10/14 from Yummy夫-san,

初めまして。Yummy夫と申します。妻(Yummy)がメールを差し上げていると思います。妻の メールでParrot's lawに隠れて参加していることを暴露されてしまった?ので、私からも 今までの経過と現状の報告をさせて頂きたいと思います。

現在イギリスの大学でコンピュータ関連の講義を受けています。英語については準備不足の ため (年始に受けたTOEFLは特にリスニングセクションがひどく、500点以下でした)こちらに 来てから予想通りリスニングとスピーキングに相当苦労しています。

松澤様のHPは、今年の初め頃から時々拝見させて頂いておりました。こちらに来ていよいよ 切羽詰まって、あらためて、じっくりとHPを拝見しParrot's lawを本格的に開始致しました。 と言っても、HPに書かれている段階を踏んでいないところもあるのですが、いままでの経過と 現状のご報告をさせて頂きたいと思います。

■Phase1
今から思うとPhase1のやり方がかなり雑だったと感じています。選んだのは Disenchanted / Everything But The Girl という1曲のみで、2分ぐらいの曲(但し間奏は入らず、歌詞の 繰り返しもない)です。

今年の初め頃から細々とやっていたのですが、かなり途中期間も空いてしまい、具体的に何回 やったかもカウントしていません。ただ間違いなく300回以上は聴いています。途中から歌詞+ 発音記号を見ながら、一緒に歌っていました。

もう1曲、Phase1をやろうと思っていたのですが、おたより欄に日常会話のスピード (5-10words/1秒)にはPhase2が有効との記述を見つけ、Phase1とPhase2の中間的なものとして やや遅めのPhase2を行うこととにしました。

■Phase2
・イギリスに在住しているので、イギリス発音をベースにしたい
・できるだけ早く始めたい
・スクリプトがないと、表現を間違ったまま覚えてしまう可能性がある

という理由で、Harry Potter and the philosopher's stone のペーパーバックと朗読テープを 購入しました。朗読テープ(イギリス版)には大人用と子供用の2種類が発売されているようですが、私が購入したのは子供用の方です。(それしか、書店に置いて いなかった。)最初の約15分(Chapter 1 の約半分)を題材としました。

8/31に開始して、9/30に100回終了しました。

Phase1が短かったため、効果としてはPhase1を終えた状態に近いと思いますが、以前より英語を聴いているときの音の解像度が上がった(ただし、まだ荒い)のように感じます。

Phase2でスクリプトを見ながらテープを真似る段階(61回目以降)では皆さんがおっしゃっているように、最初はテープのスピードに全くついて行けませんでした。同じ7時間するなら、 1週間に1日7時間するより毎日1時間づつするほうが、効果があるだろうと思い、この段階から 1日4回というペース設定で続けました。その日の体調によっても違いはありましたがやはり1回目より4回目の方がスムーズにいくことの方が多かったです。

そういうこともあって、途中からPhase1で使った歌を準備運動と個々の発音チェックを兼ねて1、2回歌ってから始めるようにしたのですが、改めて聴くといままで見過ごしていた点に気づくことがありました。
(具体的な点については後述。)

80回目以降ぐらいになると、まねできる所と出来ない所とがはっきりと分かれきたのですが、まねできない所は文章の内容の具体的なイメージが沸きにくいように感じました。

まねできないところは、
・スピードが追いつかない
・スピードはゆっくりでもリズムが合わない
・綴りを見たときに頭に浮かぶ発音が間違っていると言ったことが原因になっていたと思います。

まねできない所の何カ所かは無理矢理プロソディーをまねている(タモリの物まねのように) うちに、文章のリズムを掴み、自然にまねできるようになった所も何カ所かありました。 そうやってまねが出来るようになると不思議なもので(というか当然なのかもしれませんが) 文章の内容やイメージがすっと頭に入ってくるような感覚がありました。

その他のまねできない所の練習法として、可能な限りテンポを落として、但しリズムは崩さずに (少し分かりにくいですが、要は速いテンポの歌をゆっくりと歌うという感じに)全神経を舌や 口の動きに集中して発音するという方法も有効だと思います。この方法は、ベース(楽器) を習っていたときの先生が言っていた読譜の練習方法をヒントにしたものです。その先生ご自身は、 マラソンのLSD (Long Slow Distance 長時間、ゆっくりと、長距離を走る) というトレーニング 方法からヒントを得たそうです。

