4/10 ゆうさん
新年度ということで、がんばってみたいと思います。
登録名: ゆう
Step 1: Top of The World(カーペンターズ)
Let it be(ビートルズ)
開始日: 4月10日
お願いします。
挫折しないようにします。(笑)
4/13 MAKOTOさん
今回は音質についてお尋ねします。最近トマティス先生の著作にあった、『土地
によって空気の特性インピーダンスが違うことによる聞き取り周波数帯の違い』
に興味を持ちました。言語の周波数帯が違うのは聞き取り周波数帯が違うのが原
因だという先生の理論とデータはとても興味深かったです(もしかすると理論を
間違って理解しているかもしれません、あくまで MAKOTOの理解です)。
これが正しいとすると、オーディオも質のいいものを使うのがいいということに
ならないでしょうか?低周波成分から高周波成分まで(英語は日本語よりも高周
波成分が多いようですが)出せるオーディオで聞き取り練習をする方がいいよう
に思います。MAKOTOは出来るだけ低音と高音の両方が出るモードにして、ヘッドホンを
付けて練習しています。微妙な音の変化もキャッチ出来るので音を学ぶに適していると
思っています。
トマティスの周波数分析は歴史が古く、なるほどと思わせるところが
ありますが、現在ではたぶん古い理論です。
したがって、言語学のプロとしては、ざっと知っていればいいと思います。
現在使える周波数分析の理論としては、音声周波数のスペクトル分析の
フォルマントのF1、F2、F3を使う方法です。
「英語リスニング科学的上達法」講談社ブルーブクス(後半)などに出て
いますので参考にしてください。
音声認識の世界では、このスペクトル分析を数百人に対して行い、
それぞれの音に対して音声モデル空間を作って比較しています。
オーディオの質のいいのに越したことはありませんが、あんまり神経質に
なる必要はありません。MDならは必要十分以上のものがあります。
カセットテープでもいいのですが、周波数帯域は十分でも、ものにより、
ワウフラッターが大きくていまではもっぱらMDかCDを勧めています。
雑音混じりの環境にしたり、音量を下げたりと、出来るだけ劣悪な環境で練習し
た方がいいという意見もあります。しかし、MAKOTOは『音質がいい状態で練習し
た方が上達が早い』と考えています。コンピュータの音声認識でも、最初は雑音
の入らない状態で音声データを作成し、その後にRobust性を高めるために雑音混
じりの環境で実験をすると思います。人間も同様にやるのがいいと考えられます
が、音質についてはどのようにお考えでしょうか?
そのとおりです。楽器の演奏と同じと考えてください。
はじめに純粋な音を聞くところから始めたほうがいいですよね。
録音もマイクに近い録音が発音の理解には有効です。
AsianWorkingWomanさんが、Nativeに録音してもらって息の量の発見を
していますね。
もっとも、天才に近い人は、ぱっと本質を聞き取るので、音質にはあまり
こだわらないようです。人間の感動と、音質は関係が無いのであんまり
こだわらないほうがいいと思います。
人間はぜいたくなので、一度良い音に触れると、逆戻りはできないのですが、
音が悪いからといって、昔の名演奏を聞かないのは本末転倒です。
4/13 渡辺さん
はじめまして。私は翻訳サービスをWeb上でしております渡辺浩伸と申します。
ホームページを見て、英語を勉強する者にとっては非常に役立つサイトだと
思いました。そこで相互リンクをさせて頂きたいのですがいかがでしょうか?
連絡は下記までよろしくお願いいたします。
http://home.fuse.net/watanabe/opening.html
watanabe@fuse.net
アメリカでのデザイン活動すばらしいとおもいます。
さすがにきれいなサイトですね。
私のサイトはリンクフリーです。どうぞ接続してください。
アメリカでの語学上達に役立ったご経験、など語学に関しての記述も
増やす予定でしょうか?
4/16 嶋田さん
松澤さん今日は。嶋田です。
NYの出張はいかがでしたでしょうか?
私は外資系コンピューターメーカーに勤務しているのですが、
早く仕事で海外に行きたいものです。
帰国しましたが、時差でボーっとしています。
以下にコメントを入れたので参考にしてください。
ところで、「オウムの法則」は続けているのですが、いくつか質問
があります。最初に2曲選んで合計10分程度になったのですが、
10分単位で聴くよりも、最初の一曲のみをまずステージ1→2→3
と100回ずつ聴いてから、次の曲でまたステージ1→2→3
と行った方が良いのでは、と直感的に思ってそのようにやっている
のですが、このやり方でも大丈夫でしょうか?
