10/31 from T@NY-san

松澤さん、おひさしぶりです。

突然ですが私もフランス語を勉強する事になりました。
11月の末の数学の試験の後に、フランス語のテストが
あるのです。数学のフランス語の論文を辞書を用いて
英訳するだけのテストなので、それほど厳しくないので
すが、やはりついでにフランス語が話せるようになった
ら嬉しいな、と思ってしまいます。
今、英仏辞書を探しています。フランス語は英語で学ん
だ方が遥かに楽ですよね。
初級者用の良い英仏辞書があったらお教えください。
Speak French with Michel Thomasはどうですか?
AmazonのReviewでは賛否両論あるようですが…。
あと、Parrot's Lawをセリーヌ・ディオンでやる予定です。

この前Montrealの数学の会議に行きました。会議は英語
でしたが、街で話されているフランス語、全然分かりま
せんでした。大学の教養でやった内容は全て忘れています。
分からないのがかなり悔しかったのでいい動機付けになり
ました。

それでは、またすぐに連絡致します。英語等の近況もその
時報告したいと思います。


10/31
T@NY-san,

私のフランス語はカタツムリのペースで進んでいるので、
アドバイスできる状況ではないのですが、むしろともに学ぶ
仲間としてお付き合いしましょう。

フランス語の学習は今回は順調です。最大の原因は
とことん音に慣れようとしているからだと思います。

HPに書いたように、今はNotre-Dames de Parisを聞いています。
平行してNHK TV フランス語会話を時々見ています。TVの会話は
ほとんどの表現に慣れてきているので、違和感がなくなりました。
時々、気が向いたときにテキストも買って、テキストを持ちながら
TVを見ています。

辞書に関しては、仏和辞書を使っています。仏和辞書もずいぶんと
分かりやすくなり、種類も豊富です。仏英辞書を探したのですが、
フランス語の語源が出ているものが見つからなかったので、購入していません。

Notre-Dames de Parisは和訳がありません。200回程度聞いたので、
何曲かのテキストの訳を辞書を引きまくって調べました。
なんと、4曲トライした4曲とも意味が分かりました。多分、NHK TVとか、歌とかでフランス語の音とテキストにだんだんと慣れてきたせいだと思います。

語彙を増やしたり、自分で発音するための時間を全然作っていないので
上達は微々たる物です。将来、時間が取れるようになったら、ページ数の
少ないPaperbackを買ってあるので、これを読み始めると、一気に上達
するとは信じているのですが。

Speak French with Michel Thomasは絶対にお勧めします。
ただし取り掛かるタイミングにより、賛否が分かれると思います。
順番としては、Parrot'sLawのPhase1をやってから、Michel Thomas
のCDで練習すると効率が良いと思います。Michel Thomasは徹底的に
フランス語と英語の類似点を利用しています。
極論すると、英語とフランス語はテキスト上はほとんど類似していて、
発音とアクセントが違うと考えられます。

Michel ThomasのCDを聞いて、日本人として、苦労して英語を習得した
人は、フランス語の習得は英語の10分の1以下の労力で出来る事を、
改めて確信しました。英語を習得した日本人は、フランス語を習得しないと、
人生でものすごい損をしていると考えています。
(あくまでも、私個人としての考えです。)



11/2 from T@NY-san
松澤さん、
非常に詳しいアドバイスありがとうございました。
こちらこそ宜しくお願いします。フランス語は今月末から
始める予定です。
セリーヌ・ディオン+Michel Thomas,
辞書はクラウン仏和の電子辞書、という組み合わせで
取りかかります。この辞書は音声が出るので重宝しそう
です。

確かにフランス語と英語はそっくりです。モントリオー
ルでは、聞くのはダメでしたが、読む方は半分以上の語
彙が英語から分かってしまうので、基本の語彙を思い出
しさえすれば読みに関しては問題なくなる、と確信でき
ました。
まあそれでも発音を攻略するのが王道ですよね。

英語に関しては、相変わらずTIME+Friendsです。
もう余り英語で極端に困る事はないので、だらけて
来たような気がします。

質問が有ります。
1.イギリス英語は慣れれば分かるようになりますか?
はずかしながら、友達のイギリス英語が全く分かりません。
2.長い文章が聞き取れません。例えば:
I only wish that I had someone there who had given
up babies who could have told me how terrible it is
to give up a babies.
のような文を聞くと、まん中当たりから頭の中が???と
なってしまいます。
これは文法力の問題でしょうか。それともretention力
が弱いのでしょうか(スピードではないと思います)。
なにか良い対策法があったらお教えください。