今後は、ややスピードの速い題材で再度というか本番のPhase2を行う予定です。

以下に今までの練習の中で気が付いた点を挙げますが、感じたことが正しい認識かどうかは、やや不安があります。

・sとth(無声)の音の違い
Phase1の曲を聴く時にパソコン上のMP3プレーヤーを使用していたのですが、選んだ曲が静かな曲 だったので、歌の声にあわせてグライコが動く様子が、比較的はっきりと分かりました(にぎやかな 曲だと他の楽器の音にまぎれてよくわからないと思います)。注意してグライコを見ていると、 sの音でもthの音でもかなり高い周波数の部分(具体的なレンジが表示されていないのでわから ないのですが)が、発音された瞬間に振れます。この時、sの音の方が振れが大きい(レベルが高い) のが見ているとよく分かります。このためかthの音はsの音より「湿った」感じに聞こえます。 この感じを掴んでからsの音とthの音の聞き分けが楽になったように思います。

・tの音
tの音は想像以上に強いです。初めのころは強く発音されたtの音がchの音に聞こえました。舌の先を 上の歯茎に押しつけるときに、舌の先のかなり広い範囲が歯茎に押しつけられているように感じます。

・kの音
私の苦手な音です。これも想像以上に強く、舌の奥のほうの軟口蓋への接触面積がかなり広いように 感じます。舌を意識して後ろに引くように心がけています。

以下が自分で認識している、今後の課題です。

・nとngの違い
自分では一応区別して発音できているつもりなのですが、聞いているとわからないことがあります。 point in がpointing に聞こえます。あと"anything"を発音したときにnとngの違いがあいまいに なってしまいがちです。

・rの音
rの音単音では発音の仕方は分かるのですが、単語の中、特に子音の後にrの音が出てきた場合の発音が どうも定まらないです。

・文章の理解度
まだまだ、ニュースのようなはっきりとした口調のものでないと全ての音を掴むのは難しいですが、 音が聞こえて、単語に区切れたとしても意味がわからないと言うことが多いです。松澤さんが ご指摘されているように、これは絶対的な語彙不足、リーディング不足によるところが大きいと 思います。

長くなりましたが、またParrot's lawが一区切りついたところでご報告できればと思っております。

ところで、語源辞書を早速拝見しました。

私の現在の語彙は4〜5千程度で、語源についても、これから学習しようと思っています。特に 初心者むけ語源コラムは参考になります。以前から、語源をベースに語彙を増やすというコンセプトの 書籍は以前からぽつぽつとはあったと思いますが、私の知る限り語源の活用形について十分な記述が なく、初心者には理解しづらかったように思います。今後の充実を期待しております。

P.S.
時折発音記号をコンピュータで入力する方法が話題になっていますが以下のサイトで発音記号のフォント(Win, Mac) が入手できます。
http://www.sil.org/computing/fonts/encore-ipa.html

もうご存じかもしれませんが、BBC Radio はBBCのHPで流れています(要 Real Audio)。
http://www.bbc.co.uk/radio/


10/15
Yummy夫さん、

本格的にParrot'sLawを実践していただいているお便りありがとうございます。イギリスに住んで いることは、Parrot'sLawの完走にとても有利な状況にあります。必要としていることと、英語漬け の環境の中にいますよね。

音の大切さを理解していただき、学習の様子をきちんと整理して、記述していただき、感謝して おります。練習に対しては、これからも工夫を続けてください。

雑ということはありません、とにかく300回繰り返したことは、 大成功です。この段階はとにかく慣れることです。

>最初の約15分(Chapter 1 の約半分)を題材としました。
>8/31に開始して、9/30に100回終了しました。

すごい、快調なペースですね。

毎日1時間するには、相当の努力が要ります。

この方法は、ベース(楽器)を習っていた
>ときの先生が言っていた読譜の練習方法をヒントにしたものです。
>その先生ご自身は、マラソンのLSD (Long Slow Distance 長時間、ゆっくり
>と、長距離を走る) というトレーニング方法からヒントを得たそうです。

マラソンのLSDは私もやっています。最近は、体力がとっくにピークを過ぎているのでLSDしか 出来なくなりましたが。楽器の練習方法は語学に応用できますよね。

>注意してグライコを見ていると、sの音でもthの音でもかなり高い周波数の
>部分(具体的なレンジが表示されていないのでわからないのですが)が、発音
>された瞬間に振れます。この時、sの音の方が振れが大きい(レベルが高い)
>のが見ているとよく分かります。このためかthの音はsの音より「湿った」感じ
>に聞こえます。この感じを掴んでからsの音とthの音の聞き分けが
>楽になったように思います。