大変結構だと思います。やりかたは、本能的に効果があると思える方法が
一番だと思います。HPではあくまでも基本的な方法の一例に過ぎません。
一番大切なのは、自分が飽きない曲を飽きない方法で繰り返すことです。
現在、一曲目のステージ3に入りまして「いっしょに歌う」のが
必要になり、電車内などではそれはできないので、平行して
2曲目のステージ1も始めました。
電車の中でも、声は出さずに舌を動かす練習はできます。
時間が無い人に有効だと思います。
>言語活動はきわめて知的な脳の活動です。たくさん繰り返して、
>たくさん気づくことにより、完成に近づきます。
「繰り返し、聴いて真似する」というのは非常に基本的
なことだと思うのですが、これほどの回数を繰り返した
ことはないので、きっと新しい発見があると信じています。
平行して、母音、子音の発音の練習を続けてください。
実際に、自分で口を動かすことによって、さまざまな発見があります。
最近英語を聴いていて、イントネーションを中心とした
Prosodyの重要性をひしひし感じます。英語を
聴いていて、苦痛を感じます。単語の意味のみを追って
理解しようとしますと、疲れますし、頭からすぐ抜けて
しまうことが多くなってしまいます。根本的な
聴き方が間違っていたことに、最近気づきました。
ですので、CNNやFENや映画等の英語を聴くことは
当分やめることにしました。「Parrot's Law」の
パート1と2をちゃんと行って、その後はTIMEを
中心とした多読による訓練を行っていこうと
思っています。
時間があればいくつかの方法を平行してやってもいいと思いますが、
Parrot'sLawをやっているときは、発音の練習も平行してやる必要が
あるので、その他に手を出している時間は無いかもしれません。
>カレン・カーペンターの発音は、息と、舌の動きの感じがつかみ
>やすいので教材として、とてもいいと思います。
なるほど。ただ、歌っていてキーが合わせずらいのが
ちょっとつらいところですが・・・最初は同じオクターブで、
サビは1オクターブ下げて歌っています。
そして、2曲目は「Queen」の「ボヘミアン・ラプソディ」
にしました。大好きな曲です。ですので、私もテーブルに
登録して頂けますか?
喜んで登録させていただきます。
話は変わりますが、私は諸事情?によりイタリア語にも
今のめりこんでしまっていまして、趣味として勉強しているのですが、
Parrot'sLawに良さそうな、カンツォーネ、カンタンテをもし
ご存知でしたら、教えていただけないでしょうか?
イタリア語もラテン語に近いので英語の学習の補助として有効ですよね。
私は、ミルバがすきなので、彼女のCDをたくさん持っています。
なるべく、最近の歌手と最近のレコーディング選んだほうが
音質が良くて飽きないと思います。
長くなってしまって申し訳ありません。
それでは、お返事お待ちしております。
またお便りください。
4/18 Asian working womanです。
出張、お疲れ様でした。お会いしたことありませんが、戦利品(ペーパーバッ
ク)を楽しんでらっしゃるお姿が目に浮かぶような・・・・・。
最近、articleを読むのがかなり、楽になってきました。
それとparrot's law、2本目を開始しました。文を丸ごと聞いて、日本語を解
さないで理解できるような脳を作るため、別のものを増やすことも必要と考え
たからです。このparrot's law100回はなかなか私にあっているようです。
2本目は女性の声で、1本目よりやや遅め、これなら、最終的に一緒に言えそ
うです。
遅まきながら、語源の勉強も本格的に始めました。実生活ですぐに役立ったの
で、いいスタートをきっています。amphiphilic(化学用語で「両親媒性の」意
味)、語源でambi, amphiを既にやっていたので、感覚的にぴん!と頭に響いた
のです。英語で化学を学ぶと語源の分解だらけのような印象を受けます。
今日はこの辺で。
メイルをありがとうございます。
先週の火曜、水曜はNY雪で驚きましたが、木曜日には気温が上がって
きましたね。日曜日の気温は、NYとTokyoがほとんど同じで、ちょうどよく、
体温調整ができました。
Paperbackは今$7.99が多いですね。
30%ディスカウントを8冊と通常値段のものを12冊(ちょうどLuggageに
入る量)買い込みました。
化学のStudy面白そうですね。
語源をチェックするたびに、「これはすでに2,500年前にあったのかーー」
という驚きがあります。従って苦になるどころか、好きです。
時間があったらいつまで調べても飽きないと思います。
>amphiphilic(化学用語で「両親媒性の」意
>味)、語源でambi, amphiを既にやっていたので、感覚的にぴん!と頭に
>響いたのです。英語で化学を学ぶと語源の分解だらけのような印象を
>受けます。
化学はインド・ヨーロッパ語族の間で発展したので、言葉上では彼らが
圧倒的に有利ですよね。
Parrot'sLawの応用の仕方、コツがわかったようですね。
すばらしいと思います。
より自分にあった題材で練習すると、より短い時間でPerfectionに
近づけると思います。
もう少しです。自分の舌の動きが満足できるように動かせるようになると、
Nativeの発音も、舌の動きの感覚で感じられるようになります。
もうなっているかな?
そうなると、なにを聞いても100% Listeningできる状態になります。
(聞きたくなくても、全部耳に入ってきてしまいます。)
今回、アメリカは4年ぶりです。HPを作ってからは初めてです。
100%聞ける状態をどうやって皆さんに伝えようかと、アメリカ人の中にいて
考えました。単純に言えば人間の脳の可能性はすごいということですが、
単純に伝えるには、かなり複雑です。(変な日本語?)
