5月12日 from みずsan
松澤さん
初めてお便りします。松澤さんのHPは立ち上げられた昨年の秋の頃より
存じ上げており、興味をそそられ、ちょこちょこ拝見しては、いつも
貴重な情報を頂いております。本当にすばらしいHPだと思います。

貴HPに初めて出会った時に、私は目から鱗が落ちました。それまでの
自分の英語学習方法に大打撃を受けたのです。そしてすぐさまParrot's
Lawを始めました。昨年11月のことです。曲はオフコースの「さよな
ら(英語版)」を外人の男性ボーカルが歌ったものです。

ちょうどそのころの私は、仕事柄英語の習得の必要性を感じ、又、数ヶ
月後に外人を接客する機会があり、その為にも何か良い方法はないかと
模索しているところでした。大学時代以来、社会人になってからすっか
り英語にはご無沙汰しておりましたので、本当に初心者同然でした。

とにかく、松澤さんのホームページを隅から隅まで読み、必要なところは
プリントアウトし、上記の曲でParrot's Lawにチャレンジしてみました。
(改訂前の方法です。)

100回聞き終わったところで、辞書で調べて全ての単語に発音記号を
つけました。単語の意味も調べました。松澤さん作成の発音教則本(旧バ
ージョン)もプリントアウトして一通り学習しました。

...とそこまでは、順調に進んだのですが、そこから「はた」と学習が止
まってしまいました。私の中で問題になったのは以下の点です。

1.辞書で調べるときに、一つの単語にはいくつかの意味が載っており
ますが、再学習者(英語やりなおし独学者?)にはどの意味も当てはま
るように思えてしまう。(特に歌の歌詞は...)
2.歌独特の言い回しや、省略がたくさん出てきて、辞書を引いても分
からない箇所が多々出てきた。
3.1.2.の結果、歌詞全体の意味が分からず、歌の背景・状況・心
が頭に描けない。(→だから感情を入れて歌うことも難しい)
4.曲を聴いて真似する試みはするが、果たして口の使い方など、合って
いるか常に不安。
5.曲の流れについて口ずさもうとすると、長い単語、難しい発音のと
ころなどは早くて口がついていけず、どうしても「とばして」歌ってし
まう。

といった点が主です。Parrot's Lawに入る前に一通りの文法のおさらいは
しておりました。やはり構文やイディオムの知識が全然足りないとだめ
なものなのでしょうか。発音もUdaさんの「30音でマスターする英会話」
を同時に学習すべきだったのでしょうか。

結局、ある程度は口ずさみ曲についていけるまでチャレンジしましたが、
不安ばかりが残って、中途半端な形でParrot's Lawは止めてしましました。
それから12月から2月頃まで、リピーディング入門やアメリカ口語教本、
やさしめの英会話本等で、会話力を付けるべく購入してはCDを片手に
音読を繰り返しました。

ただ、Parrot's Lawをやる前と明らかに変化したことは、突然耳に入ってく
る英語(たとえばテレビのインタビューや、電車の中での外人同士の会話
など)が、雑音ではなくちゃんと「意味のある言葉として聞こえる」よう
になったことです。所々ではありますが、知っている単語なら聞き取れ始め
ました。映画も以前より、言葉として聞こえる部分が、ほんの少しですが
増えた感じです。ただ、音は聞けても単語を知らないということが、もの
すごく多いです。

そして、外人を接客するという日がとうとう訪れました...。
なんとか(本当になんとか、やっとです)任務を終えて、私が改めて感
じ、気づいたことは「発音の大事さ」でした。

あれだけ努力して、会話に必要な構文を覚え、暗記し、口ずさんで練習
して会話に望んだにもかかわらず、相手に全然通じないのです。(相手の
言っていることは前後の関係等で、おおよそ分かるのですが...。)つまり、
私から発信した言葉に対しては、相手から何度も聞き返されるのです。
(ちなみに接客した外人は、英米人ではなく、彼にとっても英語が第2言語の人です。)

温厚な方でしたので、身振り手振りも加えて何とか意志疎通できましたが、
普通の人なら癇癪をおこしてしまったはずです。本当にショックでした。
...でも私にはいい勉強になりました。

3月になって、松澤さんのリンク先の中田様のHPに出会い、4月からラジオ
講座の「英会話入門」と「英会話」5月からは「やさしいビジネス英語」も
「ものは試し」とはじめました。学習していることは、4月27日のお便りにある
サノさんとほとんど同じです。英検2級暦も同じです。

語彙力もだいぶ不足していると感じ、(あちこちで定評の)DUO2.0を3月末
からやり始めました。今は付属のCDを聞いて、文の意味が60?70%分かる程度で、
一つ一つの単語の意味となるとだいぶ怪しいです。

今、私は上記ラジオ講座からの学習が主になっており、サノ様に対する松
澤さんのお返事を読んで、びっくりし、現在の学習方法にものすごく不安を
感じましたので、思い切ってメールさせていただいた次第です。(HP作成者への
メールは初めてなので、ちょっと不安だったのですが。)

状況がわかりやすい、率直な実例だと思います。
多くの方の参考になると思いますので、コメントは文中に入れました。


現在の私の悩み・迷いを以下に記します。
1.Pallot's lawをステップ1からもう一度やり直したいのですが、上記の
私が抱えた問題をクリアすべく、適切なアドバイスを頂きたいこと。

