松澤さん、はじめまして。
5月末から海外の友人と自然なコミュニケーションが取りたいと思い、
英語の勉強をはじめました。その方法を模索するうちに松澤さんのサイトに
巡り会い、Parrot's Lawをはじめましたのでご報告のメールです。
今年もゴールデンウィークに2週間キャンベラに行きましたが、このときお世話になった現地の方が本当に心暖かく素晴らしい方で、その他にも皆さん良い方ばかりで、言葉が通じないもどかしさに歯痒い思いをすることしきりでした。
そこで一念発起して英語の学習をはじめましたが、「英語学」ではなく英語という言葉を勉強したいのに、よい学習法が見つからず、とりあえず聞き取れるのが一番と判断して、鵜田さんの「30音」を進めながら、その昔買った「ヒアリングマラソン入門」のCDをディクテーションしていました。
(30音は今も毎日やっています)
そんなときにParrot's Lawが目に留まりました。その日のうちにCDを選び、
(2曲とありましたが)"Unforgettable"(by Natalie & Nat King Cole)の
1曲だけにして、6月21日にスタートし、7月2日に300回を終えました。
250回目くらいまでは自分のいい加減な発音にイライラするばかりでしたが、
そのうちうまくいくようになりました。最終的には細かいところまで気にしないいけないでしょうが、初めのうちは気にしないように、慣れることも大事、なんて自分に言い聞かせながら進めていきました。
この時点で、以前よりはるかに音が聞き取れるようになりました。
さて、200回に到達したとき、そろそろ、と思い2曲目を選びました。
アリーMyラブの主人公アリーのテーマソング(カウンセラーが決めた歌)の
"Tell Him"(by Vonda Shepard)です。ゆっくりした曲がいいという松澤さんの
ページに書かれたアドバイスを振り切って好きな曲にしてしまいました。が、
速すぎて4日目に挫折。結局"Honesty"(by Billy Joel)に変更となりました。
(6/29)
現在その260回目です。おそらく来週中には終わると思います。しかし、ここで
マスターすべきことができていないように思うのです。
一つ一つの「音」を捉えて発音はできてきましたし、一つ一つの単語もそれと
認識できています。(ただしParrot's Lawに選んだ曲のみ)しかし、まだまだ
文章にならないんです。イメージしながら情感豊かに、というのがほとんど
できていません。
歌詞カードに書いてあるがまま、お手本のまま歌っているだけ。言葉ではなく
定められた音を出しているという感覚に近い状態なんです。これではいけないと思い、一生懸命イメージを重ねるようにしていますが、日本語訳が顔をのかせてきて、結局丸覚えの同時翻訳をやっているような感じです。
そこで、時々歌わないで聞くのみにして、イメージを思い浮かべるようにしています。だんだん、自分が歌う際の変な区切りや発音が許せなくなってきました。でもまだまだ歌を聞いてイメージが浮かぶところまではいってません。日本語訳が先に浮かんでしまいます。
Phase2の素材にはEnglish Journalにあったメリル・ストリープ(私にとってとても
素敵な憧れの女優です)のインタビューを選び、流し聞きを開始しています。(7/10〜)ほんとにポツポツと単語が聞き取れるのみですが、なんとか最後まで到達して、「芽」を出したいと思います。
長々と書いてしまいましたが、以上のような状況です。
来年もおそらくキャンベラに行くと思いますが、そこで友人達を驚かせるのが目標です。
何か変化が出てきたら、またメールで報告させていただきます。
「言語野の英語の木を育てる」の続き、とても楽しみにしています。
7/15
メイルありがとうございます。
Parrot'sLawのこつがわかって進められている様子
がよく伝わってきます。
オーストラリアいいですね。