やはり、発音のマスターがキーだと感じました。
その上で、いろんな要素がのっかってきます。
またお便りください。
4/20 KIKUMASA-san
時差ぼけがあるかと思いメールをするのを少し控えている間にParrot's Law の歌は
150回になりました。続けられそうですので、登録していただければと思います。
1. "The One" (歌詞カードの中ではOneのOは大文字と小文字が使われています)
<Elton Jhon, Written by Elton Jhon &Bernie Taupin>
1992年の作品。初期の作品の方がよく聴きなじんでいたけれど、手元にあるものはLP
なのでCDということでこれにしました。
やはりBernie Taupinとのコンビのものはよいです。
5分以上ありますが、長いエンディングのピアノのリフを聴きながら発音をチェック
したりしています。
2. "Bring it home to me"
<Rita Coolidge, Written by Sam Cooke>
1975年にレコーディングされながらイメージが違うということで発売されなかったと
いういわくつきのアルバム。1996年に発表。
聴いたことがある歌だったので選んだのですが、これって男の人が歌った方が自然な
歌詞かも‥‥。"The One"とはちがってイントロも間奏もエンディングもなし。ひた
すら歌です
音楽が好きでいらっしゃる様子がうかがえます。
飽きない歌を選ぶというキーポイントを押さえている良いお手本だと思います。
嶋田さんのところでもおっしゃっていましたが、Parrot's Law以外の学習については、
Parrot's Lawを実際にやってみるとけっこう時間がかかるので、NHKのラジオ講座「
英会話」を録りだめし、内容はあまり深入りしないで"t"が頻繁に出てくる文など--
こいつをマスターすればけっこう”らしく”なるぞなどと考えて--を発音の参考にし
ています(Applicationの"SoundEdit"で切り抜き)。
耳を大切に
MAKOTOさんは音質について気になさっていましたが、わたしはむしろ耳の
使いすぎを気にしています。
疲れが少ないという点から、私は耳に掛けるタイプの最近流行っているイヤホン
を使いはじめました。数十ヘルツの低い音とか、十数キロヘルツの高い音が聞こえま
せんが、これでやっていきます。スピーカーで聴くことができるときはスピーカーで
聴いていますが、耳に掛けるタイプのものは、耳穴に押し込むタイプのものや密
閉式のものより疲れが少ないように感じます。耳穴から離れているので自分の発音も
よく聞こえます。
Parrot's Lawを続けていておもしろかったのは、instrumentとvocalの「自分が感じ
る音量の比率」が変わってきたことです。日ごとに声がはっきりと聞こえるようになっ
てきました。ものすごく弱い発音でもバックのシンセなどの音にかき消されず、前面
に浮かびあがってくるのです。もちろん、楽器の演奏に注意を向ければそれも十分に
聴くことができます。音を聴くということに関して、人間の脳の働きに関して示唆的
な、たいへん貴重な経験です。
よろしくお願いいたします。
KIKUMASA-sanはものすごい速いペースでParrot'sLawを消化しています。
リタ・クーリッジは大変懐かしいですね。
私も大好きです。我が家にもまだ屋根裏にレコードがあると思います。
弱い音も感じられるようになるのも、成果のひとつです。
話者はすべての音を意識して発音しています。
ただし強弱があるので、マイクで拾えない音が多くあります。
それでも、間(ま)はちゃんとあります。この間を感じられるようになる
こともこの訓練の中に含まれています。
音声機器の音声の品質保証をしているときに、日本人のスタッフは、
テキストのとおりに言っていないと良く指摘してきます。
私にはテキストのとおりに聞こえるので、OKを出しますが、納得して
くれません。当然Nativeによるチェックも行います。
Nativeのひとは、私と同様にOKを出します。
これは英語の学習上で日常よく起きていることです。
どうも日本人は日本語の特徴から、すべての音が均等に発音されていないと
納得できないようです。すべての音を均等の強さで発音しようとします。
これが日本語のProsodyです。
英語の場合は、冠詞、前置詞など、キーワード以外はどんどん弱く発音しま
す。音は無くても、本人は発音しているつもりなので、間はちゃんとあります。
したがって、音の無い音を聞くのですが、慣れると、ちゃんと聞こえます。
これも脳の不思議な働きです。
わび、さび、間などを感じるのはむしろ日本人の特技なので、英米人よりも
すぐに上手になります。
Parrot'sLawは効果がありますよーー。
また英語は、子音中心の発音をするため、口を楽器のように使います。
このために、息の強さ、歯の隙間、舌の位置などでそれぞれの音が
非常にばらつきます。このばらつきによって、解像力がよく聞こえるの
ですが、日本語べったりだと聞き分ける力がつきません。
日本語は、発端はお経です。
「あーううーおーえええーかあー。」
英語は子音のかたまりです。極端に書くと、
「strickts linskt tendrsn cntry」
とうように違います。
管楽器を演奏する人の、英語の子音に対する反応には興味があります。
ひきつづき、ご発見、ご感想などをお送りください。