松澤様、はじめまして。
ホームページ拝見いたしました。内容が濃いですね。
以下、思いつくままに・・・。
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「Listening」
歌から始めるというのは、歌うのが好きな人には非常に良い方法と思いました。私は歌が
苦手で、英語の歌もいつの間にか覚えた2曲ぐらいしかだめなのですが、これを機会に
他のものにも挑戦してみたいと思います。
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母音の発音では、私の場合、日本語のときよりも低い発声をする訓練が
有効でした。できるだけ低音で発音するようにすると自然に英語の口の形が覚えられました。
「英語と日本語を比べると英語の方が低音で良く響くのは伊達ではない。」
そうです。
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また、リスニングでは、音の聞き分け以外に、
「使用頻度の高い表現・言い回しについては、リズムの流れにポイントを置いて、覚えて
しまうことが重要」と言われたことがあります。
そういう表現はしばしば極めて不明瞭に発音され、イントネーションだけを頼りに判断
するしかない場合が多いという理由で。
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「語彙」
私も辞書を殆ど引かずに大抵の本や雑誌が読めるようになりたいものだと
思っているので、興味を持って読みました。
20000語という語数ですが、これは一語をどう数えるかで中身が違いますね。つまり、
辞書の見出し語のように、接頭辞・接尾辞の有り無しで別カウントにするか、
あるいは、Yohan Ladder Editions などのように語幹が同じものや複合語に
なっているものは一語に数えるか、ということです。
例えば、語幹で見れば下記の14語は1語のカウントとなります。
take, takeaway, takedown, take-in, takeoff, takeout, take-up, takeover,
taker, outtake, overtake, retake, undertake, undertaker
ここでの20000語は、後者だと推察いたしました。
とすると、辞書の見出し語の数え方に換算すると 60000 - 80000語に
匹敵すると思います。
英和中辞典ほぼ丸一冊分を覚える覚悟をすれば良いわけで、
大変そうですが、目標が明確になると何とかなりそうな気がしてきます。
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「超基本動詞」
基本動詞、前置詞のイメージの掴み方、使い方については、最近はよい参考書が
いろいろ出版されていますね。私はこれらの本を読んで go, come, get ... の
本当の使い方が理解できました。
学生の頃に、こういった本を出版してもらっていたら英語の学習が楽だった
と思います。今の高校生がうらやましいです。
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「Reading」
辞書についてですが、これからの主流は電子辞書ですね。
紙の辞書より数倍速く引けるというのが魅力です。紙の辞書より高価ですが、
その価値は十二分にあります。
今は Sonyの小さな電子辞書をいつもポケットに入れて持ち歩いていて、
電車やバスの中で雑誌やペーパーバックを読むのに重宝しています。
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単語を覚えるという点ですが、1回引いただけで覚えてしまう単語もあれば、
20回引いてもまだ覚えられないのもあります。
おそらく、ポイントは回数だけではなく、印象的な使い方がされている文章に出
くわすことも重要なのだろうだと思います。
例えば、なかなか覚えられなかったturmoil, engulf という語が、Star Wars
EP1の冒頭のスクリプトを見て、忘れられなくなるというように。
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「英書を500冊40年かけ読了」は素晴らしいですね。
私の場合、
「休日丸1日使えるなら1日に1冊、1日に1-2時間を当てるなら週に1冊
ペーパーバックを読むようにすれば力が付く」と言われたことがあるのですが
リーディング速度がまだそこまで達していないのが苦しいところです。
300-400(words/min)の速読力が必要かと思いますが、ネイティブに
とっては、この程度は速読ではなく極く普通の速度なんですね。
日本語の本なら1日に1冊ぐらいはどうってことないですから、やはり
そのレベルまでリーディング力を高めないと本当に読んでいることにはなら
ないんだろうと思っています。
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以上、長文失礼致しました。