グライコは練習に使えそうですね。

Sの音が正しく分解して聞けるようになると、TとかKとかTHを聞き分ける分解能がどんどんあがり ますよね。Sを発音するときの息の量は、始めのうちは、日本語の「さしすせそ」のSの部分の、 10倍の感覚で会話などで話してみることをお勧めします。数1000回繰り返していくうちに、息の 量を日本語の「さしすせそ」の3倍程度でも、大きなSの音が出せるようになると思います。

この段階を越えると、THとかTとかKの音も安定して、聞こえる、発音できるようになります。


すばらしいですね。英語の発音では、舌の運動量が、日本語の発音の数倍有ります。舌をきっちり 固定する、息をしっかりためる(圧力をかける)、息をしっかり摩擦させる、ことが必要です。 息をしっかりとためるためには舌をべったりと付ける必要があります。舌のうごきは、正しく 認識されています。エンジニアの鋭い観察を感じました。

ここまできちんとした認識が進むと、発音練習は、「体育会系の練習」といった意味が体験できたと 思います。大変でしょうが、手抜きをしないで、子音・母音を英語のプロソディーに乗せて発音し つづけてください。音を抜かないで発音できる
ようになると、ヒアリングも完璧に出きるようになってきます。

言うのは簡単ですが、相当な「体育会系の練習」量が必要です。



>ところで、語源辞書を早速拝見しました。

ありがとうございます。最近は、スペースアルクのこの語源辞書の作業を優先しているので、私の HPの更新があまり進まなくなっています。

語源を認知してもらおうと、頑張っていますが、語源の学習は、面白くないですよね。どうしたら、 多くの人に、楽しく興味を持っていただき、効率的に学習していただけるか、ということに苦労し ています。コラムの記述も、まだまだオタク的なのかなーと思い、苦慮しているところです。

>もうご存じかもしれませんが、BBC Radio はBBCのHPで流れて
>います(要 Real Audio)。
>http://www.bbc.co.uk/radio/

ありがとうございます。常時接続のNETに入っているので、何度か聞いています。ただし、日本の インターネット環境は、アジアでも最悪です。非常に遅いので、途切れ途切れになります。これは 近い将来、大問題になります。日本を運営している人たちの能力の問題ですが、この人たちを選んで いる我々のレベルが悲しいほど低いのでしょう。最近イギリスから来た留学生が、日本のインター ネットはなんでこんなに遅いのかと嘆いていました。

8月にサンフランシスコでもインターネットを使ってみましたが、少なくとも日本の100倍は速いと いう感触を持ってしまいました。

イギリスは、12月末まで、どんどん暗くなりますがこれは、めったに経験できない、貴重な体験です。 春とか夏のすばらしさが実感できるからです。私の場合、大げさですが、太陽に対して感じるありがた さが、イギリスに住んだ経験からずいぶんと変わりました。

またお便りください。




10/19 from ぽーさん
こんにちは、ぽーです
9月の半ばにメールをだしたきりなので、もうお忘れかとおもいますが・・・

一つ疑問があったのでメールしました。Parrot'lowのPhase1を終了するレベルは
知らない英語を聞いて、すぐ単語が書けるぐらいですか?


突然こんなこと書いても変ですね。状況を説明します。私は現在260回まできました。まだ、 3分の1ぐらいしかまともに歌う事はできません。その他以前からやっていた初心者用の英語の 教材を、頭の中で単語に置き換えて聞くようになりました。
完璧ではありませんが、以前より出来るようなになった気がします。

でも、これは知っている単語が多くて、喋る速度も遅いから、出来るのかなという気もするの です。なぜかというと松澤さんがホームページの中で

「歌を繰り返して聞いて200回目が来る頃には、その他のメディアから聞こえてくる英語の 一つ一つの音が かなりはっきりと聞き取れるようになった自分に気がついてきます。」

