5/31 from SEKI-san
初めまして、SEKIと申します。
雑誌「net brain」でこのサイトを知りました。
この度、Parrot's Law に挑戦したいと思いメールいたしました。
次の2曲を選択し、すでに今、BGMに流しています。
「Your Song(Elton John)」
「Love Takes Time(Mariar Carey)」
英語は大学の時から、身につけたい(特にヒアリング)と思い、市販の教材
(「これで英語がききとれる」みたいな市販の本でした。)
やヒアリングマラソンにも挑戦しましたが、いずれも長続きしませんでした。
つい、私も先日ホームページを作成し、その中で
http://www.geocities.co.jp/Bookend/4515/
英語の鍛錬を公約に掲げ、TOEICも受験しましたが、勉強法も固まらない
状態での受験はやはり、無謀で、あらたに勉強法を模索していたところ
今回、Parrot's Law に出会いその手軽さからぜひ、集中的に英語を勉強
しなおそうと決意しました。今回は途中で投げ出さないように登録をお願い
しました。今後もよろしくお願いいたします。
6/3
Seki-san,
Thank you for your email.
I'm now in England and cannot update my home page.
I'll return to Japan in two weeks.
Then I`d like to list your songs to the Parrot'sLaw membership list.
With Best Regards
Kiyoshi Matsuzawa
6/1 from Kikumasa-san
松澤喜好様
昨日(5月31日)最初のステップ(曲)の300回を終わりました。
はじめてからちょうど2カ月でした。
'Bring it on home to me' の方は、わかりやすかったのですが、
'The One' はちょっとてこずりました。
でも、違ったタイプのものを選んで正解だったと思っています。
どちらかというと、てこずった分だけ'The One' の方が頭に染みついています。
次のステップに入る前に、簡単なカラオケを作って自分の歌を録音してみようかと思っております。
ちょっと歌手の気分になって楽しんでしまおうという魂胆です。
Glad to hear that you finished 300 times.
----次のステップについて----
カラオケ作りや録音などをしている間に、つぎの資料を探そうと思っています。
はじめるのは6月半ば頃になりましょうか。
最初のうちはビデオを見ながらという方法を取りたいと思っていますが、
いかがでしょうか。
ちょっと制約されますが‥‥
というのは、音楽を聴きながら状況を想像しようとしているときに気付いたのですが、音(言葉)だけから視覚的な脳の作業(イメージ)をするのは、高度なことだなと思ったのです。(英語ではまだ赤ん坊のような状態の私にとっては‥‥)
むしろこの段階では、聴覚からのデータを脳の内部で視覚領域に持っていき描画するという作業(イメージ)をするよりは、視覚と聴覚を両方とも外部から受けたほうがいいような気がするのです。イメージするというよりは「見て」しまうわけです。
見て聴いて話す---視覚、聴覚、発語運動をできるだけ初歩的にしてやろうと考えているのですが。
Yes I agree 100%.
It is much more effective to learn if you can break down into many steps.
Since you mastered music, you can make your own English learning program.
The biggest problem of the Japanese students is that they cannot make their
own study program.
They always ask for a ready made learning program.
(The best program differs person to person.
I'm answering a lot of questions like "What is the best way to learn
pronunciation."You should think and ask your own brain." is the answer.
However, if I say so, people think I'm not a kind person.)
----辞書について----
先日の5000回ひく、というお便りコーナーを拝見いたしました。
まめにひこうとこころがけています。
昔の辞書しか知らなかった私は、こんなに良くなっているとは驚きでした。
至れり尽くせり。
とくに例文を読む癖がついてきています。
単に意味を覚えるよりわかる気がするので‥‥
Yes, very much so..
I told my friend a couple of years ago that you should read a whole dictionary
(for high school students) at least once.
I got an "Hinshuku" from my friend about reading a dictionary,
it is too much, he said.
語源についてはまだあまり考えずにやっています。まだ語彙が少ないので
参考程度に眺めるぐらいです。
I think you can wait to start learning Gogen until when you learned about
5000 words.
次の題材が決まりましたらまたお便りいたします。
いつも励ましありがとうございます。
6/6
Hello Kikumasa-san,
I'm now writing this email using a PC in a University in England.
I can read your Japanese here, but cannot write in Japanese.
I wrote some comment above.
6/2 from 和田さん
突然のメール失礼いたします.
私は,長野県で合唱指揮をしています和田といいます.