9/19
MOTOYAMA-sama
はじめまして。
返事が遅くなり、申し訳ありません。
きちんと書こうと思い遅くなりました。
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歌の鑑賞も慣れだと思います。
たくさんの歌手と、歌にCDなどでめぐり合うことができると、人生に
深みが出ると考えています。
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物理的な発音の原理にあっていてロジカルなコメントだと思います。
Udaさんも言っているように、英語の母音のいくつかはのどを
強力に共鳴させます。のどと、口を広く使えるようになると、
音響学的に音が低音側にシフトします。
口を狭く使っている「カタカナ式」発音では、音は高音側にいます。
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「不明瞭」というと、「いいかげんな発音をしている」と誤解される
のですが、音はきちんと発音されています(少なくとも本人はそのつもり)。
ただし、音が出ていない場合があります。マイクで録音できないくらい
何も音が出ていないことがしばしばあります。
それでも、私には聞こえることがあります。Native Speakerに確認しても
「聞こえる」そうです。
これは、慣用句、よく使う表現で、音が無くても、本人が発音しているつもり
で「間・ま」を置いているため、聞く人もその「間」を聞いていると
考えています。
単語の中の子音母音はすべて発音されています。すくなくとも「間」
は必ずあります。イントネーションというよりも、イントネーションも
含めたPROSODYの習得により、聞こえない音圧レベルの音が聞こえるようになります。
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>ここでの20000語は、後者だと推察いたしました。
>とすると、辞書の見出し語の数え方に換算すると 60000 - 80000語に
>匹敵すると思います。
>英和中辞典ほぼ丸一冊分を覚える覚悟をすれば良いわけで、
>大変そうですが、目標が明確になると何とかなりそうな気がしてきます。
非常にためになる(数字を明確にするために)質問をありがとうございます。
20000語は語幹を基本に数えています。
ただし、辞書の見出し語で60000 - 80000語ほど多くはないと思います。
具体的には、Gakenのヴィクトリー・アンカーという英和辞書の1冊分です。
これは25,500語が登録語です。
この辞書の表紙の帯には、45,000語とあります。中を見ると正直に
内訳があります。
・見出し語約25,500
・成句 約 5,000
・語形変化・派生語など、約15,000
(合計で45,000語です。)
ヴィクトリー・アンカーは高校生用の学習英和辞書です。
見出し語を見るだけならば、25,500語をまる1日で読むことが
できます。私も、自分の語彙数をチェックするためにこの辞書の
知らない単語全部にマーキングしたことがあります。1日でできました。
20,000語の目安は、この入門者用に良く出来ている
辞書の単語ぜんぶです。
これならできそうですよね。
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>「超基本動詞」
学生の頃に、こういった本を出版してもらっていたら英語の学習が楽だった
>と思います。今の高校生がうらやましいです。
まったく同感です。ただし、うらやましい環境にいることを教えて
あげないと、本人たちは気がついていません。
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>「Reading」
辞書についてですが、これからの主流は電子辞書ですね。
今は Sonyの小さな電子辞書をいつもポケットに入れて持ち歩いていて、
>電車やバスの中で雑誌やペーパーバックを読むのに重宝しています。
2から3年後は、電子書籍ですよね。たとえばMicrosoftのSoftware
「Reader」とか。アメリカでは、今年大ブレイクしそうです。
Netでダウンロードした書籍を読む場合に、「Reader」では知りたい
単語をクリックするだけで、書籍と辞書が連携されていて、意味が出てきます。
登場人物などがごちゃごちゃになったら、前方検索できたり。
ブックマークも電子的に入れられるし。
文字にいろいろな色でマーキングも出来ます。
クリアー・フォントで文字も読みやすいし、文字の大きさも自由に
変えられます。会議で暇なときに、ラップトップで読むことが出来ます。
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>単語を覚えるという点ですが、1回引いただけで覚えてしまう単語もあれば、20回引
いてもまだ覚えられないのもあります。
おそらく、ポイントは回数だけではなく、印象的な使い方がされている文章に出くわす
ことも重要なのだろうだと思います。
これも同感です。
記憶は、「記憶するぞ」と気合を入れても、必ずしも記憶に残りません。