以下は御参考迄に。
最近の勉強法:
1.基本動詞のイメージを定着させるため、Friendsから使え
るフレーズをまとめて、パソコンに保存してあります。そ
れを毎日朗読…できれば最高ですが、最近だらけて、1日
おき位です。
2.Parrot's Lawを未だにやっています。今はイントネー
ションにかなり気を使っています。耳は良くなりましたが、
その分自分の発音の下手さが分かって愕然。
3.語彙レベルは余り進歩していません。Word Power Made
Easy等をやりたいのですが、何ぶん時間がない。
4.Mission: Impossibleの本とDVDが有るので、これもやり
たいが時間がない。

それでは、益々の御活躍を期待しております。

11/6
T@NY-san

真冬に、トロント、オタワ、モントリオール、ケベックと
ドライブした事があります。ケベックに行く途中に食事の
ためにハイウェイからはずれてレストランに入ったら
完全にフランス語だけの世界でした。

上の4つの都市を順番に訪問すると、最新のモダンなトロントから、
古いヨーロッパ調のケベックと変わってゆく様子が、何とも言えず
感激モノでした。
ダニエル・スティールのThe Ghostを読んでいるときに、なぜか
このドライブの旅をおもいだしました。

ケベックは真っ白な雪景色と、凍ったセントローレンス川が
Excellentでした。あの美しさは一生忘れません。

フランス語も発音を攻略するのが王道だと思います。

>
>英語に関しては、相変わらずTIME+Friendsです。

Friendsはやっと日本でシリーズ1がレンタルビデオ屋に出回って
きました。我が家はWOWOWが見れないので。
イギリスでは既にシリーズ6を見ているそうです。アメリカと
リアルタイムなのでしょうか。
日本中の若者が、Friendsを字幕なしで楽しめるような、
そんな日本になったら、日本の文化もグローバル化が進んだと
言えるのですが。そうなるように少しは貢献したいのですが。


>質問が有ります。
>1.イギリス英語は慣れれば分かるようになりますか?

イギリスBBC英語は分かると思います。教養として、分かるようにしておく
必要があります。慣れですよね。CNNでもときどきBBCのニュースを
流しています。
イギリス人の英語は、人によりなまりが激しいものが
あります。たとえば、ウエールズに近いForest of Deanのきこりの老人と
話した事がありますが、わかったのは10%以下です。
友達の英語がなまりのランクからどの位置にあるのかによって、
判断したほうが良いと思います。究極的には完全に分かるようになった
ほうが良いのですが、難しいですよね。


>2.長い文章が聞き取れません。例えば:
>I only wish that I had someone there who had given
>up babies who could have told me how terrible it is
>to give up a babies.

聞き取りを完璧にするためには、多読する必要があります。
Paperbackなどを普段のスピードよりもほんのちょっと(5%位)
早く読みつづけると、長い文章でもついてゆけるようになります。

5%速く読むためには、単語を4−5個ずつのグループで
捕らえて見る必要があります。目で見て、頭の中で音が響いて
いますよね。常に単語を4−5個ずつのグループで読むように。
慣れてくると、その4−5個の単語のうちの、キーワードが
イメージとして残るようになります。

上の例でやると、
I only wish that I had someone there who had given
up babies who could have told me how terrible it is
to give up a babies.

をブロックで読むと

I only wish that
I had someone there
who had given up babies
who could have told me
how terrible it is
to give up a babies.

というように読むと思います。
残るイメージとしては、
I wish
someone there
had given up (babies)
told me
how terrible
give up a babies.