道路を走っていると、道路標識が同じなのでまるでイギリスの道路だー、と思いました。
またお便りください。
言語野の2はさっきUpdateしました。
参考にしてください。
7/15 from 広さん
松澤さん:
こんにちは。
昨日はお忙しい中長々しいメールを読んでいただきありがとうございました。
Parrot's Lawリスト、載せてください。励みになります。
さて、言語野とおたよりのページ、拝見しました。
---
すると、ページのつくりに関する重大な事実に気がつきました。
今まで会社でインターネットエクスプローラを使ってブラウズしていたので
すが、今日自宅でネットスケープで見ていたら、各ページの表題「言語野の
英語の木を育てる」等を囲む四角と本文とが重なって、一部読めなくなって
しまっています。
おそらく本文の前に何個かの改行を入れれば解決するのではないでしょうか。
---
歌詞とイメージとを結びつけるのがうまくいってないのがなぜか、今回の
更新でわかった気がします。漠然としたイメージ(その場の雰囲気のような)
しか持てなかったんです。もっと具体的に「自分が主人公になって、訴えかけ
ている状況をイメージ」すればよかったんですね。頑張ってみます。
皆さんのおたよりはとても参考になりますね。いつも。
それぞれに悩まれて、工夫されている様子が伝わってきて、困ったとき、
おたよりページに戻ると何かしらのヒントが見つかってます。
特にみずさんのおたよりは状況が事細かに書かれていて、そのままFAQに
できるぐらいの内容ですね。とてもお世話になってます。
みずさんの悩みは驚くほどに自分の悩みに近く、私だけじゃないんだ、とか、
こういうことは気をつけた方がいいんだ、とか、みずさんのおかげでここまで
順調に来れたといってもいいくらいです。
**もし機会があればみずさんにお伝えください。ありがとうございますと。
言語野の続きを読んで、おそらく私自身の思っていることで間違いない、と
自信が持てました。私の場合、特に1年の期限付きで効率よく英語をできる
だけ習得したいと考えていますし、さらには楽しくないとすぐ挫折するという
情けない一面も持ち合わせてまして、ここまで Parrot's Law を進めながら、
こんな楽々な方法でいいのか?と不安になることもあったんです。
毎日 Parrot's Law を進めることが楽しくてしょうがありません。
こんな楽しみを与えてくださって本当にありがとうございます。
7/15
ご指摘ありがとうございます。
HPのHTMLはNetscapeとIEと表示が違うようなので、
ご指摘いただくまでわかりません。
次のUpdateの時に、スペースを入れてみました。これでいかがでしょうか。
7/16 from N.K. san
松澤 さん
HPの更新なかなかいいですね、読者の皆さんにも好評のようですね。
前回の松澤さんの問いかけに私なりに以下のように考えました。
>かな発音になっている自分の発音に気がつくというのはすごいですね。
>どうして、自分で自分のチェックができるようになったと思いますか?
>中には、とても一生懸命に練習している人がいますが、
>ひとりよがりになってしまうと、自分で自分のチェックが
>できない人もいるようなので、課題だと思っています。
誉めて頂いたようで嬉しいのですが、正直言ってよくわかりません。
ただ一ついえる事は、私の場合Parrot's Lawの有効性を知識レベルでは有りますが深く理解しているつもりです。
初めてのお便りでお伝えしましたように、Parrot's Lawはこれまで私がおぼろげながら感じていたことを解決してくれる唯一の方法だと思います。
(松澤さんはこれをアフターケア付で公開して下さいました。)
そういう訳でかなり高いモチベーションで練習していると思います。
精神論を言ってもしょうがないので、"自分で自分のチェックができない人"のケースを私なりに考えますと一番大変なのが、一生懸命に練習しているのに練習がうまく機能しないケースだと思います。(一生懸命練習している人は他人から見てたとえ上手く出来なくても"ひとりよがりになっている"様には見えないと思います。)