「英語・発音・語彙」のサイトを拝見させていただき,
英語の発音に限らず,日本人が外国語を学ぶ際に
知っておいた方がいいこと,気をつけなければいけないこと等が,
わかりやすく解説されていて,我が意を得たりと思いました.
合唱では,英語に限らずドイツ語・イタリア語・フランス語等
いろいろな国の言葉を扱います.
しかしどこの国の言葉も合唱をする日本人にとっては発音が難しく,
どうしてもカタカナをふってしまう人が多いのが実情です.
しかしそれではその歌の表現が死んでしまいます.
子音が強力な英語と母音が強力な日本語など,
こういうことがわかってくると外国語の曲を歌う時に
カタカナで置き換えて発音してよしとする気持ちがなくなり,
正しい発音を心がけようという気持ちも育ってくるように思いました.
そこで,ぜひ合唱団の人たちにも読んでもらいたいと考え,
私のサイトからリンクをはらせていただきました.
6月13日までイギリスにいらっしゃる,ということですので
かってながらリンクさせていただきました.
事後承諾になってしまい申し訳ありませんが,
よろしくお願いいたします.
もし不都合でしたら,ご連絡お願いいたします.
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
R&M合唱音楽研究所
http://www2.odn.ne.jp/row/
和田
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
6/6
Wada-san,
Thank you for your email.
My home page is link free,
Your link is very much welcome to me.
Please say hello to your group members.
I can read Japanese but cannot write Japanese using a PC in a University in
England.
I agree that it is very good idea to let people understand
the difference of the pronunciation for singing.
Good luck.
If you find any interesting reactions from your members,
please let me know.
6/5 from AliceTK-san
件名 : 200回終了しました
松澤様、おひさしぶりです。
昨日(6月4日)、ステップ1の200回目が終わりました。
発音記号の記述は、一太郎で簡単に入力できることがわかったので、快適に入力することができました。
100回聴くあいだ、ずっと発音記号をにらんでいたわけではないんです。
運転中にも聴きますので、そのときは発音記号を思い浮かべながら聴いていました。
後半になりますと、一緒に歌いたくなってうずうずしました。
気分のいいときは人が聞いていないのをいいことに歌いまくってました(笑)。
今日からラスト100回です。
また、経過を報告しますね。
ではまた。
AliceTK
http://www1.harenet.ne.jp/~dea7423/
6/9
AliceTK-san,
Thank you for your email.
I'll update my home page when I return to Japan.
I'm writing this email at a University in England.
Please let me know what change did you feel in your English
when you reach your 300th.
Best Regards
K.Matsuzawa
6/9 from TakashiS-san
matsuzawaさんのページはudaさんの30音から今年の1月にき
て、早速Parrot't Lowをはじめましたが挫折、5月の下旬から再ス
タートして今回は無事終了しそうです。最初に始めた時に選んだ曲は1曲7分
強もあったことが失敗の原因と思って今回は、短い曲を4曲選びました。
Lucifer Sam(PINK FLOYD)
1984(DAVID BOWIE)
I'm Sticking With You
After Hours (VELVET UNDERGROUND)
上2曲が男性ボーカルで下2曲が女性ボーカルで合計10分弱
step2に聴くのは、English Journal誌7月号のDete
line USAのe-commerceに決めました。6月12日から初めます。
発音は、30音の本、videoや、Parrot't Lowのおかげであまり
心配していません。僕がもっとも心配なものが、リーディングです。聞こえる
けど解らないという状況から脱出するためリーディングに力をいれているのですが、最近疑問になってることがあります。それは、日本語の能力と英語の能力は関係があるのか、ということです。日本語を読むのが遅く、理解力も低いのに英語の文章を速読できるのか、つまり日本語を英語が超えられるのか、ということです。どんなに第二言語を勉強しても母国語を超える事はできない、といった文をよく目にします。matsuzawaさんは、日本語と同じスピードで英語を読まれるそうですが、やはりmatsuzawaさんでも日本語
を読むスピードよりも英語を読むスピードのほうが速い、なんてことはないん
ですか?