私の頭の中では、上記の単語の発音が強く響き、その他の単語の
音は、弱く、短く響いています。
話者も、上記のような単語を強く発音しているはずです。

Parrot'sLawは本当は生涯学習です。そういうと、初心者が
離れて行ってしまい、やってくれそうにありませんが(笑)。
生涯学習をいうのは、レベルによっていくらでも応用して
使えるからです。

>これもやり
>たいが時間がない。

「時間が無い。」と言える状態は、人生を楽しんでいて、幸せな
状態だと思います。「時間が無い。」状態のまま、中身をくふうして
2倍でも3倍でも人生を楽しみたいと思っています。
「勉強は人生の最高の贅沢。」であるというモットーを若い頃から
持ってきました。実行はできていないのですが。

アメリカにいるという私から見ると最高にうらやましい環境に
いらっしゃると思います。
私の場合、毎日1%ずつ進歩すると、61日で
能力が200%になると自分に言い聞かせています。




11/1 from ミチオさん
こんにちは,松澤様,ミチオです。
いきなりで申し訳ありませんが,語源stareのとこで,
metastasize 障害物、邪魔ob-=over、against(反対して立つ)
とありましたが,辞書にこの意味は見つかりませんでした。
間違いではないでしょうか?
それから,この単語の語源の分解の仕方がいまいちわかりません。

それでは失礼しました。

11/2
ミチオさん

ご指摘ありがとうございます。
私の転記ミスです。(obstacleの行が間違って入っていました。)直しました。

metastasize (医学)転移する Gk.meta=between, across+sta(立つ)から「移る」の意

これからもご指摘をお願いします。

松澤




11/2 from Toucky-san,
松澤様

Touckyです。

Phase1で200回台に突入しています。
少しは向上しているような気もしますが、鈍感な私にとって、高解像度で英語を
とらえるレベルはまだまだのようです。「音が頭の中で(勝手に)響く」状態も
まだまだです。AFNなどを聴くと、まだぜんぜん音がとらえられません。いい成果
を報告できず申し訳ありません。

昔リンガフォンをやっていたのですが、そのときからかなりシャドーイング(オー
バーラッピング)はやっていて、だれから言われなくても、完全にテープの音に
付いて発音できるまで練習したものでしたが、巷で言われているような効果はあ
まりなく、発音が悪いと言われたときにはショックでした。これはきっと、カタ
カナ発音で追っかけていたからでしょう。
テープの速度に付いていこうとするあまり、ずいぶん発音を軽視してきたように
思います。theなどは「ザ」で発音していましたし。

最近、松澤さんやUDAさんの教材で練習するようになってから、特にthやf,v,l,r,
そして、開く音と狭い音に気をつけて発音しています。それでも、こういう日本
語にない発音が多発すると結構口を動かすのが大変で、本当にネイティブはこのとおり全部口を動かしているのかなと思ってしまいますがどうなのでしょう。

200回目以降の歌う段階で、もう一つ問題が生じました。音痴でハイオクターブが出せない私にとって、この点で苦戦しています。どうしたらいいでしょうか?

100回台でリップシンクをしてしまっていたので、スピードに付いていくのは訳な
いのですが(カタカナ発音になっているかもしれない?)、ただ、
例えば、Let it beで、of troubleやof wisdomなど、ofのvとそのあとの子音の連
結がうまくいきません。この辺はどうしたらいいでしょうか。


リスニングの練習をするときに、一語一語聞き取ろうとして、単語を文字として
イメージするのはどうなのでしょうか。日本語でも注意して聴こうとしたり、文
意が取れないときは、頭の中でリピートすることがありますが。
自然に聞き取れるときというのは、こういうことはせず、英語を聴いているとい
う意識もなく、意味が取れていきます。こういうことは、何について話している
かつかめた場合で、そうでないときは、それをつかむまで注意が必要です。ただ
理解できているときでも、聞き取れない単語が出てくると、意識に曇りが生じ、
それが重なると、混乱してきて、ついには、意識は別の所に行ってしまいます。


あと、Phase 2の教材ですが、少しゆっくり目なのですが、NHKラジオ英会話でやっていた物語の朗読はどうでしょうか。結構好きで気に入っています。時間は17分ぐらいです。

よろしくお願いします。

Toucky




アメリカ人から、「日本語をしゃべるときに、あいうえお、かきくけこの音を全部口を動かしているのですか?」と聞かれたらどう答えますか。
「全部口を動かしている。」と答えると思います。
絵英語に関しても同じです。「全部口を動かしています。」
手抜きをしないで、できるようになってください。