いろいろな理由があると思いますが最も多いケースは、本人の思い込みが原因だと思います。思い込みのタイプあるいは原因を分類してそれぞれの対処法を考えるしかないと思います。
返事になっていなくて申し訳ありません。
Phase2の経過報告を致します。
内容を変更しました。
News Hour リスニング 2(The NewsHour with Jim Lehrer トピック集)より
Unit1 The Microsoft Monopoly section4,5 合計 10分36秒 →
→→ section 1,2合計 8分25秒
理由はsection4,5を20回聞いたあたりでこれは始めから聞かないと面白さがわからないと思ったからです。(正直に告白すると眠くなりました。)
section 1,2の経過です。
1〜10回 7/13,14
最初acceptがexceptにfactsがファックツに聞こえる。8回目で正解。
10〜20回 7/14,15
アバウトであるが全体的にわかり始める。
20〜40回 7/15,16
30回目頃急にわかり始めたのでテキストなしで40回目まで聞く。
40回目〜
答え合わせの結果と合わせ次回報告予定。
その他にミニPhasをあわせて開始しました内容はアルクのENGLISH NETWORKよりVOA Special English のゆっくりした1分の。AFN ガイドよりはっきりと聞こえる1分のものです。
それでは失礼します。
7/17
ありがとうございます。
ご指摘により思いこみ脱却の2つのポイントをまとめました。
1 高いモチベーションをもっていること。
2 自分を客観的に見れること。
N.K.さんは、以下の文面からも、ご自分を客観的に見ていますね。
ごくごくまれですが、自分をまったく客観視できない人がいることを知りました。
(当面は棚に上げておくつもりです。)
「これを選んで、繰り返せば、上達するはず。」という判断基準で題材を選ばないで下さいね。
楽しい、好きだというものを選んでください。
あるいは、まねをしてそのとうりに言えるようにしたいと言う物です。
学習の題材に自分の好きなものを選ぶと言うのも学習のテクニックです。
外国人は、自分の好きなものの基準を持っているのですが、日本人は
「自己実現のために、好きなことを、好きなようにする。」
訓練が必要なようです。すでに他の人が使った、面白くもなんともないものを
選びがちです。
(N.K.さんがどうのというわけではありません。つい愚痴を言ってしまったようで申し訳ありません。)
>10〜20回 7/14,15
>アバウトであるが全体的にわかり始める。
>20〜40回 7/15,16
>30回目頃急にわかり始めたのでテキストなしで40回目まで聞く。
>
>40回目〜
>答え合わせの結果と合わせ次回報告予定。
順調そうで何よりです。
モチベーションが高いと、おしゃるとおり、絶対に成功するパターンに
入ったようですね。続報をお待ちしています。
7/16 from Rin-san
松澤さん、こんにちは!
先日Parrot's Lawに関してアドバイスいただいたRinです。
松澤さんのHPはデザイン一新されたのですね。
見やすくてとても気に入りました。
ネイティブの会話の教材は、まだ探し中です。こっちにいたらそんなのたくさんあると思って安易に考えていたのですが、いざ100回やろうと思うと、発音がきれいなものがいいなとか、女性のものがいいなとか、映画がいいなとか思い始めてしまい、映画もそんなに詳しくないので時間がかかってます。
せっかくアドバイス頂いて、HPも見ていただいたのに、何もご連絡しないのもな
あって思って、まだこんな状況だということだけをご報告します。
それから、先日ちょっとお伝えしましたHPの引っ越しが完了しましたので、ご連絡します!