と、書いてあるこの状況が自覚症状がないからです。確かに、耳に残るような音は増えてきたとは 思うのですが、「1つ1つの音がかなりはっきりと・・・」とまではいってないような気が するのです。まだ2曲がちゃんとした発音で歌えないようなので次の曲にチャレンジしようと 思います。出来なければ、出来るようになるまでやればいいことなのですが、全て完璧に 終わらせる事はないはずなので、いつ次のステップににいけばいいのわからないからこの様に 唐突な質問をしてしまいました。
でも、言いたい事があまり伝わっていないような気もするのですが・・・・
お返事いただけるとありがたいです。

ぽー



10/21
ぽーさん、
メイルをありがとうございます。

一緒に声を出して歌うことがもっとも効果の有る練習になります。発音できるようになった音は、聞き取れるようになってくる、ことをイメージしながら、もう少し、歌う練習を続けてください。

>でも、これは知っている単語が多くて、喋る速度も遅いから、出来るのかなという気もするのです。

遅くても、きっちり聞き分けられるようになることが練習のねらいです。遅い、速いはあまり問題ではありません。あくまでも、きっちり発音できて、きっちり聞き分けられるようになることが重要です。

どうしても3分の1しか歌えないようでしたら、もっとゆっくりで、単語数の少ない曲に変えたほうが良いのかもしれません。

>
Phase1はご自分が、ほとんど出来るようになったと実感する必要があります。もっともっとゆっくりで、文章の少ない歌を仕上げてください。

どうしてもPhase2をするのであれば、5分くらいで、ゆっくりのものをやってください。その後、Phase1の歌に再チャレンジすることも可能です。


10/23
こんにちはぽーです。お忙しい中、お返事ありがとうございます。

当分Phase2には当分いくつもりはないですし、挫折する気もありません。3曲目はもうスタートさせました。

松澤さんの語源の連載コラム楽しみに見ています。お忙しいとおもいますが、お体に気をつけてがんばって下さい。またメールします。
ぽー


10/24
ぽーです。
がんばります。
ありがとうございます。

> ぽーさん
> こんにちは。
> ぜひ完走してください。応援しています。
>
> 21世紀はますます、英語が出来る人とそうで無い人の「情報の貧富の差」
> が大きくなります。パソコンを使える人と、使えない人の「貧富の差」も
> 大きくなると言われていますよね。
>
> 英語は本当はとっても簡単にマスター出来ます。
> 毎日少しずつ、乗っている日はたくさん学習して、楽しい人生に
> してください。



10/20 from Yusuke
はじめまして!Yusukeといいます。20歳の大学生です。松澤さんのページはudaさんのページと共に2月からお世話になっていまして、最近では英語に触れるのが楽しくなっています。

Parrot's Lawは
@3/1〜14
Top of the world(カーペンターズ)と
Piano man(ビリー・ジョエル)
A3/17〜4/14
Bill Gates のインタビューです。
(English Journal)
登録よろしくお願いします。

さて、今回メールを出させていただいたのは、機械翻訳についてお聞きしたいからです。私は文系(法学部)ですが、とある情報系のゼミの説明会で「コンピューターで検察側と被告側に分かれてそれぞれ陳述(思考)して、結論をだす」というシステムを見て、とても興味が湧き、来年、3年次から履修することにしました。

いままで特に興味を持って学んできたのは英語なので、機械翻訳を中心に研究したいのですが、正直、あまり機械翻訳についてのイメージが湧きません。具体的には「英語のロジックをコンピューターに打ち込む」というような作業になるのでしょうか?何か数学的素養が必要な分野なのでしょうか?勉強のし始めは、どのようなことから入ったらよいでしょうか?時間がおありのときにでもお答えいただければ幸いです。それでは、失礼します。


10/21
Yusuke-san,

メイルをありがとうございます。

機械翻訳を理解するには、使ってみるのが一番です。フリーウェアに有れば一番良いのですが、「こりゃ英和」などが安いと聞いています。

いろいろな英文、和文を入れてどのように翻訳されるかをしらべると、機械翻訳はこんなものかというのが見えてきます。

機械翻訳の原理は、英和の場合、
1 入力英文の単語の組み合わせを機械翻訳辞書と比較して、マッチングするものを捜す。
2 全部の単語に対して、1ができたら、次に文法で、品詞の組み合わせを調べる。一つの文章の全部の単語が品詞の組み合わせでつながる組み合わせを見つける。(S+V+O+前置詞句とか。)S V Oがわからなければ、文法書で調べてください。
3 上記2のステップで、2つ以上の解答が出てきたら、気の利いた機械翻訳ソフトでは、前の文章を参照したり、学習機能により、一つだけ選びます。
4 文法と、1の辞書の意味から、英語に日本語を割り当てて出力します。