レベルによって適切な教材が変わってきます。大切なのは、第六感で
これは効果がありそうだと思える方法で行うことです。


2.選曲においては、前回と変えるべきでしょうか。(おそらく、そのほう
がいいですよね。)日本語の歌詞が入手できる曲がいいでしょうか。

曲は気軽に変えてください。
すごくやさしめの曲をえらんで、一度終了させると良いでしょう。
少し試してみて、合わないとおもったら、躊躇なしに曲をまた変えてください。
選んだら続けなければならないというルールはありません。
ひととおり易しい曲で300回できて、まだ足りないなと感じたら
そこであらためて曲を選んで、Step1を2回やると効果が確実になると
思います。早い人は、1ヶ月かからずに、Step1(300回)を終わらせています。


3.発音のマスターには、松澤さんの発音教則本だけでなく、Udaさんの教材を
併せて使用した方がよいでしょうか。その場合、「30音でもっと話せる英
会話」「30音でマスターする英会話」のどちらがよいでしょうか。あるい
は両方?教材を始める時期・期間は?

「30音でマスターする英会話」のほうが子音・母音の習得のためになる
と思います。英語の子音・母音(せいぜい40個しかない)の習得がねらい
です。余裕があれば、2つ3つ試してみて、本能的に効果がありそうなほうを
選べばいいのです。2つで補完する必要があると感じたら2つの教材を
使えばいいのです。


4.ラジオ講座の「英会話入門」「やさしいビジネス英語」もなるべく続け
ていきたいのですが、どのように利用すべきでしょうか。現在前者は「会
話文の暗記」、後者は「音読」「単語・イディオムの習得」用に使っていま
す。(と申しましても、完全実行にはほど遠いのですが…。)

自分で使い方を工夫しているようなので、結構です。
ただし、はじめのうちは、少しのものをたくさん繰り返して、脳とか口の
うごきを馴らしたほうがいいので、あまり欲張らないことをリコメンドします。
量はあとでいくらでもこなせるようになります。運動と同じで、基本動作(つ
まり子音・母音の基本的な発音方法)に集中してください。


5.文法は松澤さんお勧めの「ダカーポ 英会話 完全攻略BOOK」で、まず
超基本動詞を学習することが先決でしょうか?

文法は特に意識して学習する必要はありません。私のHPでも文法はあえて
強調していません。たくさん読めば自然に身につくので、文法だけを学習す
ることはむしろ無駄です。
文法に関しては、学習英和辞典をとにかくたくさんひいてよく読むことが
もっとも効果があります。「ダカーポ 英会話 完全攻略BOOK」も辞書
を使いこなすための補助として使うといいと思います。


6.語彙はやりかけの「DUO2.0」を続けても、松澤さんの学習法に支障はな
いでしょうか。音は聞けても単語を知らないということが多々ありますので、
語彙を増やしたいのですが...。できれば、語源から身につけたいです。
他に増やす方法としてはどんな方法が、現在の私にはいいでしょうか?

最高の方法は、自分にピッタリあった高校生、大学生用の最新の学習英和
辞典を手に入れて、引きまくることです。自分にあった辞書をつかうと、
どんな単語でも同じ単語を4回引けば覚えられます。1冊の辞書を5000回
引けば、語彙、語感がものすごくついてきます。
辞書だけをながめるのではなく、なにか英文をもとにその意味を探るため
にひきます。簡単に学力がつく方法を模索しすぎると、無駄なことばかり
していることになります。
「DUO2.0」も辞書を主の参考書にして、その補助として使うならば、お勧
めです。つまり、DUOの単語を全部辞書で引きなおすのです。
そこでひとつ確認です。
1冊の辞書を、ほんとうに5000回ひく覚悟はありますか。



5月15日 fromみずsan
松澤さん
お忙しいのにも関わらず、松澤さんはすぐにお返事を下さり、大変感激しております。
(松澤さんのお忙しさは貴HPで良く存じ上げておりますので。)しかも、見ず知らずの私のようなものの「あつかましい程の質問」に、ひとつひとつ、丁寧にご回答下さり、言いようのない喜びを感じています。

なんだか、勇気が沸いてきました。松澤さんの処方(?)通り、語学の学習を
していけば、私にも「英語をものにする」ことができそうです。私の夢も
叶うかもしれません。とにかく、自分を実験台にして、騙された?(失礼!)と思ってチャレンジしてみます。

途中で、「不安になったり」「やり方が分からなかったり」「うまくいかなか
ったり」して、これから何度も質問するかと思いますが、どうぞ宜しくご指
導お願い申し上げます。

まず、松澤さんから頂いたアドバイスに基づき、これから私が実行しようと
している事項を以下に記しますので、不適切な面などありましたら、ご指導
下さい。

1.Parrot's lawをステップ1からもう一度チャレンジするために、選曲し、
手持ちのMDに録音する。
* 選曲に関しては「お便り」のコーナーの松澤さんのご回答にもありました
ように、「翻訳のある歌詞があるもの(これに関しては私も前回苦い思い
をしましたので...。)」「1曲はすごくやさしいバラード調のもの」「理想は
男性一曲、女声一曲」がいいのですね。

2.Parrot's lawと併行して、松澤さんのアドバイス通り、まず「30音でマ
スターする英会話」で子音・母音の基礎を習得していきたいと思います。
(発音の基礎の習得にはすごく時間がかかりそうですので、Parrot's lawステ
ップ1の100回め以降は、焦らずにマイペースでいこうと思います。)