http://www.peter-wells.com/rin/index.html
になります。
お手数で申し訳ないのですが、リンクの変更をお願いいたします。
(でも元のアドレスからも自動ジャンプで行くので、しばらく(3ヶ月ぐらい?)そ
のままでも大丈夫です)
それではまたご連絡しますね。
P.S. いきなりHPのアクセス数が増えたのでびっくり仰天です。松澤さんのページの偉大さを改めて知りました。早く経過報告をHPにのせることができるようにしなくちゃ〜。
。。。。。。
。 Rin 。
。。。。。。
7/17
Rinさん、
>ネイティブの会話の教材は、まだ探し中です。
>時間がかかってます。
お気持ちよく分かります。
ちょっとやってみてどんどん変えてみてはいかがですか。
題材は、いくらでも手に入りやすいのですから。
少し繰り返した題材に対して、胸に手を当てて、「私は本当にこれが好きなのか。」
と聞いてみてください。Noだったり、もっと好きなものが現れたら、
即変更してください。
「これを選んで、繰り返せば、上達するはず。」という判断基準で
題材を選ばないで下さい。
楽しい、好きだというものを選んでください。
あるいは、まねをしてそのとうりに言えるようにしたいと言う物です。
>http://www.peter-wells.com/rin/index.html
>になります。
>お手数で申し訳ないのですが、リンクの変更をお願いいたします。
さっそく更新しておきます。
>それではまたご連絡しますね。
お願いします。
>P.S. いきなりHPのアクセス数が増えたのでびっくり仰天です。
インターネットの良さだと思います。
友達の友達は友達、的にアクセスが増えていきます。
Rinさんと考えの近い人のHPを見つけたら、思い切ってメイルを出してみるといいと思います。
共感してもらえれば、Linkしてくれますよ。
がんばってください。
7/17 from Rin-san
松澤さん、
早速メールをありがとうございます。
>楽しい、好きだというものを選んでください。
>あるいは、まねをしてそのとうりに言えるようにしたいと言う物です。
他の方が使っている題材の方が安心かな?とか、教育的な内容のものに
した方がいいのかなと思いがちですが、何よりも自分が楽しくなくちゃ、
いい練習にもならないのでしょうね。
松澤さんのお陰で、リラックスした気持ちで題材を探すことができそうです。
好きなTVドラマもあたってみます(時間の長さの関係でいい箇所を見るけるのが難しそうですが)。
>共感してもらえれば、Linkしてくれますよ。
>がんばってください。
ありがとうございます。励まされます!
それでは、もうちょっと時間がかかると思いますがまたメールさせていただきますね。
。。。。。。
。 Rin 。
。。。。。。
7/19 from みずさん
松澤さん
こんにちは。「みず」です。暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
相変わらず松澤さんは、毎日お忙しくていらっしゃるんでしょうね。どんなにお忙しくても愚痴一つおっしゃらず、むしろ「楽しみながら」なんでも取り組まれるご様子に、いつも尊敬の念を抱いております。また、貴HPの
時間は無いけれど、知識欲が旺盛ないまの自分を客観的に見ると、
「幸せだな―」と思っています。
の松澤さんのコメントは、私自身の座右の銘です。思い出しては、松澤さんのような人生観を見習いたいと、いつも自分に言い聞かせております。
さて、貴HPのListeningの項の追加部分、とてもすばらしいです。わかりやすいです。特に言語野の図は、図1を初めて見たときに「菜の花」が出てきたので、松澤さんらしい優しい表現だなぁと感心いたしました。と同時に「日本語処理部分が菜の花なら、じゃぁ英語処理部分はどんな絵がでてくるんだろう?」と内心、わくわくしながら、図2が出てくるのを楽しみに読み進めました。
....そしたら、まぁ、なんとかわいらしい木のご登場ではありませんか。(これは「椰子の木」なのかしら?)それにしても「菜の花」に比べたら、あまりに「小さい」ので、思わず「くすっ」と微笑んでしまうほどでした。
先日のメールで松澤さんは
「なにせ、絵心が無いので、文字を書くのは楽しいのですが、グラフィックスにはなかなか時間を割くことができなくて、現在に至っています。」
と謙遜しておっしゃっていましたが、そうではないようですね。失礼ながら私がお察ししますところ、松澤さんには「秘めた絵の才能」がおありなのではないでしょうか?貴HPでところどころに載せられている挿し絵といい、とても感じのいいものばかりです。どれも松澤さんの「優しさ」が感じられる、私にとって心地の良い絵ばかりです。これからも貴HPの改訂を楽しみにしております。(って、お忙しいのにプレッシャーかけちゃいけませんよねぇ。失礼しました。)