感動した瞬間に、記憶に深く刻まれます。
効果は感動よりははるかに低いのですが、これは記憶できる、と感じられた場合も、記憶に残るようです。
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リーディング速度がまだそこまで達していないのが苦しいところです。
300-400(words/min)の速読力が必要かと思いますが、ネイティブに
>とっては、この程度は速読ではなく極く普通の速度なんですね。
いつか、測定したのですが、私の読書スピードは200 - 250 W/M位です。
300-400とかは、すっ飛ばし読みの段階です。内容は理解できますが、
個人的には、ゆっくり読むことをお勧めします。
文字を意識しなくなれると、(おもしろい読み物にはまると)どんどん
読むスピードがあがります。それでも250 W/M
位だと思います。
9/16 From Yummy-san
9月5日からParrot's Lawを始めたニューカッスルの、Yummyです。
(1)Fast Car / Tracy Chapman
(2)Disenchanted / Everything But The Girl
の2曲を選んで聴いていましたが、超初心者の私には(1)は速すぎました。
70回ぐらい聴いたところで、同じトレイシー・チャップマンですが
Baby can I hold youと言うゆっくりした曲に変更しました。
昨日から100〜200に入りました。
特に「s」と、「th」の区別がつかず、同じに聞こえます。
子音、母音の発音練習も並行して続けています。
発音教則本の第三章、母音の(お)から先を心待ちにしております。
「r」の舌の動きが?@−!+?*:・・・という感じです。
実は、主人がHP「英語・発音・語彙」を薦めてくれました。
主人はシステムエンジニアです。
2人でParrot's Lawに参加しています。
Yummy
9/18 from ウイーンのSさん
御無沙汰しております。
松澤様
フランス語学習中のウィーンのSです。お元気ですか?
フランス語のコーナーの更新、とっても嬉しく拝見しました。
実は私は今スランプです。
Parrot'sLawも何とか終え、スピーチの方も始め、子音も分かり、それなりに進歩が
あったような気もするのですが、今新たに発音で悩んでいます。
子音、鼻母音はあまり問題ないのですが、(と思いたい)今すごく
非常に基本的な前舌母音、i、e、a、?が分からなくなっています。
分からない=確信がない=カタカナ母音になる、で、文全体を読んだ時
日本人が話しているフランス語になってしまいます。
うちの子供達はネイティブのようにフランス語を話すので、よく観察するのですが
分かりません。文全体のイントネーションをまねてごまかしてしまうというのも
納得がいきません。
語学の勉強は自分で努力して発見することによって進歩して行くと思うのですが早く
この母音をクリアーしたいです。
フランス語の語源リストは何とか書き出したのですが、基本単語を全部クリアーできて
いないのでまだ充分活用出来ていません。
今の私の勉強は、は毎日息子の宿題のテキストを辞書を使って読むこと、
1日に2ページくらいの童話のような物を読みます。(彼は今小学校3年生です)
曲はイサベラ、ディオンを数曲聞いています。
(松澤さんのおっしゃってるノートルダムヒットしましたね、私も好きです)
あと、日本に行った時に買ってきたテープ付きの熟語集を聞いて真似をして暗記して
います。日本のフランス語ラジオ講座、これもすごく良いようですがこっちにない
のが残念です。
うださんの30音も買ってきました。こういううののフランス語版が本当に欲しいです。
フランス語の語源リストは何とかノートに書き出したのですが、基本単語を全部
クリアーできていないのでまだ充分活用出来ていません。これが活用できるのは
まだ先のようです。
長くなってしまいました。
松澤さんもとてもお忙しそうですが、お体にお気をつけて頑張って下さい。
いつも楽しみに拝見させて頂いています。
9/19
ご無沙汰しています。
恥ずかしいのですが、フランス語の現状ということで、更新しました。
ウイーンSさんはそれなりに進んでいるようですが、私の場合は、
時間を割くことが、思うようにならなくなってきています。
今年はもうこれ以上は無理をしないようにして、やめないように
細々と続ける予定です。
英語に関しては、語源の資料をまとめているところで、来月一気に公開する予定です。フランス語の語源に関しては全く進んでいません。
10月からまた毎週土曜日の大学の授業が始まるので、時間のやりくりが
更に難しくなりそうです。
Notre Dame de Parisは英語版よりもフランス語版のほうがはるかに
心を打ちます。私の個人的な好みでは、フランス語版は英語の3倍
良いと思います。(なにが3倍かは好みの問題です。)
シドニー・オリンピックをTVで見ています。
はじめにフランス語のアナウンスがありますが、1年前よりは
違和感がなくなりました。脳が少しずつフランス語の音を
意味のある音に振り分けつつあることを感じています。
それでは、またお便り下さい。