページを拝見しお便りいたします。
3月は英語にかかりっきりでした。英語を勉強するというよりは、いかにして学んだらよいかという「方法」について考えていました。そして、松澤さんのホームページに出会いました。
わたしは尺八の演奏を仕事としているのですが、発音に関して松澤さんのテキストを読んでいくうち、尺八とフルートの発音の違いに似ているところがあると感じました。
フルートではタンギングがしっかりできなくてはならないのですが、尺八ではタンギングはしません。新しい曲では意識的にタンギングをすることがありますが、もともとはしないのが原則です。子音と母音の重要度の違い----言語と関係が
あると思います。習い始めのころは、音が出しにくくてどうしてもタンギングをしてしまったものです。
もう20年近く前のことですが、右脳と左脳の研究をしていた角田忠信さんにサンプルを提供するために演奏したことがあります。私の演奏を聴いて「言葉だ言葉だ!」と興奮気味に話していたことを思いだしました。「言葉」とは日本語のことでしょう。わたしの頭の中では「ウーツー」などと日本語で言っているのですから。
また、音楽を続けているとアレンジ全体が高解像度で聞き取れることも体験しておりますので、松澤さんの方法が有効だと確信しました。
記憶力も最近は低下してきているように感じますが、人との出合いを楽しみにして英語を学んでみようと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
3/29
KIKUMASAさま、
楽器を演奏なさる方は、特に管楽器をやっている方は、英語の子音の習得が早いようです。
意外にも英語はSの発音が難しいのですが、フルートを演奏する方は、のみこみが早いようです。
要するに、上の前歯を歌口にして音を出せばよいのです。
Sの音の次が子音の場合には声帯は震えないので、純粋に、歌口の息の摩擦音だけになります。
-stとかSで終わる単語です。
英語が相当できる日本人でもこのSの発音は苦手のようです。KIKUMASAさんは、Sの発音を完成させる最短距離にいると思います。Sができると、他の子音にも応用が利きます。
つたないヒントですが、参考にして、英米人の口元をご覧に
なってください。
英語の子音は口を縦横に楽器のようにあやつっています。
気が付くと、管楽器との類似性が発見できて面白いと思います。
ちなみに私は学生のころチューバをブラバンで演奏していました。フルートができる人は、私の羨望の的です。
3/30 From ミチオさん
Subject: 2曲超えても良いんですか?
>シャンソンはセリーヌ・ディオンとエルザを中心に18曲を選んでRIOに入れてあります。 とホームページにあったのですが,18曲を300回づつ聞くのですか?
なんか,35時間で済みそうにないですが・・・・
しょうもない質問で済みません。 (^-^)
3/30
するどい質問ですね。
300回聞くつもりです。
聞きながら単語を覚えたり文法を覚えたりと欲張っています。18曲だといっぺんに1000単語位覚えられます。
ものすごい時間がかかるので、あまり人には勧められません。
2曲超えても問題ありません。
自分にあった方法で、応用して試してください。
3/30 From オーストリアのSさん
はじめてメイルさせて頂きます。素晴らしいホームページ感激しています。私はオーストリアに12年住んでいて子供が2人います。子供2人はフレンチスクールに行っているので私もフランス語の勉強をはじめました。
松澤さん!!!お願いします。フランス語の語源リスト待ってます。私は自分なりに作っているのですが気の遠くなるような作業ですね。でも着実に頭に入ります。ドイツ語も同じです。
またメイルさせて下さい。
ウィーンにて
3/30
ウイーンからのお便りありがとうございます。
インターネットはすごいですね、オーストリアからのお便りは初めてです。日が長くなってきたので、すこしずつ暖かくなってきていますか?
お子様はそちらで生まれたのですか。
娘が0歳から2歳までイギリスにいたので、英語の上達にすこしは影響があると考えています。
オーストリアはドイツ語ですよね。
おこさまは、ドイツ語、フランス語、日本語、そして英語を話すのですか?うらやましいですね。
フランス語の勉強は実は少し中断しています。
仕事が忙しいので、合間に時々HPを更新するのが精一杯です。そんなわけで、もう少し先になります。
語源辞書のところの2000語をコピーしてご自分でパソコンに打ち込んではいかがですか。
自分でやるとすごく記憶に残りますよ。
ウイーンには娘が1歳のときに娘と妻とで行きました。
もう20年も前のことです。モーツアルト像の前のハート型の花壇と噴水が印象に強く残っています。
またお便りください。
3/31 オーストリアのSさん
ウィーンはまだまだ寒いです。
日本はそろそろ桜ですか?
うちの子たちはこちらで生まれました。
お嬢様は2さいまでイギリスだったのですね。
私も2人の子供を見てきて、0歳から2歳までの間の環境は子供にとって非常に影響があると思います。うらやましいです。
もう育ってしまった私はひたすら努力をするしかありません。
語源辞書は松澤さんのリストをコピーして、仏和大辞典を使って作成しています。大変ですが楽しいです。
私は今はこちらで働いています。
ではとりあえずメイルのお礼です。
お仕事頑張って下さい。
3/31
語源辞書は、パソコンで作るのですか。
もしそうでしたら、完成したものをいただけますか。
HomePageに使わせていただこうと考えています。
(あつかましいお願いですが)
私のHPからはブラウザ(IEまたはNetscape)の右上のファイルの中の名前を付けて保存を選ぶとご自分のパソコンに保存できます。
HomePageを作るソフト(HTMLのエディター)をお持ちでしたらそのまま書き込めます。
MSWordなどで作業するのでしたら、一度取り込んだファイルをブラウザで開いて「編集」すべて選択「コピー」をして、Wordのファイルをひとつ開いて「コピー」すればHTMLからWORDのフォーマットに変換できます。
どうぞよろしく。
日本では6時間ほど前に北海道の有珠山が噴火して大騒ぎになっています。
肝心なことをいい忘れました。
私のリストからフランス語の語源辞書を作るには、
英仏辞書を使ってください。仏和辞書では、効率が悪いのと、英仏間で似た単語があっても、見落とす可能性があります。
私は仏英辞書を使っています。たいていの仏英辞書は前半が仏英後半が英仏になっています。語源辞書を作るために、両方が必要です。
英仏辞書で語源が同じ単語は、面白いように似たようなスペルで登録されています。
このため作業は単純になりどんどん進められます。