3.文法に関しては、適切なご回答を頂けましたので、不安や迷いが消えま
した。そこでParrot's Lawのステップ1・2を無事完走できたころにでも、
「DUO2.0」の単語を、英和辞典でひとつずつ引くことにもチャレンジしてい
けたらと考えております。(これをやることで、文法・語彙他、英語全体の
知識・語感が自然に身に付いたらいいなと思いますが。)

ここで質問です。
* Parrot's lawをステップ1の100回目を終了後に、歌詞の意味や単語の発音記号をつける作業があり、辞書を使用することになりますが、このときは英英辞典でなく、英和辞典で良いのですね。

現在私が所持しているのは、高校生の時に使用した旺文社のもので、もうだ
いぶ古いので買い換えようかと考えておりますが、松澤さんがご推薦する辞書はどのようなものでしょうか?
教えていただけると大変助かります。特に現在の私に合っていると思われ
るような辞書とは?(松澤さんのHPにもご推薦のものが出ていますが、数が
多いので私には迷ってしまいます。)

辞書は1995年以降に初版の出たものを買ってください。
たいした値段ではありません。2冊ぐらい買って比べてみてはいかがですか。
その場合、ビクトリー・アンカーは学習用に手に入れたほうがいいと思います。
最後のほうのページにフォニックス91があります。
これで、スペルから発音が可能になります。
Udaさんの「30音」よりも論理的にまとまっています。


もうひとつ質問です。
*辞書で引いた単語の意味は、ノートなどに一覧表にして書き留めておくべきですか?「DUO2.0」等の語彙関係のテキストには発音記号も載っており、
意味も一つだけでなくいくつか表記されておりますが。
(この悩みに関しては学生時代の頃から、ずっと持っておりました。
つまり、辞書で調べたものをどこまで書き留めておくか、等。)

書き留める方法は、「がり勉的」なのでやった気になりますが、効果はありません。
マスターの辞書を決めて、読んだ単語に、色鉛筆でうすくしるしをつける方法が効果的です。2回目に引いたことがわかります。
どうしても書き溜めたい重要な単語は、さらに濃い色のマーカーを使います。
3色ぐらい決めておけば、3回引いたことがわかります。

書き溜めたものは、辞書の情報量に比べると、10分の1以下でしょう。
そんなものをせっせと作るよりも、あーこの意味を知りたいと思ったときに辞書で引いて納得する回数を増やすことが上達のこつです。

記憶は一瞬の強い感動で刻まれます。書き写したものをいくら見ても
感動できませんよね。感動できないと、記憶できないのです。
根性で覚えようとすればすこしは覚えられますが、人生の無駄です。


4.ラジオ講座に関しましては「英会話入門」が今のところ、苦痛に感じず
楽しんで聞いております。「やさしいビジネス英語」も役立つ情報が多いので
やれるに越したことはないのですが、アドバイス頂いたように「欲張りすぎないこと」が今の私には大事かと思いますので、Parrot's lawをやっている最中は、どちらも少しお休みしようかと考えております。
(英語学習を苦痛に感じないで続けていければ幸せですよね)。

無理にしたことは、身につきません。
好きにできる方法をつねに探してください。


読書がお好きなようですね。そしたら、いままで翻訳で感動したものを英語で一冊読むと力がつきます。自分の感覚でいいと思う内容のものを選べばいいのです。
辞書は強力です。自分にあった辞書を引きまくればいいのです。
辞書を手になじませるためには、感動できそうな、面白そうな、そしてそれほど難しくないものを読んでください。


またここで、質問です。
*「英会話入門」等をもしやる場合、音読はまだやめておいた方がよいでしょうか?
いつもお手本の発音に真似して音読しているつもりですが、どうも基本ができてないので、なんか不安なのですが。基本の発音がしっかりと習得できるまでは、聞くだけにしておいたほうがいいでしょうか。ラジオ講座に限らず、他の教材も今は手をつけない方がいいですよね。

むしろ、できるだけ大きな声を出す回数で決まります。
工夫しながら音読をしてかまいません。


最後に松澤さんからのご質問に、恐縮ながら返事をさせて頂きたいと思います。
(松澤さん)
「そこでひとつ確認です。1冊の辞書を、ほんとうに5000回ひく覚悟はありますか。」

(私のコメント)
「絶対」とか「自信」「確信」と言ったら、はっきり「ある」とは申し上げられませんが、「覚悟」「チャレンジ精神」「努力」ならあるかもしれません。

私は学生時代、小学生の時から大学生まで、ずーっと所謂「ガリ勉女」でした。
物心ついたときから「自分は何事にも、人の何倍も努力しないとだめだ」と
いうことがよく分かっていましたので、暇さえあれば(まるで趣味のように)
勉強していました。

すごい。がんばらなくちゃー。で力が入っているのかもしれません。
やりたいことを、やりたいときに、やりたいだけ。がこつです。
肩の力を抜いてください。


私の英語の予習といったら、ほとんど単語を辞書で引くことで費やされていました。
なぜなら、一つの単語の意味をいくつも書いていたからです。だから、
「辞書5000回」は時間はかかるかもしれませんが、「やれるかもしれない」
「できないことはない」と思っています。(そう、信じたいです。ただ昔のように
若くはないので、集中力や体力面でどこまで持つか…。)