ところで、私のParrot's Lawの進捗状況ですが、私自身、Phase2に早く行きたくてうずうずしていたところへ、松澤さんの
「Phase2にさっさと行って下さい。Phase2が進むと、歌の聞き取りももっともっと楽になります。」
「映画とか、インタビューとか、会話などは単語がつながりまくっています。強弱もついて、ぶっ飛ばす音は、遠慮なく飛ばしているので、それになれてくると、歌の場合は、たいていの歌手がていねいに歌っているので、楽勝で分かるようになります。」
というアドバイス。もう、さっさと行っちゃいました。おまけに、勢い余って「ぶっ飛ばし」ちゃいましたよ。(女性の私がこういう表現するのは、気が引けるのですが...。)7月16日(日)に始めて、その日一日で、最初の30回の聞き流しを終了させてしまいました。さらに、今日(19日)まででその次の30回も終了させてしまいました。
タイトルですが、
アルク社の「ドラマで覚える100のキーフレーズ」の中の「・Road Trip 」という会話文です。
これは、読者の皆さんの中にもお持ちの方が結構いらっしゃると思うのですが、アルクの英語関係の書籍についていた応募券を2枚送ると、もらえた(期間限定で)CD付き教材(?)です。
2話入っており、ちょうど15分ずつの話で、日本語訳はないのですが、会話のシナリオもついているので、Phase2をやるには打ってつけかと思い、選択しました。
本来ならインタビューのような、一人の人がしゃべっている物が良いのかもしれませんが、お便り欄の「N.K.san」の松澤さんのアドバイスに
「Phase2の映画・インタビュー等では、音のかたまりで練習します。
ゆっくりではっきりしゃべっている物が良いと思います。
10分以下のゆっくりの物を終わらせてから、すこしはやいものを練習する
というふうに、2つの段階にわけても良いと思います。工夫してください。」
とありましたので、取りあえず一つの文章が短い物ばかりで、日常よく使われるような会話文が多い物で一通り終わらせて(今回選んだ題材はまさにそれです)、再度インタビュー形式の物にチャレンジしようと考えております。(誰かの「物まね」、是非やりたいですから...。)
実は今回選んだ題材のもう一方の・は、既に今年1月頃、50回程続けて聞いてチャレンジしています。ですが、そのころは発音が全然できていませんでしたので、何度聞いても、聞き取れない音はシナリオを見ても聞き取れず、今回選んだ「・Road Trip 」に至っては、1月に数回聞いただけで、「もう何回聞いても、分からないものはわからない。私はだめだ。」と、ほっぽってあったのです。
ところが...です。
Parrot's Law Phase1のお陰ですね。この「・Road Trip 」を今回聞き始めてすぐに思ったことは「こんなに私は英語が聞こえたっけ?うそみたーい。」でした。本当です。知らない単語とか、(自分が聞いたことの無いような)決まり文句などでつながってしゃべっている部分以外は、小さな「a」「the」や「三人称や複数名詞につくs」等、ちゃんと聞き取れていました。
それは、スピードが「速くても」です。
この会話文は5人の登場人物で、父親・母親・女の子・その他男の人・女の人が出てくるのですが、「人により」「場面により」「気持ちにより」、スピードやイントネーションその他諸々(これをPROSODYというんですよね)が全然違ってきます。つくづく、今までの自分の「教科書読み」のような棒読みではだめだなぁ通じないんだなぁ、と認識しました。61回以降の「真似」の部分が楽しみでもありますが、難しそうですね。挫折しないよう、がんばります。
1〜30回の間に、「音は何とか聞き取れるようだけど、意味が分からないなぁ」という単語を調べてみました。すなわち「音から調べる」という作業です。生まれて初めてやってみました。7〜8個ぐらいですが、調べられました。しかし「音は確かこうなんだけど、あれっ、辞書には載ってないなぁ」というのもありまして、まだまだ発音の区別の未熟さを感じました。(完璧に区別できるように、これからも発音の練習は怠ってはいけませんね。)
31回〜は、わくわくしてシナリオを見ながら聞きました。物語になっているので、分からない部分があると、なんだか分からない自分がじれったくて、早く内容を知りたくてたまりませんでした。シナリオを見て、話が見えてくると、もやもやしたものが霧が晴れたようにいい気持ちですね。
さらに分からない単語などは、どんどん辞書を引きまくってしまいました。実は夏風邪をひいたのか15日頃から、39度の高熱だったのですが、Parrot's Lawのやりたさに、辞書を引くことに夢中になってしまいました。これが松澤さんの「ペーパーバックにはまる幸せ」かな?とちょっと思いました。そうなのでしょうか?