私も声が低いので同じ問題があります。オクターブ下げて歌っています。


2倍ぐらい遅く発音することから始めて、百回繰り返すうちに同じ速さに持って行く練習をするとできるようになります。回数を繰り返すことを、おっくうがらないでください。

>リスニングの練習をするときに、一語一語聞き取ろうとして、単語を文字としてイメージするのはどうなのでしょうか。日本語でも注意して聴こうとしたり、文意が取れないときは、頭の中でリピートすることがありますが。

単語をスペルでイメージできるまで続ける必要があります。これが出来るようになると、Paperbackを読むときに、目でスペルを聞くことが出来るようになります。

どうしたら、聞いている意識が無く理解できる英文を増やす教材の選定に工夫してください。たくさんの英語に触れることが必要です。たくさん読む必要があります。



11/2 from Aki.M-san
はじめまして!こんにちわ!オーストラリアのニューカッスル大学に
留学中で英語教師を目指しています。
こっちに来て、もうすぐ9ヶ月になろうかというくらいですが、4技能の中では
まだ、リスニングに苦しんでいます。最初の頃は語学学校へも通ったの
ですが、日本人は特にその傾向が強かったように思いました。
日本語や英語の音の違いからなど色々考えられると思い、検索中に
先生のホームページを見つけて、とても興味を持ちました。
私は教師になりたいので生徒にはリスニングで苦しめられないような
英語の授業をしたいと思っています。そのためには、どのような授業が
できるか?と問われた場合、正しい発音指導が重要なのではないかと
漠然と思っていました。ただ、これは本とか読んだわけではないので
なぜ発音とリスニングが繋がるのか?といわれても返答に息詰まって
しまうような段階なんですが・・。そこで、このことについて何か書いて
みたいと今、思ってるのですけど、そういうのが書いてある、文献などは
ありますか?良ければ、教えて下さい!
私の場合、言語学ではなく教育が専門なので、リスニングのための効果的な
発音指導(特にALTとのTeamTeachingを重視した)のような感じのが
できたらなぁと今、奮闘中です。先生の発音のページはとてもわかりやすくて
参考になりました!では、また書きます。失礼します。

11/4 Aki-san
返事がちょっと遅くなりました。メイルありがとうございます。
オーストラリア、うらやましいですね。

文献は知りませんが、インターネットのいろいろなサイトで述べられて
いることを、あちこちから集めると良いかもしれません。
発音に関してはUda-sanのサイトとか、私のサイトとか、またサイトにある
Linksに有益なサイトがたくさんあると思いますので、それぞれ行って
にてはいかがですか。
なたYahooなどで検索するとたくさん出てくると思います。

良いサイトがあったら、逆に教えてください。
またAkiさんの英語歴なども教えてください。



11/4 from Sano-san,

突然ですが、超基本動詞のところを表にしたものをダウンロードすることはできませんか?具体的なやり方はわかりません。すみません。


11/6
CSVというファイルをご存知ですか。
以下の手順でできます。難しいようでしたら、パソコンに詳しい
周りの人に聞いて見てください。

1 HomePageからコピーしたモノを、テキストファイル.txtにする。
2 このファイル名の拡張子を.CSVとする
3 拡張子.CSVのファイルをMS Excelで開く。
4 Excelのテーブルとして自動変換されます。


11/6 from Sano-san
先日メールを送らせていただいたSanoです。
見事に表になりました!!
ありがとうございました。
僕は情報系の大学に行っているのですがまだまだかけだしでぜんぜんダメです。

また質問があります。
Listening のところにかかれていている Parrot's Law をやってみようと思っているのですが、タック&パティやビッグマウンテンの曲はくせが強すぎますか???
いままであまり洋楽を聞いたことはなかったので、オムニバス形式のバラード集を借りて聞いてみた中ではその二グループの曲が気に入ったもので。

11/6
英米人の歌っているものならば、なんでもOKです。
ただし、はじめの1曲は、すごくゆっくりで、歌詞の中の単語数が
少ないものを選んでください。

すこしやってみて、これは行けそうだとか感じたらまたお便りください。






11/4 Touckyです。


自然に聞き取れるときというのはごく希で、かつ部分的なもので、単語をしっかり聞き取れて、内容が理解しやすい場合に限ります。たいていは、知っている単語でも聞き取れなかったり、即意味をとらえることができないことが多いので、まだまだ初級レベルです。例えばTOEICのpart3,4は聞き取りが困難で、二ヶ月前に受けたときはL320でしたが、実際確信を持って解答できたのは半分ぐらいです。

スペルをイメージして聴くやり方と、自然に聴くやり方では方法が違うと思うの
ですが、Parrot's Lawの中で、あるいはその後のリスニングの訓練の中で、スペ
をイメージするトレーニングをした方がいいでしょうか。これは速いものだとス
ピードに追いつくのにかなり苦戦しそうです。

えーと、Phase2はNHKのやつでいいのでしょうか?