僕は、大学受験の時など現代国語で足を引っ張ってきたので、日本語が得意とはいえません。それで、このことが頭の隅にひっかかっていました。
matsuzawaさんの意見を是非聞かせて下さい。
(以下のコメントは帰国後に再度書いたものです。)
日本語をあまり意識する必要は無いと思います。
それよりもロジカルに思考することが大切です。
英語も訓練により日本語と同じスピードで読むことが出来ます。
日本語の漢字の表現力は強力なので、日本語のほうが理解に至る速度が英語よりも何倍か速いようです。(日本語と英語を同じスピードで読めたとしても。)
日本語の能力にコンプレックスを感じる必要は全然ありません。
日本人なら誰でも10万以上の単語を知っています。
英語の単語を10万語知るようになるためには、相当の努力が要ることは解かりますよね。
人間の能力は無限の可能性があるので、ものすごい意思でがんばり通せば、日本に住んでいる日本人でも、英語の能力を日本語の能力以上に鍛えることは出きると思います。ただし、全生活を注ぎ込んで、数年かかると思いますが。
(仕事、家族など全てを遮断して、24時間の全生活を注ぎ込んだ場合)
ヴィクトリー アンカー丸暗記も今実行中です。夏休み中には終わらせたいと
おもっています。
6/9
Takashi-san,
I'm now in a computer room of a University in England..
I wrote my comment in your text above.
I can read Japanese but I cannot write Japanese from this computer.
6/12 from TakashiS-san
わざわざイギリスからの返事ありがとうございました。matsuzawaさ
んは、海外に住んだほうが英語習得に早いとお考えですか?僕は、来年大学を卒業した後すぐアメリカへ行くか、1年間日本で英語を勉強した後に行くか、悩んでいます。
最近までは、すぐ行こうと考えてましたが、英語力をある程度つけ
て行く方がいい、といった内容の本を読んで今の僕のレベルでは日本でもう少し勉強していった方がいいのでは、と思ったのです。(TOEIC600ぐらい)
よろしければ、matsuzawaさんのご意見をきかせてください。
最善の方法は、生活のPriorityをしぼることです。
余計なお世話でしょうが、@アメリカに何をしに行くか、
Aそのための準備に現在の自分の生活をかけられるか
(あそび、バイトなどよりもPriorityをあげること、できればほぼ完全にあそび、バイトを遮断する。)
B集中すれば半年でTOEICのスコアを200点くらい上げることが可能。
C発音をマスターし、語彙をある程度つけてからてアメリカに行ったほうが、学習効率が10倍違う。
今年中にTOEIC700、TOEFL550を超すことが目標です。留学後
はアメリカで働く予定です。
これからも、英語習得にとても役に立つ情報をお願いします。
6/13 from SEKI-san
件名 : Re: Parrot's Law 参加させてください
お忙しい中、お返事ありがとうございました。
先日、Parrot's Lawに参加させていただきましたが
本日やっと100回に到達しました。今、歌詞に発音記号を
つけているところです。最近Yahooのデイリーミニテストを
日課にしていまうが、ちょっと、聞き取りやすくなったかな
と思いました。あと、100回、200回と参加されているみなさん
に負けないように頑張ります。それでは失礼します。
6/16 from ぴいすけさん
MATSUZAWAさん、ごぶさたしております、ぴいすけです。
はい、おたよりとても嬉しいです。
Parrot’s Lawを続けていますので、まずは、そのご報告を。
1.クリントン大統領とジムレーラーのインタビュー
2.Nature誌ティム・リンカン氏のインタビュー
3.ジョン・マッケンローのインタビュー
Parrot'sLawのこつがわかったら、一回限りでなくて、ぴーすけさんのように、都度題材を変えて繰り返すと効果的です。模範的な学習をしていますね。
このあいだ、どういうわけか「イギリス英語の発音ですね」と言われて、
思い当たるフシがないので考えこんでしまいました。
発音の練習をしてから、できるだけていねいに発音しようとしているので
そうなっているのか、 はたまた上の2.の影響なのか?原因は不明です。
イギリスとかアメリカに行ったときにニュースなどでどこがちがうのか
確認するのですが、アメリカ英語との違いは大きく2つあるようです。