自分で選んだ、好きな教材が、上達のこつです。
英会話入門も、気がのらないときは、やらないほうがいいでしょう。
それよりも好きな映画の好きな場面を録音したり、すきな歌をうたいながら学習したほうが、人生がうるおって、かつ実力がつくので一石二鳥ですよね。
楽しくできる方法を工夫してください。


今になって思えば、学生時代「発音記号を書こうともしなかったこと」
「英文を声に出して読むこと(つまり音読ですね)もしなかったこと」は、悔やまれます。
と言うより、その時の私の心境としましては、発音記号がよく分からないから
(学校の授業で学んだという記憶はありません)、英文を読んでも果たして合っているのか不安で、自信がない。だから自然に読むことを避けていた感じです。
それは大学まで、いや最近までずーっとそうでした。

Parrot'sLawの101回から200回はこれがねらいです。
さらに慣れてくると、ほんとうはスペルと発音は91のルールでほとんど例外なく
発音できることがわかってきます。


結局、避けて通ったものはだめですね。いつかは習得しなければならないのですね。
本当につくづく思いました。でも、私はラッキーです。松澤さんがこのようなすばらしいHPをつくって下さり、偶然にも私は巡り会えたわけですから。

光栄です。


5月17日 fromみずsan
松澤さん

早速お返事を頂き、ありがとうございます。今回のお返事も、私の様々な質問に対し、具体的かつ実行しやすいアドバイスを下さり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
またまた「目から鱗がおちる」ことばかりです。

そうですね。私は「努力して」「やった気」になっていただけで、方法を
完全に間違えていたのですね。まさに「労多くしてなんとやら」だった。
今回松澤さんにはっきり教えて頂けただけでも、本当に良かったです。

また「記憶」が「一瞬の強い感動で刻まれる」なんて初めて知りました。
「驚き」と同時に、非常に「納得」致しました。松澤さんが「記憶」のメカニ
ズムについてまで考慮していらっしゃると分かり、ますます松澤さんの学習理
論に対する信頼感が強まりました。その効果も「確実」ですね。

つまり、人間という生き物の原理を理解し、うまく利用していくことが(英語
に限らず)学習には大事なのですね。(私の受験時代に松澤さんの理論を知っていたら、もっと受験勉強は楽だったろうに...、と悔やまれますよ)。

また、松澤さんのアドバイスの所々にうかがえる
*****
「感動できそうな」「面白そうな」「好きにできる方法を」「好きな教材を」
「好きな映画を」「好きな歌を」「楽しくできる方法を」「やりたいことを」
「やりたいときに」「やりたいだけ」「肩の力を抜いて」「人生が潤って」
*****
等のお言葉は、どれも「えーっ、これが英語学習のアドバイス?」と思われる
ものばかりです。こんなに「楽で」「楽しく」ていいのかしら?今まで私の心にあった、英語学習を「やらなくちゃ」が「やりたい」に変わりそうです。

お陰で私は、初めて英語に接した中学時代からの「長い悩み」からどうやらこれで脱出できそうです。迷い・不安がだいぶなくなりました。だから松澤さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

私のように長年、英語学習で悩んでいる人がまだまだたくさんいらっしゃると思いますので、松澤さんの理論を、これからもどんどん広めていって下さい。益々のご活躍をお祈りしています。

話は変わりますが、私が松澤さんのHPに惹かれた理由の一つとして、松澤さんの「洋書を日本語と同じ位のスピードで読んで感動したい」という点に、すごく共感が持てたからです。

先ほども申しあげたように、私の学生時代はガリ勉であると同時に、「本の虫」でもあり、どこの学校に行っても、私の大好きな場所は「図書室」というほど、小さい頃から本が大好きでした。それは今でも変わらず、週末は図書館に入り浸っています。

最近になって特に、日本の本だけでなく、洋書を翻訳本でなく原書で読みたいという気持ちになっておりました。(どうも翻訳本は苦手で、カタカナの名前が出てくるだけで、もうだめなのです。それなら日本の著者の方がいいやと、
いつも和書ばかりでした。)ちょうどその時です。松澤さんのHPに出会いましたのが...。

私も早く松澤さんのように、「洋書を原書で感動できる幸せ」を味わいたいものです。
こんな私ですが、どうぞ宜しくお願いいたします。またまた、こんなに長くなってしまいました。お忙しいのに最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
またのお返事をお待ちしております。(急ぎませんので、無理なさらないで下さいね。)

了解しました。がんばってくださいね。


5/24 from みずさん
松澤さん

「みず」です。一週間ぶりのメールになりますが、貴HPは毎日拝見して
おります。松澤さんはお忙しいのにもかかわらず、「発音教則本」の改訂
の方も着実に進められていらっしゃり、感心いたします。その「気合い」
「やる気」(?)を私も見習わなければと、日々励まされております。

さて、私の学習進捗状況ですが、Parrot's lawのステップ1、はじめの
100回の聞き流しが本日終了いたしました。21日の日曜日からスター
トし、今日は水曜日ですので、その進み具合の「すごさ」に自分でもびっ
くりしております。何しろ「好きな曲」を聞くだけでいいのですから、
もう楽しくって...。曲は

1.TO LOVE YOU MORE(セリーヌ・ディオン)
2.IF WE HOLD ON TOGETHER
(作詞・作曲:JAMES HORNER & WILL JENNINGS,
Lead & Background Vocals: JENNIFER SHERWOOD, VANNA R. KELLY)

の2曲です。「どちらも女性だが男性の曲にしようか」「もっと歌詞の少な
い易しめの曲の方がいいか」という点で選曲に迷い、他の曲も少し試みてみ
ましたが、「300回聞ける」だけの自分にとって「好きな」「聞きたい」
「マスターしたい」という点に重点を置くことにし、この2曲にしました。

*実は、セリーヌ・ディオンの曲をカラオケできれいに歌いたい、という密
かな目標があるのですよ(でもカラオケは行かないんですけどね)。

100回完走した感想は...