機械翻訳にたづさわるためには、文法力があったほうが良いと思います。キーとなるのは、翻訳のための文法をいかにSoftwareにあった方法でデータベース化できるかにかかっています。


10/23 from Yusuke-san
>キーとなるのは、翻訳のための文法をいかにSoftwareにあった
>方法でデータベース化できるかにかかっています。
 
つまり機械翻訳を行うためには
1〜4のように過程をデータベース化する技術と、
1〜4のような内容そのものを作る英語力を
身に付ける必要がある、と考えていいのですよね?

お返事ほんとにありがとうございました。 早速ソフトを買ってシステムを調べることから 始めてみます。
では失礼します。 また疑問が湧いたときに お聞きさせていただければと思います。

10/23
Yusuke-san,

専攻は電子、情報関連ですか。 それならばC++のマスターが必要です。 という私はできませんが。



10/21
マツザワ様

はじめまして!孤狼と申します。

突然のお便り失礼いたします。

さて!忘れもしません。2000/9/6のことです。何気なくネットサーフィンをしていてこのページを見つけたときの私の驚きははかりしれないものでした。

「目からうろこが落ちる」というのはこのことか!っと改めて感じた次第です。

このページに書かれているすべての学習法が理にかなっていると感じたのは私だけではないはずです。特にListeningの学習法は秀逸だと思います。

理にかなっていると感じていながら本当に効果が出るのかを実証してみないと信じることができないのが科学者(っといっても実はしがない電脳技術者なのですが・・・)のサガ!本当に効果があるのかを確かめたくて2000/9/17からParrot's lawを始めました。

Phase1で選択したのは、
AEAROSMITH:I don't want to miss a thing
Britney Spears:Oops...I did it again.
です。(遅ればせながら登録してください!)

〜100回:9/17〜9/25
〜200回:9/26〜10/6
〜300回:10/7〜10/19

現在は、Phase2(Star Trek First Contactを選択)の6回目です。

なにしろ驚いたのはPhase1の200回を超えるころから英語で映画を見てもニュースを見てもアニメを見ても(ちなみに我が家はSkyPerfecTVを視聴していて英語のソースを見るのに事欠きません)その聞こえ方が以前とはまったく違ってきたことです。

知っている単語でも今までは聞き取れないことが多かったのですが、意味をわすれていたり、聞いたことがあっても知らなかった単語までもxxxってなんだっけ?って具合に認識できるようになっていたのです!

Listeningの「解像度」をあげるとはまさにこのことなのですね〜。

このまま書きつづけると長くなってしまいそうなので、続きはまたの機会に!

まずは、このように効果的な学習法を教えてくださったマツザワ様に感謝い
たします。ありがとうございました。

それでは!

10/21
孤狼さん、

お便りありがとうございます。ものすごい効果が出ているようなので、たいへんうれしく思います。なかなか効果が出ない場合もある中で孤狼さんは大変ラッキーな方です。この方法がとてもあっているのだと思いますので、ぜひ完走して、お便りください。

その中で気がついたことを書いていただければ、多くの学習者の参考になると思いますので、こちらこそよろしくお願いいたします。



10/26
こんにちは、 ニューカッスルのYummyです。

1週間ほど前に歌の300回を終了ししました。子音を意識することに重点をおいて歌いました。私はイメージがうまく出来ないのが悩みの種なのですが・・・。
今後も歌える歌を増やしていく予定です。3曲目は、"you're still the one" (shania twain)。100回聞き終わり(まだ早いかなと思いましたが)もう一緒に歌っています。

phase 2を開始しました。20回ほど聞き終わりました。題材は、月曜の夜BBCで放送している“Delia”の料理番組(番組名忘れちゃいました)にしようと前から思っていたので、すぐ決まりました。カスタードプリンの作り方で、だいたい15分です。彼女の発音は本当に聞きやすく、知っている単語が多く登場するせいもあって自分で聞き取りながらテキストを書いています。(テキストがないので)

語源は読んでいるだけで楽しいです。(覚えようとしたら苦しいのでしょうが)
ただラテン語はどう発音したらよいのでしょう?教えていただきたいです。
発音記号が理解できるようになったおかげで辞書を引くのがよりいっそう楽しいです。“わかる”というのは本当に気持ちがいいです。英単語に歴史を感じています。