それに「in the way」に「邪魔になって」という意味があることや、「meet」に「(人)を紹介しよう」と言う意味があること、「be up to 〜」は文章により様々な意味になること、等々初めて知ることがたくさんありました。もし、同じような文が英語の文法書等に出ていたら、意味を辞書で調べようともしなかったでしょう。ましてや訳付きで出ていたら、気にも止めなかったでしょう。
これほど、
「意味が強烈に心に残る」ことは無かったと思います。物語で、自分が「内容を・意味を、知りたくて仕方ない」からこそ、調べたことが、覚えようとしなくても強烈に残るんですね。まさに松澤さんが「楽しみながら」「感動するもので」英語の学習をする事を、いつも勧めていらっしゃる意味が、実感としてわかりました。ペーパーバックも、Parrot's Lawを取りあえず一回完走したら、チャレンジ
してみようと思います。
ところで、これから61回〜の段階に進みますが、ひとつ質問があります。
貴HPに「Parrot's Lawの歌のところ(Phase1)では、発音記号を徹底的に習得してください。英語の子音、母音のひとつひとつの音を習得するためです。
Phase2(映画・スピーチ・インタビュー)のところでは、発音記号からだんだんとこの91のルール(91の発音・スペル間のルールのことです。)の活用に移行していってください。一つ一つの音から、単語全体、文章の発音に訓練が移行するからです。」
とアドバイスがあります。現時点では、私は「発音記号」を見ればその通りに(一応自分なりの納得ではありますが...。)発音できます。しかし、Phase2は、題材が15分と長いこともあり、全体の文章の長さも結構なものです。ひとつひとつ発音記号を付けるのでなく、「聞こえてくる音」と「91のルール」から、
推測して発音すればいいのですか?
すっかり同じように「真似」しようとすれば、必ず「正しい口の形の発音」になるのでしょうか?もちろん、全く分からないようなものは、「辞書で発音記号を調べる」かもしれませんが。ですが、それをやり出すと、性格上不安で、全部調べてしまいそう...。それでは「91のルールの活用」をしていないことになってしまいますよね。ここのところが、どうやっていいのか分からず、先へ進めない状態
です。恐縮ですが、ご指導を宜しくお願いいたします。
ずいぶんぶっ飛ばしているようなので、しばらくは91のルールの習得が追いつかないと思います。
幸い、5人の登場人物がいるので、いちばん分かりやすい人、好きな人、
まねをしたい人を総合して一番目の人をえらんでください。その人のパートだけ発音記号を全部ひいて調べてはいかがですか。まだ十分に発音記号がからだに染み込んでいないでしょうから、多少は手間でしょうが、ここで発音記号をマスターすることを優先させるといいと思います
91のルールの習得にはゆっくりと練習すると半年から1年かかるかも知れません。。本当に習得するにはたくさん読む必要もあるからです。
松澤さんは最近、ますますお忙しそうなので、無理はなさらないで下さいね。私へのご回答は「ゆーっくり」で、一向に構いませんので。Parrot's Lawの方が進まなくても、私には「辞書の基本動詞の項目を読むこと」や「発音の体育会系訓練」他、やるべきことがたくさんありますので。
相変わらず、Phase1の2曲が頭に響きます。つい、場所も構わず口ずさんでしまいます。恥ずかしい...。
だいぶ長くなってしまいましたが、乱文にもかかわらず最後まで読んでいただきまして、有り難うございました。私のように夏風邪など引かれぬよう、ご自愛下さいませ。
from みず
7/19
みずさん、
Phase2のその後が楽しみなお便りありがとう。
歌のところで、声を出すところを、乗り越えたのですからきっと声を出したときに皆さん愕然とするショックからすぐに立ち直ると思います。
そこから先が楽しみです。
>
昨日、妻がイギリスで羊のたくさんいる野原でとった私の写真をさして、
「この絵からは、いやし系の波動を感じる。」と言ったので、それは誉めているのかと確認したら。「最上級でほめた。」のだそうです
言語野に関してさっそくイギリスにいる娘から反応がありました。
やはり、「日本語と英語は脳の別のところで話している。」そうです。