自分の感覚では、まだ英語の音が自分の脳の中で市民権を得ていないように思います。そのため、意識してl,rやthやf,vを認識した上で話すのはいいのですが、意識していないときや、音で聴いたのをリピートしたり、自分で何かを話そうとしたりするときは、カタカナ発音で代用してしまっています。
どうもまだこれらの音が自分の脳にきちんと独立した音として登録されていない
ようで、カタカナ発音のカテゴリーに入れられてしまっている感じがします。そ
の上、覚えた単語がことごとくカタカナ発音で登録されているのでなかなか大変
だなという気がしています。
もうこれは本当に、学習の初期段階からきちんと英語の音で学ぶ必要性があると強く感じます。

ところで、ヴィクトリー・アンカーですが、本屋に行ってみたら、ニュー・ヴィ
クトリー・アンカーとなっていましたがこれでいいのでしょうか。
カタカナ発音が表記されているのが気になりましたが。

Toucky


11/5 from Toucky-san
松澤様

前のメールで書いた、
「紹介にあった、発音記号を表示してくれるサイトに行って、」
というのは、UDAさんのサイトから、Aokiさんという方のページへのリンクで
した。
http://www.kt.rim.or.jp/~s_aoki/english/text2pron/

英文をまるごと発音記号つきに変換するツールで、Parrot's Lawをするのに便利でした。

Toucky

11/6
Toucky-san

メイルをありがとうございます。

スペルをイメージするだけのトレイニングは必要ありません。そのかわり多読が必要です。多読により、スペルと発音がしっかり結び付くようになります。
多読に行く前にParrot'sLawのPhase2 までをしっかり終了させてください。
>
>もうこれは本当に、学習の初期段階からきちんと英語の音で学ぶ必要性があると強く感じます。

そうですね、頭の中をまっさらにして、すなおに生の英語の発音を入れなおす必要がありますね。まったく受験教育の弊害ですよね。
>
>ところで、ヴィクトリー・アンカーですが、本屋に行ってみたら、ニュー・ヴィ
>クトリー・アンカーとなっていましたがこれでいいのでしょうか。
>カタカナ発音が表記されているのが気になりましたが。
>
本屋でニュー・ヴィクトリー・アンカーを見ました。2000年10月初版ですね。うれしいですね、ますます良くなっています。
カタカナ発音が表記されていますが、あっても別に問題ないと思います。

発音記号を表示してくれるサイトの紹介ありがとうございます。
これは便利ですね。



11/7 from つっき〜san
2曲めの歌がもうすぐ終わります。Udaさんの30音のCDも練習しています。
それから、辞書をヴィクトリーアンカーに変えたら、だいぶ引きやすくなりました。
私にとっては大正解だったと思います。ただ、夫に辞書とUdaさんの本を見つかってしまって、「無駄な買い物して・・・」と言われてしまいました。
「無駄じゃないもん!」
「なんで、(辞書)持ってるのに、買い足すの?」
「だって、こっちのほうが引きやすいし、見やすいし、使いやすいんだもん。」
 それに、マツザワ先生のおすすめなの!」
「だれ、それ?」
「私の英語の先生だよ!」
「ふ〜〜〜ん・・・」(冷たいまなざし)
勝手に「私の先生」なんて言っちゃってすみません(*^-^*;)。
本題に入ります。
英語の歌詞を、辞書をひいて日本語訳と照らしあわせても、
訳せない部分があります。直訳と和訳が違うのはわかっているのですが、もともと基礎がないために、和訳があっても訳せないのです。
かなり情けない状態だと思ったので、一応、中学1・2・3年各学年の薄っぺらい問題集(基礎問題ばかりのもの)
を済ませました。身についたかどうかは疑問ですが(;_;)。
それで、文法とか、英文読解とかの参考書みたいなもの、何か適当なものがあれば教えていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
writingのページにあったように、「10曲ぐらい覚えて・・・」というのを実行しようと思っているのですが、訳せないでは覚えられないし、悩んでおります。
10曲ぐらい、覚えるくらいまでにはPhase2の題材をみつけるつもりです。
個人的な質問で申し訳ないです。ほかのかたのような
高水準な質問は、きっと?年後には、できるようになるつもりですので、どうかよろしくお願いします。