1.50回を越えたあたりから、曲がはじめよりだいぶ「ゆっくり」聞こえ
るようになりました。
2.ところどころ、知っている単語が聞こえるようになりました。(最初は
耳に入っていても、私にとっては雑音だったんですね。)
3.70回を越える頃に、ボーカルの子音の息づかいのようなものが、良く
聞き取れます。(まだ、30音は始めてないので、どの子音なのかはわから
ないのですが、おそらくこれは「t」とか「s」だろう、という感じです。)
4.日本人歌手に比べ、如何に「息」や「口」の使い方が、はっきり歌に出
ているかがよくわかりました。そのことによって、歌詞にすごく「深み」が
出ているように、私には感じられました。

*でもセリーヌ・ディオンはカナダ出身で、母国語はフランス語ですよね。
彼女は歌手になってから、ベルリッツに通って英語をマスターしたと、CD
付属冊子に出ていました。それにしてもきれいな発音をされています。ます
ます魅了されます。


前回Parrot's lawのステップ2で挫折しましたので、これからが私にとって
は正念場です。自分への挑戦ですね。少々心細いのですが、今回は

1.鵜田さんの「30音でマスターする英会話」も購入して、きちんと学習
する。(前回は自分流で、100回以降がおろそかのまま、200回以降に行って
いたような気がします。ちゃんと言われたとおりにやらないと...。)
2.何か分からないことや困ったことがあったら、直接松澤さんに質問できる。
(この点はすごく大きいです。鬼に金棒ですよ。)

といった点が、前回と大きく違いますので、「大丈夫。私にもできる。」と
信じて、学習を続けていこうと思います。また、貴HPのお便りの中や松澤さんのアドバイスにもありましたように、

「はじめのうちは、少しのものをたくさん繰り返して、脳とか口のうごきを
馴らしたほうがいい」「あまり欲張らない」「量はあとでいくらでもこなせ
る」「運動と同じで、基本動作(つまり子音・母音の基本的な発音方法)に
集中」

ということも念頭において、他の教材は一切お休みする事にしました。つま
り、今は「Parrot's lawの完走」と、そのための正しい発音の習得の「30
音のマスター」に集中攻撃です。自分を実験台にどこまで変化するか(もち
ろん上達!)、ちょっと楽しみでもあります。

*早く松澤さんのように「洋書にはまる」ようになりたいです。そうしたら、毎
日、いや人生がもっともっと幸せに感じられるでしょうね。

200回目以降は、これからちょこちょこ質問させていただくことがあると
思いますが、どうぞご指導宜しくお願い申し上げます。

まずは途中経過の報告ということで。お忙しいところ、失礼いたしました。


5/25 fromみずさん
松澤さん

「みず」です。
早速のお返事(松澤さんの返信メールの早さは毎度ですね)、ありがとうございます。


改めて申し上げますと、正確には私は昨日で
Parrot's lawのステップ1の「100回の聞き流し」
までが終了していること、になります。

そこで、この機会に(誠に図々しいのですが)可能であれば、私も「Parrot's lawの参加者リスト」に加えていただけますか?私の英語力ときたら、他の皆さんと違って本当に初心者同然。

加えてもらおうなんて、大きなことは言える立場ではないのですが、こんな初心者同然の再英語学習者(?)が、松澤さんのParrot's lawをどのようにして完走するか(できるかな?)、皆さんに見ていただけたらと思っています。

と言うよりは、前回の挫折を教訓に「今度こそParrot's law・ステップ1/2」を完走したいので、いい意味で「自分で自分の首を絞める」為です。つまり、みんなが見ていると思えば、途中で止められないし、毎日の学習の「やる気」を維持できると思うからです。(特に発音のトレーニングは、毎日継続がいいようなのですが、自分に言い訳をして怠けてしまいそうなので...。)

はっきり申し上げて、このような「日陰」から「日向」に出るような行動を私が起こすなんて、自分でも信じられません。でも、松澤さんのHPに出会ってから、自分の心が変わったようなのです(もちろんいい方向に)。なんか、自分を大きく変えたくて仕方ないのです。もっともっと幸せになれそう。

学習進捗状況ですが、注文しておいた
「30音でマスターする英会話」「ビクトリー・アンカー(英和辞典)」
のうちの、「30音」の方が先に昨日入荷があり、早速、昨夜から発音の学習も始めております。30音のCDはMDに録音し、今朝の通勤電車の中でも聞き始めました。辞書が入り次第、すぐに歌詞に発音記号もつけて、101回目からの段階に突入したいです。
(好きな曲なので、聞きたくて100回過ぎてからもちょこちょこ聞いていますが...。)

UDAさんのHPも併せて拝見して、発音の知識や学習法の情報を得るようにしています。

以上、またまた長くなりましたが
from みず


5/14 fromゆうさん
こんにちは。

step1の200回が終わりました。
発音もまだちゃんとできていないので、
喜んでいいのかどうか、わかりませんが(笑)。

いちおう発音練習は、CDつきということで、
UDAさんの30音のを基本にやってきたんですが、
このホームページの発音教則本をみると、かなり詳しいですね。
やっぱり、練習不足みたいです。( ̄- ̄;)
このまま次の段階に進んでいいものかな、と思っています。
もうちょっと各発音を練習してからの方が、いいですかねぇ?