@アメリカ式の発音では、スペルのRをぜんぶ発音する。イギリス式では、Bird Early Heardなどの母音+RのRはことごとく発音しない。
Aイギリス式発音の母音は、のどのひびきが少ない、口の開き方(あごの下げ方が少ない。イギリス人は、アメリカ人ののどを響かせる母音の発音を「きたない音」と感じているようです。
イギリス英語ですねと言った人がイギリス人か、アメリカ人かで感じ方が違います。
私の場合は、イギリスにいると「お前はアメリカに住んでいたか」と言われます。
アメリカにいると「イギリスから来たのか」と言われます。
使い分けるためにはまだまだ体育系の練習が必要なようです。
最近は、かなりリスニングもラクになってきましたが、いかんせん、話題になっていることについての知識が足りない、語彙が足りない、という問題がありますので(たとえば「ジムレーラーアワー」は知識不足でわからないことが多いです。
わかったとしても、ぼーんやりしています)、これは友人の助言ではじめたのですが、一週間に1つテーマを絞って、ひたすらリーディングをすることにしました。
どこまでできるかわかりませんが、今までの人生では「がんがん読んだ」という経験がありません(もちろん「がんがん聞いた」という経験もありませんが)ので、ここはやはり、MATSUZAWAさんにもすすめられたように、ひとつリーディングに取り組まねば、と決意したしだいです。
そういえば、、、おすすめいただいた「モリー先生との火曜日」を読み始めました。
こういうハナシは大好きです。
またHPの読書のページを見て、いろいろと参考にさせていただきます。
それではまたお便りします。
渡英のお疲れでませんように、お体にお気をつけ下さい。
知識不足でわからない状態は、分野により程度が異なりますが、最後まで残る課題です。全部をまんべんなく理解するのは、大変です。即効薬はありません。
生涯学習と気長に考えたほうがいいと思います。
「こういうハナシは大好きです。 」というものを量をこなすことが近道だと思います。
「がんがん読んだ」では、疲れて続かなくなるかもしれませんよ。
「やることがあるのでやめなければ。」と思いながらもつい先を読んでしまう。
という読書方法が理想です。
「えーい、あしたの仕事はどうなってもいいやー。徹夜してでも読んでしまえ。」
をやることがあります。そういう本にめぐり合えると本当に充実感を味わえますよね。
6/16 from みずさん
松澤さん
「みず」です。イギリスへのご出張、お疲れさまでした。
お忙しい中、どんな隙間の時間も見つけて、ペーパーバックを読もうとされる
松澤さんのお姿が目に浮かんでくるようです。鞄の中にいつもペーパーバックを詰め込んで...。かっこいいですねぇ。
私も早くそうなりたいです。私の鞄の中と言えば、Parrot's Lawステップ1用
の「曲を録音したMD」と「発音記号をつけた歌詞カード」が、最近では常に入
っている状況です。つくづくMDを購入して良かったと思っています。小さくて
軽いので持ち歩く気になります。少々勇気のいる買い物ではありましたが...。
いつも持ち歩いているため、「手作りの歌詞カード」はぼろぼろになってきました。ぼろぼろになった分だけ、発音の方も身に付いてくれていると嬉しいのですが...。果たしてどうでしょうか。見かけ倒しにはもうなりたくないですね。
MDはすばらしいですよね。MP3に飛びつきましたが、音が良くないのと、電池の持続時間が短いので今はMDを持ち歩いています。
自分で作った教材がぼろぼろになるのは達成感があっていいですよね。
私も見る意欲がわくように、PCで打ちこんで、持ち歩きやすい大きさに
Printして使っています。紙もなるべく厚くて上質のものを使っています。
ところで、私の学習の進捗状況ですが、本日Parrot's Lawステップ1の200
回が終了致しました。「一個一個の発音記号と照らし合わせながら、きちんと聞いた回数」のみをカウントしての200回ですので、実際はこれより100回以上多く聞いていると思います。(歌詞カードの余白に、一回聞いた毎に101,102...200と回数を記入していきました。)
途中、体調を崩したり、忙しかったりで、進行が遅れた時期もありましたが、無事
200回を終了することができて、何か感慨深いものがあります。「ただ好きな曲を歌詞(発音記号)を見ながらきくだけ」なので、端から見たら「たいしたことないじゃん」と言われそうですが...。
前回、私はこの段階で挫折しましたので、特に「慎重に」「方法を模索しながら」
「自分なりにやりやすいよう工夫しながら」学習を進めました。この101回〜
200回の学習課程の中で、私なりに「感じた」「気づいた」点がいくつかありま
すので、参考までに以下に記します。