先日ホームで電車を待っていたら7,8歳の女の子が泣きながら私に話しかけてきました。その少女は制服でしたし、時間も午後3時半くらいで学校帰りなのだという事はわかりました。涙をポロポロこぼしながら、私をまっすぐ見て、
「・・・・ロング チュイーン・・・。」
というのです。私はとっさに「わっとはぷん?」と言葉が出て彼女の涙を拭いたまではよかったのですが、肝心の意味がわかりません(情けない)。
私はろんぐちゅいーん?と何度も聞き直し、その度に彼女は「Yes」と言います。

私がその意味がやっと分かった頃には彼女は他の人に聞きに行っていました。
「wrong train」聞き取れませんでした。彼女には申し訳ないことをしました。
あんなに「s」と「t」の子音ばかりやっていたのに・・・。
今までは練習のための練習だったのだろうかとも思えます。
「r」と「L」の区別もつくようになってきたと思っていたのですが、
聞き取れないのでは、ただの自己満足ですね。

Parrots Law Phase 2を、続けていきます。並行して、超基本動詞のイメージをつかむことと、歌も歌います。

また、メールさせて頂きます。

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Yummy
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Yummyさん、

You're still the oneは私も大好きな曲です。Shaniaの歌い方はSの発音が
聞いていて気持ちが良いですよね。何度聞いても癒されます。とくにこの曲はSの発音が強く、録音もマイクに近く強調していていいんだなー。
>
イギリスはきさくな若い男性の料理番組がありますよね。
彼も相当、出世したんでしょう?石臼とすりこぎが印象的です。

語源に関しては、(株)アルクとその効用を広めようと考えています。
まだ言いたい事のほんの一部しか書けていないのですが。
今後の半年を楽しみにしていてください。
ラテン語の発音に関しては、私のHPのLink集にあるLingua Latinaに行くとありますので、お手数ですが、当面はそちらを参照してください。ほとんどがローマ字読みでOKです。2,3気をつける点もあるようですが。


>「wrong train」
>聞き取れませんでした。彼女には申し訳ないことをしました。

英米にいると、こういった体験が出来ます。この経験はものすごく貴重です。
英会話学校の50時間ぐらいの効果が一瞬にして得られます。私も、英語がそれほど出来なかった頃、ハワイで、子供に「フォーセット?」と聞かれて全然分からなかった。I'm sorry, I don't knowというと、その子は隣の人に同じ質問をしていました。

そこでわかりました、Water faucetつまり水が飲みたかったのです。ワイキキの外れのダンス学校で若い子がフラダンスの練習をしているのを見ていたときの事です。
この体験が貴重なのは、体験した本人が、分るようになるために次にどうすれば良いかが、体全体で分かるからです。

私は英会話は、高校卒業の語彙で十分だと考えています。片言で単語を並べれば、会話ができます。カタコト英語のレベルです。外国人にはできるのが、日本人にはカタコト会話はできません。肝心の発音の練習が圧倒的に足りないからです。

日本人がカタコト英語を出来るようになるのは、英検一級をとった後、という
笑えない現実があります。発音の習得は、本当は比較的短時間に出来ます。
Yummyさんの体験談、進捗をまたお便り下さい。





10/28
松澤様Toukcyです。

お便り載せていただきありがとうございます。自分にとっても励みになります。

質問なのですが、HPにある、dzは、d3の間違いではないでしょうか。ある本では、tsの有声音がdzとなっていますので、t$の有声音はd3のように思います。

あとそれから、一般論として、リスニングの訓練で、ディクテーションが重視されますが、松澤さんのページでは全然見かけないのですが、これについてはどう考えていますか。

Toukcy-san

普通のアルファベットと数で発音記号を代用できるルールがあると良いのですが。d3を使うのは良いアイデアですね。ご指摘も取り入れて、私のHPをいつか見なおそうと思います。現在は語源に取りかかっているので、棚上げている状態です。(発音の章は中断しています。)

ディクテーションに関しては、どうしても歌詞を知りたい歌があるときはやりました。私自身ほとんどやったことが無いので、価値があるかどうかわかりません。やってもいいんじゃない。というのが私の立場です。
一緒に口を動かして発音することは有効だと思えます。なにか別の見方とか、意見があったら教えてください。