200回を終えて、
「 i 」の発音は「い」とは違うなぁと思えるようになりました。
Let it be /let it bi: / を聞いているんで、「e 」と「 i 」と「 i: 」が気になりま
す。
あと、子音は本当に強く発音してるんだなー、とか。

発音以外は、学校の宿題くらいしかしていないんで、
もうちょっと勉強しないとな、って感じです。
ちなみに、大学の英語のクラスでは、
小説に関する論文(批評)と、
Pygmalion(Bernard Shaw)、
Lady Windermere's Fan(Oscar Wild)を読んでいます。
(なぜか講読の授業ばかりをとってしまいました。)
他の授業もあるし、予習も意外とたいへんです。
これを有効活用できたらいいんですが。
あと、フランス語の授業もとっています。

そういえば、この間、ドラマ「フルハウス」を見ていて思ったんですが、
大人よりも子供の方が口の動きが大きいことないですか?
今までは観察したことなかったし、よく分からないんですが。(;´▽`A``
なんとなく、そう感じただけです。

それでは、基本的な発音練習に重点をおいて、がんばります。
発音教則本の改訂、楽しみにしてます。


ゆうさん
200回目おめでとうございます。
200回やっていろいろなことに気がついたことは、今後の英語学習の上で大成功です。大きな一歩がふみだせましたね。

100回、200回、300回はあくまで目安です。
全部で400回やってもいいし、300回やったら別の曲で
もう300回やるとか、いろいろ工夫してください。

子供のほうが口を大きく動かします。
良いところに気づきましたね。
これは学習の発展途上にあるからです。
日本人の英語の発音習得も、はじめは極端に口を大きく動かすべきです。
英米人の大人は、1000万回以上子音・母音を発音してくる中で、
効率的で通じる発音を身に付けます。(要するに手抜きをしています。)

日本語と英語の発音方法はずいぶん違うのです。

「e 」と「 i 」と「 i: 」が体験できたのはすごいと思います。
Parrot'sLawが回数をたくさん要求するのも、ひとうひとつの音に
気づいて体験するために必要だからです。

またお便りください。


5/15 from サノさん
100回目の山はなんとか越えることができました。 
次の段階に入りたいのは山々ですが、現在辞書で発音記号を一個一個調べ中です。 
200回〜300回は発音記号を見ながらということですが、ある程度発音記号を覚えても、常に発音記号を視覚的に眺める必要ってありますか? 

音と記号が結びつけば良いのです。だから覚えてしまえば常に見る必要はありません。

要は、その音を聞いた瞬間に、頭に該当する発音記号が浮かべばいいってことですよね? 

まだまだ”Uda式30音”の方も進んでなくて道のりは遠いようですが、がんばります。 
なんだか時間に余裕のあった学生時代にこういった学習の仕方をしてたらなぁ〜と、つくづく思います。 

サノ 

だからメッセージを送りつづけようと思っています。
インターネットのおかげですよね。



5/15 from Kazuhoさん
松沢様

はじめまして。

いつも「英語・発音・語彙」を見て、英語学習の励みにさせていただいています。
特に「発音教則本」は発音を自分で工夫するときの正に教則本として使わせてもらっています。ですので改訂作業がんばってください(笑)。

先日私もParrot's Lawの練習をはじめましたのでリストに載せていただきたいと思います。
お手数ですが、ぜひ掲載をお願いいたします。

名前:kazuho
Step1タイトル:Bohemian Rhapsody(Queen)、If I fell(The Beatles)、
MORE THAN YOU  KNOW(Martika)
開始日・終了日:00/04/30 開始、00/05/10 200回終了


リストに登録しました。
200回までずいぶん早く行きましたね。
英語歴、効果などをお知らせください。
300回までがんばってください。


5/15
MAKOTOです。


3月から海外ドラマや洋画をほとんど見ないで、Parrot's Lawを中心に
学習してきました(みなさんよりはペースが遅いようですけど)。

休暇をとってアパートにいたら、サブリナがTVでやっているのを久しぶりに見たので、浮気して見てしまいました。英語の脳が大分出来あがったのか音が自然に入ってきて、ほとんど聞き取ることが出来ました。

未知語は大体のスペルが予測できるのですが、100%の聞き取り
が出来ている自信はありません。それと、洋画の方が周囲の雑音
が入って聞き取りが落ちる傾向にあります。

まだまだ洋画100%への道のりは長いです。

先日カラオケに行ったときにビートルズを歌ってみました。練習は
していなかったのに、うまく歌えるようになってきました。Parrot's
Lawは歌の上達にも役立つようです。洋画100%よりも歌手デビュー
の方が先になるかもしれません(笑)。

これからも洋画100%目指して頑張りますので、宜しくご指導お願い
します。


MAKOTOさん、

前進しているてごたえが感じられて何よりです。
Parrot'sLawでは浮気をするなという印象が強いですか。
本当は、平行して何を見ても、聞いても良いのですが。
そこのかげんの表現が難しいですね。