尚、この段階のスタートと同時に、鵜田様の「30音でマスターする英会話」の
テキストとCDを使って、発音の学習も併行しました。やったのは、第2章のSTAGE1だけです。その部分だけを繰り返しました。(実際、正しくマスターしているかは、怪しいですが。)
1.歌詞の各単語に、一個一個発音記号を付ける作業は、結構大変でした。前回はCD付属の歌詞カードをコピーした用紙に、発音記号を付記して失敗しましたので、今回はこの方法も変えました。
具体的には、パソコンのワープロで「歌詞を大きく」入力し、行間を広く取って、「発音記号も大きく」書けるようにしました。したがって、一曲の歌詞だけで、A4の用紙が3枚にも渡ってしまいましたが、後の、発音記号を付記するときや、「聞こえてくる子音・母音」と「発音記号」を結びつけるときに、前回よりとても「やりやすい」と感じました。見やすいのが一番やる気になります。
私が実施したときも、4行おきぐらいを使ったので、3枚から4枚になりました。
見やすいのが、やるきになるし、やるきになるものが記憶に残りやすいと感じていますので、ここには手間を惜しまないことです。
2.歌詞カードの発音記号を見ながら「初めて」曲を聴いたとき、歌手はきちんと「発音記号通りに歌っている」ことに、気づきました。(当たり前と言えば、当たり前なのですが...。)例えるなら「読めない漢字」に「ふりがな」がつけられた時の気持ちと似ています。
それまで、自分が英語が聞き取れないのは(歌の場合は「特に」)、歌手が単語をとばして歌っているんじゃないか、とずーっと思っていました。それが、今回のParrot's Lawステップ1で、明らかに自分が間違った見解を持っていることが判明しました。
発音記号と照らし合わせて聞けば、本当にちゃんと歌手は全ての音を発音して歌っています。じゃ、なぜ今まで自分は聞き取れなかったのか。
・・・それが少しですが、自分なりに分かりました。
たとえば、長い単語などは、歌では半分に切れて(息継ぎなど)、その単語の後半部分と、次の単語がリエゾンして歌われています。すると私には「???」の単語に聞こえてしまっていたようです。
あるいは、日本語と違って、英語は一つ一つの音の強弱が激しいので、弱い音などは耳に入ってはいても、頭でキャッチしていないようでした。・・・等、いろいろ自分が聞こえなかった原因・発見がありました。
すばらしいですね。
@自分で気がつく。A自分で工夫する。の2つがParrot'sLawの歌で300回、
せりふで100回繰り返すことのねらいです。みずさんのやりかたは英国人的な
表現をすると
Absolutely Wonderful!!!
3.「好きな」「聞きたい」曲を選んで本当に良かった、ということです。
いくら好きな曲でも、150回あたりから、「またー」という気持ちになって、あま
り聞くのに気乗りしない時期があったのです。私の場合、体調がすぐれなかったせいもあるかと思いますが、それでもこれから私が行う201回〜300回の段階を考えてみても、やはり「できるだけ好きな」「歌いたい」等、何か先に目標や動機のある曲がいいに越したことはないと思います。
私も選曲でずいぶん悩みました。前回の失敗の原因の一つに「選曲」の問題もありましたので、ここでも慎重でした。実は、選曲決定ぎりぎり間際に、もっと「フレーズの短い」「同じフレーズを繰り返す」ような曲にしようかと思ったのです。その方が発音記号を付ける作業も楽ですし、実際まねて歌うときも簡単かな、・・・と。
結果として、私はそうしなくて良かったのです。少々自分が聞くには難しい、まねて歌うなんてそれこそもっと難しい曲ではありましたが、今の時点では、自分の選曲に間違いはなかったと思っています。何しろ、恥ずかしながら「そっくりに歌いたい」という目標があるのですから。
4.160回〜170回の頃、電車の中で曲を聴いていたのですが、雑音で音が途切れ途切れになり、ほとんど曲を聴いているという状態ではありませんでした。しかし、そこで又、発見がありました。
雑音で聞こえてくる音は途切れ途切れなのに、頭の中ではちゃんと「いつもの曲」が響いているのです。これが松澤さんのおっしゃった「頭の中で音が響く」という状況なのか、とちょっと嬉しくなりました。そりゃ、150回以上も同じ曲ばかり聴いていれば当たり前かもしれませんが...。これ以降は、曲の歌詞ほとんどが、「音は聞こえなくても頭に響く」ようになっています。(たぶん...。)
しかし、まだ一個一個の「発音記号」と「聞こえてくる母音・子音」とが、一致して結びついてはいないので、その後200回まで、ずっと発音記号を見ながら曲を聴くようにしました。ただ、だんだん曲に慣れてくると、意識して発音記号を見るように努めて聞かないと、つい「聞き流し」て聞いてしまうんですよね。そこが、ちょっと自分との戦い(大袈裟?)だったでしょうか。
