9/20 from T@NY-san,

お久しぶりです。NYのTです。
相変わらず松沢さんのページはすごい人気ですね。

またアメリカに戻ってきました。次の大きなテストが
11月に迫っています。これを抜けると楽になるのすが。
次のテストは口頭試問で3時間(!)です。
もう徹底的に吟味される、という感じです。

さて、英語の方はというと…
勉強をする時間がないので、Timeを読んで、通学時
にParrot's Lawをやるくらいです。
さらに年末までに語彙2万語を完成させるぞ、と思ったの
ですが、無理かも知れません。
Parrot's LawはFriendsとAlly McBealを用いています。
いままでAllyを見ていなかったのですが、日本で見て、
即MDに入れました。授業で使える表現が満載です。
僕はいつもBillyになりきってTAの授業をしています。
ちなみに僕もVonda ShepardのCD、買ってしまいました。
あの声にははまるものがあります。

今後しばらくのリスニングの課題は「早さ」です。
早い英語は相変わらずダメです。
それでも少しずつ進歩しているようです。
アドバイス通り、速読をしています。

映画はまだ良く分かりません。半分くらいの理解度です。
この間Gladiatorを見たのですが、こういう、「古代もの」
で登場人物が喋ってる英語は、何語なんですか?
アメリカ英語でもイギリス英語でもないような気がします。
あと、やはり訛りは慣れでしょうか?友達にイギリス人が
いるのですが、(松沢さんには悪いですが)わけ分からない
です。まるで外国語です。これは困っています。

それでは、また折に触れて連絡入れさせていただきます。

ぜひおたよりお願いします。
T@NYさんは皆様の羨望の的になっている方です。
(その進歩のすごさに)


9/22 from MOTOYAMA-san

松澤様、こんにちは。
メールへのコメント有り難うございます。

>もしよろしければ、お便り欄に掲載したいと思いますので、
> 恐れ入りますが英語歴も披露いただけると幸いです。

英語歴という程のものは無いのですが・・・

中学校、高校では英語は得意科目ではありませんでした。

大学・大学院では、理学部でしたので、論文の読み書きはずいぶん
やりましたが、気軽にペーパーバックや雑誌と向き合える力はまだ
着いていませんでした。

本格的に勉強を始めたのは、今の会社に就職した後です。
海外滞在の機会こそ有りませんでしたが、米国に工場が有る関係
もあって英語が必要だったものですから。
語学学習には、やはり、強いモチベーションが必要ということですね。


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ところで、松澤様のサイトにphonicsのページがありますが、
先日、書店で phonicsの本を見付けて興味を持ちました。

学校ではphonicsを習いませんでしたが、手持ちの単語が有る程度増える
と自然と綴りと発音の関係に気が付くようになりました。
つまり、いつの間にかphonicsを身に付けたようですね。

少しphonicsについて考えてみました。

一般に、ある集合の構成要素について規則性を記述する場合、
その規則に例外が存在すれば、その例外を明示するか、例外だと判定する
ための判定基準を示す必要があります。

英語でいえば、動詞の活用のルールを記述する一方で、
不規則活用動詞の表を提示するということが例になります。

phonicsでも同様に、不規則発音語の一覧が必要だと思います。

また、アクセントも発音の一部ですから、アクセント位置決定ルールも
重要ですね。


良い機会なので、今回、不規則発音語を抽出して表を作製してみました。
(見た目明らかな外来語は除きました。)

確かに語彙全体から見ると、その割合は微々たものですね。
しかし、使用頻度の高い語が多く含まれているので、
語彙全体に占める割合を、使用頻度の重みづけをして評価すると
相当大きな値になると思います。
これが、英語の綴りをいわゆる「悪名高く」している背景でしょうね。

しかも、いかにも間違えそうな語が目白押しです。
(今回、 ***ate の発音で間違って覚えていた語を発見しました。(^_^;)


ところで、ホームページにはWordで発音記号を表記する手順が記載されて
いますが、私はExcelで整理しました。
発音記号は、

スタート >プログラム >アクセサリ >Unicode文字表
フォント名: Lucida Sans Unicode (Basic Greek を除く)
サブセット: Windows Characters, IPA Extention, Basic Greek

で選択し、Excel file にペーストします。
なぜか、"ng" 用の記号だけそのものズバリが見つからないのですが、
他は一通り揃いますね。

タイプするときは、the early morning [th"i ^e:rli m^c:rning]と入力
しておいてmacroで一括して発音記号に変換します。
こうすると発音記号を書き込むのが楽ですね。


以上、長文失礼しました。


 
9/24 from ヌースさん
Parrot's Law の参加希望したくメールいたしました。

選曲とミュージシャン名

1.「To Love You More」 ・ Celine Dion 5’29”
2.「Woman」 ・ John Lennon 3’32”