海外ドラマや、洋画をたくさん見て、とくに感動したところとか、
いいなーとおもったところを録音して、ミニParrot'sLawに使うと
さらに効果的です。

私も、レンタルビデオの好きな場面はチェックして録音し、
カーステレオで聞いています。
自分の感性にあったせりふは何回聞いても、人生の潤滑材になりますよね。

5/19 from T.TBOYさん
はじめまして。T.TBOYという者です。 いつも楽しくHPを拝見しております。
Parrot's Lawに参加したいのですが。 

登録名:T.TBOY 

曲名:1曲目 AS Long As You Love Me(backstreet boys) 
2曲目 Sometimes(Britney Spears) 

開始日:5/14 

今は、1曲目は100回が終わり、2曲目を聞いています。質問があるのですが、発音記号をつけるときに、辞書をひくと、同じ単語に何種類も発音記号が載っているのですがどうすればよいのでしょうか。例えば to は僕の辞書だと6種類あります。
お願いします。 

歌手の声を聞いて、どれを発音しているのかわかれば、それだけを書けば良いと思います。わからなければみんな書いておいてください。
いつかはわかるようになります。
toの場合は後ろに来る単語により細かく発音の違いを書いてある辞書があります。
発音教則本をマスターすればわかるようになると思います。


5/21
 はじめまして。構羅と申します。

 20年以上も技術系の翻訳をやっています。分野は特許で
会社に勤めています。

 大学は、化学系であり、学生時代はほとんど勉強もせず、
英語に関しては、独力で勉強し、かなり苦労しました。
今では、5分位で書けるコレポンも、当初は1週間かかって
も満足な文章を書けませんでした。日本にいて、英語を作る
というのは、結局、頭の中で作り上げる他なく、何が自然であるのか
を理解するのは困難なことです。私は、例えば、「英語の言い方の
間違い探し」のような本を何冊も読むことにより、私の英語表現を
出来るだけ、「かくあろう」つまり「ネイチブならこう言うであろう」表現
に、あらん限り近づけることにより、学びました。しかし、今でも英文を
作った後で、果たして、これが自然な英語表現であるのかと考えると、
非常なる不安を覚えます。

うーん、同感です。日本語と英語の違いからつねに付きまとう感覚です
よね。結局、英語を日本語と同じ感覚で使いこなすようになるまでは
迷いますよね。


 結局、いかにして最適の順列組合わせ、つまり、主語と動詞と目的語と
前置詞等を選んで行くのかに尽きるのではないかと考えるようになりました。
慣れてくると、英和の翻訳よりも、和英の翻訳の方が、容易になります。

すばらしいですね。慣れてくると和英のほうが楽です。自分で書く場合は
いいのですが、仕事柄アメリカとのコミュニケーションを毎日して
いるので、他人の資料(日本側の)を使う必要がしょっちゅうあります。
他の人の書いた日本語を訳すのは、何を言いたいのか明確でないので、(特に目的語とか、主語とか、結論とか。)苦痛です。
それでも、英和の方がもっと苦痛です。

本当は、主語+動詞+目的語+前置詞+名詞の英語のほうが短い文章で表現力があるのかもしれません。
日本語は漢字と言うパワフルな表音文字を持っているにもかかわらずです。


 英語の場合には、いかにして自分の言いたいことを言うのかを目的と
していますが、日本語は必ずしもそうではないと思います。日本語では、
動詞が一番最後にくることがそのことを物語っています。言葉の背後には
文化、思想の違いがあり、そのことが英語を学び得た喜びです。

 今は、インターネットでアメリカの判例等を入手して読んでいます。そこに、
アメリカという社会の思想を感じています。

英語も人によると思います。
温厚な人格の人が論理的な英語を使うと、ああ、人生っていいなー。
と思います。
攻撃的な人が、英語を武器にして交渉してくると、あるいは「自分は
正しい、お前は間違っている。」という態度の人の英語に接すると
悲しくなります。

また感想なり、なんなりとお便りください。


5/24 from SNEAKERさん
はじめまして松澤(松沢、どちらが正しいのでしょうか)さん。

昔は松沢を使っていましたが、PCで簡単に松澤が出てくるので、最近は松澤を使っています。(戸籍は松澤です。父の代は松沢は市役所で受け付けてもらえませんでした。)

私は映画を字幕無しで楽しみたいと以前から思っており、英語の勉強に関するHPを色々見ているうちに松澤さんのHPにたどり着きました。
他のHPとは違い何か引きつけられるものがありのめり込んでおります。こんな私でも出来るんではないかと思ってしまう文章と所々に登場する読者(もうひとり)の声(文)でしょうか。

私の英語歴は中学、高校、大学(理系だったので2年間だけ)です。他に英語の勉強はしておらず、英語の成績は中ぐらいだったでしょうか、どちらかというと出来の悪い生徒だったかもしれません。

HPの内容は全て目を通し、発音の大切さを知り、Parrot's Law を実践しております。現在150回ほど聞きました。あとUDA式の30音も並行して進めています。時々頭の中で母音や子音が鳴っています。

おたよりのコーナーを読んでいると私のような英会話初心者がこの様なメールを出してよいものか悩みましたが、思い切ってメールを出すことにしました。

ありがとうございます。Udaさんも言っていますが、はじめは上級の人からの反応しかありませんでした。でも、人口の圧倒的多数は初級の人々ですよね。

実は英語の勉強方法に関して悩んでいます。
最初にも書きましたが、私の目標は映画を字幕無しで楽しむことです。それで、Listeningのページを読みParrot's Lawを実践しています。今は時々歌詞が頭の中を横切っていきます。