「英語を話すときは、だから、日本語を話すときと別の人格を演じられるので、自分の嫌いなところの無い好きな人格ですなおに話せるので楽しい。」
そうです。
ちなみに娘の電話を受けて英語で話した日本人は(イギリス在住)みんな、
「英国人からの電話を受けた。」と思うそうです。
私がとてもかなわないほどのPerfectなBritish Englishを話します。
バイリンガルの脳の構造に加えて、「好きな人格を演じている」というかなり先を進んでいるコメントがもらえたのは、収穫でした。納得です。
そういえば、私も英語を話すのが楽しいのも英語を話しているときは、自分がやりたいように「ずうずうしい人格」を演じている楽しみがあることを発見できました。
>ことは「こんなに私は英語が聞こえたっけ?うそみたーい。」でした。本当です。知らない単語とか、(自分が聞いたことの無いような)決まり文句などでつながってしゃべっている部分以外は、小さな「a」「the」や「三人称や複数名詞につくs」等、ちゃんと聞き取れていました。
>それは、スピードが「速くても」です。
言語野に英語の木の芽がでてくるとスピードは問題なくなります。人間の脳のスピードは口が物理的に動く限界のスピードよりもはるかに速く反応します。
だから、1音1音の解像力を歌の段階で上げておく必要があったのです。
みずさんは、30音とか、いろいろ工夫されたので、かなり解像力が上がっていると思います。
Phase 2では、スピードが原因で聞き取れないと皆さん錯覚していますが、
本当は、子音・母音を聞き取る解像力が十分に上がっていないのが原因です。Phase2に入っても、子音・母音の練習は十分に行ってください。
またお便りをお待ちしています。
7/21 from SNEAKER-san
こんにちは 松澤 さん、
>グラフィカルにイメージすることを説明するために、昨夜、Listeningの
>ところに、言語野の説明を追加しました。
>まだ途中ですが、参考にして、感想を教えてください。
「言語野・英語を聞き分ける脳」、「言語処理の木を育てる」を読みました。
言葉だけでは解りにくいところを絵で表現されて、とても理解しやすいです。
I LOVE YOUなどをイメージするところも補足してあり、とてもわかりやすかった
です。ただ、内容が理解できても、「よし、明日からは英語は英語の言語野で処
理するぞ。」というわけにはいかないところが、困りものです。
「TVのニュースとか映画で同じ単語が出てきたときに、「パッと」わかるでしょ。
この体験が英語処理部分があなたの脳に出来た(芽が出た)証拠です。」という部分がありますが、私の場合、とても短い文だと時々意味が分かったりしますが、これも芽が出た証拠でしょうか。
今年の冬に子供が保育園の劇で「さる、かに合戦」をしました、その一場面に、
「早く芽を出せ柿の種、芽を出さないとクワでほじくるぞ。」というのがありま
した、今の私はそんな気分です。
7月15日にPhase1が終了しました。7月17日からPhase2を1997年NHKテレビ英会話の3話分で開始しました。最近、英会話(英語)に関して、少し変化が出始めました。というのは、時々、英語が無性に聞きたくなるのです。ただし、聞きたいだけで、英語が聞き取れるようになっていないところが、少し悲しいですが。
みずさんが、自分の体が欲しい音を探していると言うことを書かれていましたが、それと似たような感覚でしょうか。
>>らいのペースで読めるのか続けてみようと思います。この本は翻訳も
>>されているようですが、翻訳された本で訳を確認するという方法は役
>>には立たないでしょうか。
>やってもいいですが、自分にぴったりとあった辞書を引き続けることが
>近道だと思います。
このメールを頂いてから、HPやメールを読み直して、松澤さんが書かれていること(辞書を引くことの重要性)を十分に理解していないと、反省しました。
先日、本屋でHARRY POTTER and the Pholosopher's Stoneの翻訳本を少し立ち読みしてきました。うまく訳せていない部分もありましたが、自分で訳した内容でも物語として楽しめそうです。少し自信がつきました。
辞書を引きながらなので読むスピードは遅いですが、このまま続けたいと思います。しかし、このままのスピードだと読み終わるのに1年くらいかかりそうです。