11/8
つっきーさん
メイルをありがとうございます。

リアルですね。我が家も似たようなところがあって、お気持ちよく分かります。
私は、英語だけでも30冊くらい辞書を買い込んでいます。
都度、質問を受けています。

>文法とか、英文読解とかの参考書みたいなもの、何か
>適当なものがあれば教えていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。

特にこれがベストというのはありません。またほとんど毎日新しいのがでてくるので、とてもついていけません。ときどき本屋に行った時に、英語のコーナーも見て、これは私にあっていると言うものを購入すれば良いでしょう。
我が家にも、こうしてたまった英語学習の本が50冊以上はあるでしょう。
「また買ってきたの。」
「だって、NOVAに行くより安いもん。」

分からないところがあるというのは、学習の過程にあるので、あって当然です。
受験とかテストの習慣で、「わからないところがあってはならない。」とマインドコントロールされ続けていますね。このマインドコントロールをまず解いてください。いろいろなものに触れて、辞書に慣れてくると、昔わからなかった英文があるとき分かるようになります。

薄くて、文字が大きくて、読みたいPaperbackを一冊、辞書を引きながら読破するのが最良の学習方法です。

本の前半では1/3しか分からなかった内容が、読み終える頃には、半分以上分かるようになります。読み終えた達成感を味わってください。
そしてもう一度その本の最初をみると、なんであんなに分からなかったんだろうと感じます。回り道をしないで直接生の英語に触れてください。

Bestな参考書は辞書です。文法書などは辞書を使いこなすための副教材と考えて、学習を続けると良いと思います。

つっきーさんの状況がわからないのですが、毎日1時間、年間500時間も続ければ、?年で無く、1年で変身できると思います。




11/9 from T@NY-san
松澤さん、詳細なお返事有り難うございます。
今回は特に感銘を受けた英語の所だけ質問を交えて
お返事します。
> ブロックで読むと
>
> I only wish that
> I had someone there
> who had given up babies
> who could have told me
> how terrible it is
> to give up a babies.
>
> というように読むと思います。
> 残るイメージとしては、
> I wish
> someone there
> had given up (babies)
> told me
> how terrible
> give up a babies.
>
>
> 私の頭の中では、上記の単語の発音が強く響き、その他の単語の
> 音は、弱く、短く響いています。
> 話者も、上記のような単語を強く発音しているはずです。
上記はフレンズの台詞なのですが、まさにおっしゃる通り
に発音されています。私も中学の時の先生がこれを教えて
くれて以来、いつも意味の区切りに縦線を入れて、頭から
音読するようにしていました。問題はやはりスピードです。
ただ、速読を日常的に実践しているのでかなり速くなって
いるようです。TIMEで測ったら、183wpmでした。
どの位になったら普通のネイティブの会話に楽々ついて
いけるようになりますか?(予想は240wpmです)。

> Parrot'sLawは本当は生涯学習です。そういうと、初心者が
> 離れて行ってしまい、やってくれそうにありませんが(笑)。
> 生涯学習をいうのは、レベルによっていくらでも応用して
> 使えるからです。
それは語彙の「残りの5,000語」に関しても言えそうですね。
ですが、私はどうしてもquick recipeを探してしまいます。
暫くしたら、上級者の為の勉強法をHPにして公開したいと
思っています。

私は自由時間が有ると怠けてしまう性格なので、アメリカに
来て、厳しいカリキュラムで絞られた方が自分の為になる、
と思い留学を決意しました。
この最高の環境を活かす為にますますファイトが湧いて
来ました。

それでは、また。



11/9
T@NY-san
> > 聞き取りを完璧にするためには、多読する必要があります。
> > Paperbackなどを普段のスピードよりもほんのちょっと(5%位)
> > 早く読みつづけると、長い文章でもついてゆけるようになります。
>これは、理解度はある程度下がっても良いのでしょうか。
>これをやると、どうしても理解度が60%位まで落ち込み
>ます。