Parrot's Lawの次は多読というようなことが書いてありましたので、次はReadingかなと考えていますが、問題は訳せないと言うことです。(訳す必要はないといわれるかもしれません。言い方を換えれば、単語を調べただけでは文の意味が分からないのです。結局同じか・・・。)

Parrot's Lawで選んだ曲も、それぞれの単語の意味は辞書を引けば分かりますが、訳せない文が多々あるのです。SVOなどのような単純な文章はわかりますが、ちょっと複雑になると全然訳せなくなるのです。曲だけに限らずちょっとした英文もそうなのです。

私のWritingの章は非常に貧弱です。実は頭には書くことがたくさんあるのですが。
まだ手が回らないのが現状です。
実は英文法はコツをつかめば非常に単純です。
英語の発音のこつは子音です。英文法のこつは「動詞」です。
その次が、前置詞です。
「英文法詳解」では、動詞に関するところを徹底的に拾い読みしてください。
全部を読みとうすのはプレッシャーがあると思います。動詞以外のところは、あまり気にしなくてもいいと思います。
動詞に関するところとは、文型SVO、不定詞、動名詞、受動態です。


それで、英文法詳解という本を購入しましたが、まだ、手はつけていません。

こんな私がReading(ペーパーバック)を読み始めても、力は付くでしょうか。英語とその和訳が載っていれば、わからない箇所はこの様な意味なのかということがわかりますが、ペーパーバックのように和訳がなければ、わからない箇所はただの単語の羅列になり、意味が分からないままとなってしまいそうです。

初めてのメールでこの様な内容で申し訳ありませんが、こんな私によい勉強方法があれば教えていただけないでしょうか。

発音教則本が完成するのを楽しみにしております。

じつは、「英文法詳解」よりも辞書のほうが10倍良い参考書です。内容が10倍整理されています。
まず自分にあった辞書を選んでください。学習用の高校生用のものを選ぶといいと思います。

「英文法詳解」に20時間かけるよりも、ペーパーバック(易しいと思われるものを選んでください。ぷらむさんのHPに選び方が書いてあり、参考になります。)
を、意味がわからなくてもかまわないので、わからない単語を徹底的に辞書で引いてください。目安としては、5000回です。

5000回ひくとどうなるか?
1) 辞書が完全に手になじみます。
2) 150ページくらいのペーパーバックならば2冊ひきまくると5000回になるでしょう。
単語を少なくても1500以上覚えます。マーカーなどをしてもいいですね。
3) 前置詞句がわかるようになります。(辞書でつどチェックすれば。)
4) 辞書の例文から、文の意味がわかります。類推できます。
5) 文法もわかるようになります。文法は要するに、単語の並べ方のルールです。
6) たくさんひくことにより、辞書が強力な文法書に変身します。
(「英文法詳解」などの参考書は、メインに決めた辞書を強力な文法書にするための補助です。辞書が主の参考書で、参考書は辞書に対する、解説書と考えて使うとめきめき上達します。
7) 最後に残るのは辞書です。そのときあなたの英語力はものすごく上達しています。


語学は慣れの要素が強いのです。ただ慣れろというのは、わかりにくいし、無責任ですよね。
すこしやってみて、またメイルをください。


>発音教則本が完成するのを楽しみにしております。

ありがとうございます。
時間が無いので、進みは遅いのですが、なんとかしたいと思います。

>

5/25 SNEAKER-san

早速のレスありがとうございます。
こんなに早くお返事がもらえるとは思っていなかったので少しびっくりしていま
す。

>「英文法詳解」では、動詞に関するところを徹底的に拾い読みしてください。
>それ以外のところは、あまり気にする必要はありません。
>動詞に関するところとは、文型SVO、不定詞、動名詞、受動態です。
1,2ヶ月で急に英語が分かるようになるとは思っていませんので、少しずつ勉強していこうと思います。

>じつは、「英文法詳解」よりも辞書のほうが10倍良い参考書です。内容が10倍整理されています。
HPを参考にさせてもらって、もうすでにVictory Anchor英和を購入してしまいました。(Active GENIUS英和と交互ににらめっこをして結局Victory Anchor英和に決めました。)

今までは英和中辞典(研究社)を使用していましたが、Victory Anchorは確かに使いやすい感じがします。

>7) 最後に残るのは辞書です。そのときあなたの英語力はものすごく上達しています

英語力が上達した自分をイメージして毎日コツコツとやっていきたいと思います。
継続は力だと自分に言い聞かせながら。

>すこしやってみて、またメイルをください。
Parrot's Lawが終了したときの感想や今回の勉強方法などで感じたことがあったらまたメイルを出したいと思います。

松澤さんのHPはバナー広告などが無いのと、チカチカと点滅する文字(確かに目立ちますが落ち着いてみるHPだと気になります。)が無いのと、階層が深すぎないので読みやすいのかなと感じています。

本当にありがとうございます。

'00.05.25 (木)

5/26
「みず」です。


*発音の習得は「こつ」をつかむまでは、時間がかかりそうですね。
毎日のトレーニングが大事みたいですが(学生時代の部活動の練習を
思い出しましょう)。また、適宜進捗状況をご報告いたします。