それでは、また。
7/21
SNEAKERさん、
>ただ、内容が理解できても、「よし、明日からは英語は英語の言語野で処
>理するぞ。」というわけにはいかないところが、困りものです。
実感ですよね。
でもわかっていると、その後の展開が違ってきます。
>私の場合、とても短い文だと時々意味が分かったりしますが、
>これも芽が出た証拠でしょうか。
そうなんですよ。
その感覚を覚えておいてください。
たくさん読むことで、どんどん意味がわかる文章が増えてきます。
>
>今年の冬に子供が保育園の劇で「さる、かに合戦」をしました、その一場面に、
>「早く芽を出せ柿の種、芽を出さないとクワでほじくるぞ。」というのがありま
>した、今の私はそんな気分です。
>
>7月15日にPhase1が終了しました。7月17日からPhase2を1997年NHKテレビ英会話
>の3話分で開始しました。
>最近、英会話(英語)に関して、少し変化が出始めました。というのは、時々、英
>語が無性に聞きたくなるのです。ただし、聞きたいだけで、英語が聞き取れるよ
>うになっていないところが、少し悲しいですが。
>みずさんが、自分の体が欲しい音を探していると言うことを書かれていましたが、
>それと似たような感覚でしょうか。
すばらしですね。
私の場合は、S系の子音に反応します。もっと聞きたいと良く思います。
>
>先日、本屋でHARRY POTTER and the Pholosopher's Stoneの翻訳本を少し立ち読みしてきました。うまく訳せていない部分もありましたが、自分で訳した内容でも物語として楽しめそうです。少し自信がつきました。
>辞書を引きながらなので読むスピードは遅いですが、このまま続けたいと思います。しかし、このままのスピードだと読み終わるのに1年くらいかかりそうです。
ぜひ、辞書をひきまくって、完走してください。
2冊目は、10倍以上の速さで読めるようになります。
これは、ぜったいに保証します。
とにかく1冊目はつらいのです。つらいほど効果があります。
Good Luck
7/23 from 青さん
こんにちは、、、。
こんないだはEメールをいただきありがとうございます。それと、もう一つ聞きたいことがあるのですが、
僕は今年の10月に3級と準2級を受けようとしているのですが、その準2級について質問があります。準2級での文法知識はどのくらい知っておけばよいのですか。(準2級の文法知識は高校2年生の終わり頃が範囲とは知っているのですが、、、、、。)
今、僕は夏休みなので準2級の英単・熟語集を暗記中です。準2級に関しては予備校の先生などがまだ高校1年生なので無理だろうといわれているのですが現に中学生で受けて受かっている人もいるし、受けて無理だと思っていても受けることで大きな刺激薬となると思ったので準2級を受けようと決めました。こんな僕に準2級を受けるにあたって何かよきアドバイスください。
7/23
2級を受けても良いのですよ。
英検の過去の問題をたくさんこなして、自分の強化すべきところを
自分で見つけてそれに備えるのが、一番効率の良い方法です。
英検を受ける人にアドバイスです。
英検は、一度受けておくと、受けることに対するハードル・抵抗が
かなり減るので、時々受けるのが良いと思います。
昔は、英検2級を持っていれば就職に有利でしたが、今は、英検準1級が必要でしょう。したがって、何年か先に準1級を取ることを目標にすると、今やるべきことは、確実に、実用的な英語の力を付けて行くことです。
ヒアリング・スピーキングとともに、一番やらなければいけないのは、自分にあった辞書をたくさん使いながら、まとまったものを読むことを続けることです。できればやさしい、Paperbackに取りかかるのが良いでしょう。
文法は、読むための補助手段です。文法をマスターしてから、本を
読もうと考えたいたら、本末転倒です。本を読みながら、どうしたらもっと理解できるようになるのだろうという読解力をつけるために文法が少しは役に立ちます。
読んでいる文章で、わからないところがでてきたら、それに関連すると思われるところを文法の解説書で読むようにすれば読む力と文法力が同時につきます。学習の効率が2倍以上になります。
Good Luck!!!!