Matsuzawa先生、よろしくお願いいたします。
正直に申しまして、英語の実力は中学生以下だと思いますが、
もう一度がんばろうと決意し、自分に対する意志表示と先生からの
アドバイスを頂けたらと思いまして、勇気を出してメールいたしました。
 上記いたしました選曲ですが、9’01”と少し長いのですが、それと
片面に1曲づつ録音しましたがそれでもよろしいでしょうか?
お教え頂ければ幸いです。 お忙しいところ恐縮ですがよろしくお願い
いたします。


9/25
ヌースさん、

メイルをありがとうございます。

録音は、カセットですか、MDですか?
はじめは、ゆっくりで、短い(3分くらい)のものが、回数が
進み、慣れてくるのも速いのですが。

To Love You Moreがとても好き状態ならば、このままでいいと思います。

録音は、MDの場合、74分入るので、
To love you moreを8回繰り返して、録音し、
後半はWomanを8回繰り返して録音しておくと、
連続して、聞く回数を増やすことが出来ます。

カセットの場合は、1面に1曲を、何回も録音する方法が良いと思います。

以上は、あくまでもそういう方法があるということです。
2曲を交互に聞いたほうが、飽きない、とか気持ちがいいとか、
ご自分にあった、リラックスできる方法で、しつこく繰り返してください。

まずは、好きなほうの1曲を選んでアタックをはじめると良いと思います。進展が あったら、お便り下さい。

9/25 from KIKUMASA-san
件名 : Phase2終了いたしました 
松澤喜好様

オリンピック真っ盛りですが、松澤さんの体調の方はいかがでしょうか。

長くかかりましたが、Phase2終了いたしました。

感想としては、意外と難しい単語は出てこないということです。
Claptonの人生に関することなので特殊な用語は出てこなかったのだと思います。
ただし、例えばシリアスな話の最中にfor good (finally)のような語彙がでてき
ただけでも、一瞬「あれ?」と思ってしまうので、以前も言いましたが、こうし
た表現をたくさん身につけたいと思っています。
やはりスピードが勝負(オリンピックの話ではありません)という一面もあると思います。

「あれ?」と思っている間に話は先に進んでしまうので、語彙を知らないことには、 音は聞こえても意味が取れないという状態になってしまいます。
そして、聞き取れないと思う多くの場合、単語およびその用法を知っていないことが ほとんどだとわかりました。
日本語ならば「カラ?ケ」とだれかが言えば、「カラオケ」じゃないかと自分の
記憶の中にある語彙で補充して意味を取ります。知らないことには「から池」「絡むけ」 などと訳のわからないことになってしまいます。
おもしろいことに(あたりまえかもしれませんが)、一度「カラオケ」とわかる
と「カラオケ」にしか聞こえない。

こうした脳の働きがおもしろくてたまりません。
これからも続けて行けそうです。----スタート台に立ったというところでしょう
が。

松澤さんのおかげです。
これからもよろしくお願いいたします。


9/25
KIKUMASA-様
一度わかると、後はずー-っとわかりますよね。
記憶も、いちど納得(感動・感心)するとずっと残ると思います。

脳の理解は、音が基本というあたりまえの事を、説明させていただいています。

日常会話は、難しい単語は出てこないのが普通です。
3000語ぐらいだと思います。音さえ聞き分けられれば、何とかなる範囲ですよね。

先日、バイリンガルの日本人と話をしました。
英語を聞きたくなくても、耳に入ってくるので迷惑だと感じているようです。(みんなは、そうなりたくてものすごい努力をしているのに、ぜいたくな悩みですね。)音の不思議な働きですが。

for goodとか、英語は優しい単語の組み合わせで、日常いろいろなことを話しています。 易しい単語は入試の観点からは差別されがちですが、英語のヒアリングと読書では、非常に重要なポイントですよね。

今後ともよろしくお願いいたします。



9/25 fromヌースさん
登録ありがとうございます。
サイトでの私の読解力のなさか、matsuzawa先生の学習内容の
おさらいですが、テープは男性と女性の2曲でそれぞれをまず100回
聞いた方がよいのでしょうか? それとも合計100回聞いて次のステップ
に入った方がよいのでしょうか?
 それと録音したのは、カセットテープの70分のモノで、先生から頂いた
メールのように片面づつ4回分と8回分に録音しました。 連続して短い
モノを何回も聞いた方がよいのですか? それならアドバイスの通りに
したいと思うのですが・・・・。

また、その次のステップですが、15分の会話かインタビューの録音
ですが、15分まででしたら途中の内容になると思うのですが、それでも
大丈夫なのでしょうか?
 まだ、第一段階も進んでいない私ごときが色々と質問いたしましたが、
今までのような遠回りはしたくないと思っております。 なんとか英語だけ
でも、否、英語をなんとかモノにしたく本気で思っております。 今までも
何度もトライしていますが、全て途中で脱落いたしました。 努力がたりな
いと言われても仕方有りませんが、何とか絶対に英語をモノにしたいのです。
 どうかよろしくお願いいたします。