「以下は、過去に行った白倉さんとのやり取りです。」
白倉さんは、英検1級、TEOIC970の方です。
99/10/17 
この数日私が読むときはどうなのだろうかとときどき注意してみました。
速度が十分上がっているときには、音を感じるというよりはただ単に「わかる」という感じです。単語を順番に読んでいくというよりはいくつかの単語を一度にとらえて飛び石的に読んでいけるような気がします。松沢さんが「電流が流れる」という感じはこのようなものではないかと理解しています。

ところがちょっと気を許すと「普通に読む声」(人間の声的なもの)が頭で鳴り出してしまい、速度が落ちます。これが "subvocalization" なのではないかと思いました。
 
この状態から抜け出して読む速度を上げるときには馬力不足のエンジンで離陸するような苦労を感じます。速度を上げると理解度が少し犠牲になるような気もします。
 
何かが起こって急に速く読めるようになることを期待するよりは、少しずつ速度を上げられるようになることを(当面は)ねらってみようかと思います
 
松澤: 速度をあげると理解度が少し犠牲になります。
私もここにジレンマを感じますが、割りきっています。
「理解度を少し犠牲にしてもかまわないところはあえて100%理解しない。」
読み方を日本語では、無意識にできていると思います。
 英語の場合も、意識して、理解度を少し犠牲にする読み方をしていると、そのうちに、無意識に、あえて100%理解しなくてもいいところをとばせる様になると思います。



>TIMEで測ったら、183wpmでした。
>どの位になったら普通のネイティブの会話に楽々ついて
>いけるようになりますか?(予想は240wpmです)。
>

「以下は過去に行ったプラムさんとのやり取りです。
ぷらむさんのHPは私のLinksにあります。
99/10/28

さて、前置きが長くなりましたが、松沢さんにいくつか質問があります。
お忙しいとは思いますが、よろしければお答え下さい。
 
1.速読について。
松沢さんはどの位の速度で読めるのでしょうか?
私はペーパーバックの場合、150〜170wps、1頁読むのに2〜2.5分かかります。今年はここまで17冊読んでいますが、10000頁は無理そうです。
 
3.オウムの法則について。
私のレベル(TOEIC L480点、洋画/ドラマ理解度5〜7割)でも、オウムの繰り返し練習は必要でしょうか?それとももう多聴で十分でしょうか?

これは一年前の記述です。ぷらむさんはものすごい多読をして年間10000ページを突破しています。読む速度とリスニング力の向上には目覚しいものがあると想像できます。

 From 松澤
99/10/29
ぷらむ様、

ぷらむさんのレベルになると、一生英語を使って人生を楽しめる境地に入ってきていると思われます。

1 どのくらいのスピードで読むか。
ぷらむさんとそれほど変わらないと思います。
最近いただいたお便りがきっかけで計ってみましたが、
150〜200WPM位でした。
コンテストかなんかで、速く読む競争をしたら、ぷらむさんも私も400WPMは出ると思います。すっとばして読めばいいのですから。
これでは、専門書を調べる読み方なので、「感動」とは違う読み方です。

じっくりと「感動」して味わいながら読むので150〜200WPM位になります。

本と、内容にもよりますよね。たくさん読んでいると、なかには何冊かハマル本が出てくると思います。
ハマッテじっくり読みたくなる本と、先を知りたくなる本がありますよね。
先を知りたくなると、すっ飛ばし読みをするので300WPM位出ているかも知れません。

ハマッテじっくり読む本は、150WPMを下回っていると思います。

昨日 HPにアップロードしましたが、「なぜ発音・語彙2/2」のところに「ほんとうは単語のまとまりを聞いています」のところで単語のブロックの話しを載せました。

すっ飛ばし読みをするときには、ブロックで見て、関係無いところは、意識を止めずに、次に行ってしまいます。日本語もこうしていますよね。
よく、速読のHow To本には、目で見る範囲を広げていっぺんに見ろというのがありますが、一種のすっ飛ばし読みです。調べモノの時には威力を発揮しますが。 ペーパーバックを読んでいるときには、気の向くまま、ゆっくりと読んだり先をいそいで読んだりしています。自分で、感じる、感動するのに適した読み方を心がけています。