スペルを見たときにいつでもその「音が頭の中で響く」ようになれば卒業です。
@発音記号は、どの単語でも発音記号を見れば「音が頭の中で(勝手に)響く」ようになるために必要です。
A最終的には、スペルを見ただけで、「音が頭の中で(勝手に)響く」状態に持っていきます。歌の中に出てきた単語はこの状態になると思います。
日常たくさん目にする、the a at have I Youなどの音が頭で響くようになります。
どんな歌を選んでもいい根拠は、どの歌にも日常たくさん目にする基本単語がたくさんあるからです。
音がどこで切れていたり、つながったり、全部の音が発音されていることに気づくなど、相当ヒヤリングの力がついているようです。
自分の口がそのように動くように練習してください。
自分の口を動かすという体育系の訓練により、ヒヤリングの分解能が
数倍に高められます。
5.180回を過ぎた頃から、一緒に歌いたくて歌いたくて、口がうずうずしてきました。30音の併行学習のお陰もあって、勝手に口がこんな感じかなと、無意識の内に真似を始めました。...が、それを押し殺して、聞くことに専念するよう努めました。
以上が、ざっとした感想です。すみません。また、こんなに長くなってしまいました。
もし、これを恥ずかしながら貴HPの「お便り」の欄に掲載されるなら、もっと簡潔に短くして下さい。これでは読者が読むのに嫌気がさしてしまいます。貴HPの読者が離れていってしまっては、申し訳がたちませんので。
その他細かいことなど、学習上気づいたことはまだまだたくさんあります。ご要望がありましたら、また思い出したときにご報告いたします。
学習上のものすごいヒントがあります。ぜひぜひ書いてください。
ところで、現段階での私からの質問です。
1.200回を終えて、今曲を聴いて頭に浮かぶのは「単語でなくて、発音記号」なのですが、それでいいのでしょうか?また、まだ完全に全ての音と発音記号が結びついてはいませんが、次の段階に入っても大丈夫でしょうか?
次の段階に行ってください。次の段階をすることにより、現在の段階の能力にさらにみがきがかかります。
単語でなくて発音記号が頭に浮かぶ状態で続けてOKです。発音記号と音を結びつけることが、未知の単語を辞書で引いた時に発音するための必須条件です。
2.基本動詞の活用形の習得に、歌詞の中で使われている動詞の英和辞典の該当ページを読むことにしようかと考えています。私は英語再学習者で、ほとんど初級者と同じです。
松澤さんのHPの基本動詞のページを活用するにはまだ至っていないようですので。辞書を読む際の「注意事項」などありましたら、併せてご指導下さい。
私のHPの基本動詞はあくまでも基本動詞の重要性を理解してもらうことが
第一の目的です。知識の整理と割り切ったほうがいいでしょう。
ご自分で英和辞典の該当ページを読んだほうが効果があります。
辞書をひくこつですが、
辞書を引いた単語のところにある記述は全部読んでその単語に最も近い意味をさがして(例文も含めて読んで)納得(できれば感動)できれば
記憶に残りやすくなります。
3.201回〜300回の段階を実行するにあたり、気を付けるべき事項などありましたら、ご指導下さい。たどたどしくても、一緒に口ずさめれば、一回と数えていいのか、等。
口を動かすことは体育系の訓練です。できるだけ大きな声で、息をたくさん使ってください。体育系の訓練をしつこくすることにより、ヒアリングの解像度がどんどんあがってきます。口を動かすことにより、ヒアリングで話者の口の動き舌を使う様子、息使いが感じられるようになります。
そうなった状態をイメージしながら発音練習をしてください。
*松澤さんに勧められた「ヴィクトリーアンカー英和辞典」は本当にすばらしいですね。
「辞書って、こんなに楽しかったっけ。」と思いました。これなら「辞書を読む」こともできるかもしれません。
またまた、こんなに長くなってしまい、重ねて申し訳ございません。最後まで読んでいただきまして有り難うございました。今後とも、良きご指導をお願いいたします。
from みず
みずさんのお便りは、私が気づかないような学習上のヒントがたくさんあって、多くの人に参考になるものです。これからもお便りを御願いします。
みずさんのお便りに刺激されて、Parrot'sLawの内容を更に解かりやすくしたくなり、もういちど書きなおすつもりです。発音教則本も書きなおしの途中だし、いつになるやら?
コメントは上記の「みずさんの」文中に書かせていただきました。
前後するようですがご了承ください。