9/26
初級の人は、1曲ずつ覚えた方が良いでしょう。
そのほうが集中できると思います。


はじめは、練習のつもりで、ゆっくりとした、短いものでこつをつかんでください。 ゆっくりでも、はやくても、練習の効果はほとんど同じなので、
気軽にはじめて、なれてきたら、「長いけど、私は大好きー」
というものを繰り返してください。

これも、初級の人はいきなり15分は長いと思います。5分から10分ぐらいでゆっくり喋っている題材で、ひととおり練習してこつをつかんだら、15分のものにチャレンジする、と言う工夫をしてください。

5分でも15分でも、題材により途中のものになります。
そのときは、自分が何度でも聞きたい、ハイライトの部分を中心に
録音して繰り返してください。(ハイライトの部分は最後に来ますよね。)



9/27 from Yummy-san
松沢さんお元気ですか?
こちらはかなり寒くなってきました。ニューカッスルのさみしい雰囲気に
拍車がかかってきたというところです(笑)。
バーミンガムも寒くなってきたのではないでしょうか?

私はParrots law Phase1の100〜200の真ん中を過ぎたあたりです。
最近、私の中に英語の言語野の存在を発見したような感じがして、嬉しくなり、 思わずメールを書いています。日本語が出てこないのに私の頭の中にぴたっと 「はまる」時があります。上手く説明できないのですが、あえて例えるならば、 「発音記号のクッキーの型抜き」のような。

私の英語の言語野は、発音記号の型抜きがいくつか出来ていて、
その記号のところにその音が流れるとそこにスッとおさまる感じです。このまま 続けていけば穴ぼこだらけの私の言語野は種がまけるくらい平らになれるかも、 と思っています。説明が下手で申し訳ないのですが、頭の中にそんなイメージがあります。

勘違いかもしれませんが、なかなか楽しい感触なのです。
「s」と「th」が以前より聞き分けられるようになりました。
「r」の舌の動きがまだまだなのですが、「ら行」ではないことが
聞いているとわかるようになってきました。(時々「ら行」に聞こえるのですが)

普段はBBCを聞き流しながら家事しています。
この「i」はリラックスした方だとか、
今の「a」はSOMEONEの発音の時と同じだとか思いながら、
四角い部屋を丸く掃除しています。
今はほとんどオリンピックの解説です。同じ言葉が何度も使われていて、
その度に、マイマシンのi-bookの中の辞書を引き、これで何回この言葉を引いた だろうと思いながらもあきらめずに、繰り返し引いている毎日です。
近々友人が遊びに来るので、ヴィクトリー・アンカー英和辞典を頼んだところです。 楽しみにしています。


9/28
オリンピックは毎日見ています。
冬のオリンピックでは、イギリスはメダルがたったの1個だったので、
見下していましたが、夏のオリンピックでは、日本よりもたくさんメダルを取っていますね。

イギリスには慣れましたか。イギリスの冬を過ごして、あるときなんでクリスマスが 12月なのかに思い当たりました。冬は日が極端に短いので、明かりをつけてドンちゃん 騒ぎをしないと、とても滅入ってしまい冬を越せないから、というのが松澤説です。

クッキーの型抜き」と言う表現は、ぴったりですね。良く分ります。御自分で声を 出して、子音・母音の工夫をたくさんすると、クッキーの型がどんどん増えて行き ます。こつをつかんだようですね。楽しみにしています。
寂しいところだろうと書いて申し訳ありません。 自然にめぐまれたすばらしいところです。

またお便りください。


9/28 from つっき〜さん
200回終了し、実際に歌いながら進めているところです。
でも、どなたかがメールで書かれていたように、
「イメージで頭にたたき込む」が難しいです。
文型700をプリントアウトして、辞書を引いて訳すところから
はじめました。もちろん、発音記号も写しています。
もうちょっとやってみて、どうしても理解できなさそうだったら、
またメールします。

発音記号を書いていると、夫にばかにされたので、
どういう勉強をしているのかは、夫にはナイショ^^;)にしてあります。
そのうちきっと、夫より英語が出来るようになって、
松沢先生のホームページを、自慢げ〜に教えてやるつもりです。

 つっき〜


9/28
内緒にしてまで、学習が続くのはすごいと思います。

発音記号をおろそかにしていると、あとで痛い目にあいます。
はやく追い越してあげてください。

私の場合は、いつまでも発音記号のお世話になっていました。

200回以降はいよいよ本当の力をつけるための、発声です。
誰もいないときに、できるだけ大きな声を出してください。