3/19 from kyouko-san

松澤さま

札幌もすっかり春めいて、毎日が暖かいです。
雪が解けてジャクジャクしてますけど、もうすぐ春が来ると思うと
ちょっとうきうきしますね。


一応、Phase1の女性ボーカルが終了し、ミニPhase2を始めようと思っています。 Nonstop English waveの中から4分程度のものを選びました。Phase1の男性ボーカルの方は 半分済みましたが、今回はだいぶ省略してしまったので、もう一曲、別のをやろうと思ってます。

実は注意深く聞くうちに、人によって随分母音の発音が違うんだなーと思って楽しくなって きました。子音はそんなに差がない感じがします。確か、鵜田さんの本にもそんなことが書いて あったかもしれません。

ロシア語も順調に?続けています。今はひたすら発音と力点についてやっていますが、最近、 ロシア語の語源を勉強している人と知り合いになり、語源にも興味を持つようになってきました。 ロシア語のмореと英語のseaが似ても似つかないのは何故かと聞くと、語源が違うとのこと。 他の言葉を勉強すると見方が広がって面白いですね。

スペイン語を始める友達にもParrot's lowを薦めてみました。
いろんな外国語に応用できるのがいいですね。

では。

3/19
ごぶさたしています。
北海道も、娘のいるイギリスも北の方なので、
春夏は、昼が長くて得してるんだなーと思います。
その分冬は損してるのですが。

スペイン語のParrot'sLawはフリオ・イグレシアスでずっと昔にやっていました。グロリア・エステファンでやると南米の
スペイン語になりますが、これも気にせず使っていました。

PROSODYのところでタモリの4ヶ国語マージャンをUpload
しましたが、聞けましたか。(技術的に聞けるのかと言う質問です。)もうすでに知っていたらOKですが。始めて聞くようでしたら、感想も送ってください。(PROSODYの重要性がタモリで納得できるのかなー。というのが質問の心です。)

松澤



3/24 from kyouko-san

件名 : タモリのマージャン 

松澤さま

こんにちは。
お嬢さんはイギリスにいらっしゃるんですね。
今、気候はどうなのでしょうか・・・イギリスといえば、私は
シャーロックホームズに代表されるどんよりお天気を想像して
しまうんですけど・・・一度、行ってみたいものです。

「タモリのマージャン」聞けました。(^ ^)
今は芸なぞなさそうに見えるタモリも、昔は芸があったのですね。
(タモリファンの方、ごめんなさい)
とても面白かったし、聞いて気がついたことがあったんです。

実は松澤さんのHPでplosodyについて読んではいたんですが、
読んだだけではあまり実感がありませんでした。発音を訓練して単語一つ一つの発音やアクセントに少しづつ、自信がついてきたと思っていたのですが、いざ、まとまった文章を話そうとすると上手く話せません。単語の一つ一つは上手く発音できてると思うのに、全体としてブロークンなんです。

で、実はロシア語のニュースを聞いている時にハタと文章の流れみたいなものが英語とは随分違うな、と思ったんです。それで
英語を聞き直してみると、独特な流れ、というかうねりみたいな
ものがあるのに気がつきました。そこでそれを注意して発音して
みると、真似をするのが意外と難しい。でも、ぐっと「らしく」
なったんですね。その時に日本語は割と平板に発音しているんだなあと思いました。

今改めてタモリのを聞くと、私が難しいと思ったのは、実は松澤
さんの仰有るplosodyのことなのかな、と思いました。それに
気がついてからは、例えばアメリカの議員の演説などを聞くと、
なるほど、plosodyはある種のパワーなんだな、と感じるように
なりました。内容はさておき、独特の抑揚に力を感じます。
そういえば、日本人はあまり「力説」と言われることをしません
が、話が上手いと言われる人は、多分、このplosodyの力を上手く使っているのかもしれませんね。

そんなわけで、松澤さんに言われてplosodyの大切さがわかった、というよりも確認できた、という感じなんですが、ますます言葉の面白さが増えていきますね。よく「言葉はツールだ」と言いますが、私は単なる道具にとどまらない面白さがあると思います。

それから。

実はparrot's lowのphase1でちょっと困ったことが起きています。
最初の女性ボーカルの方は特に問題はなかったのですが、男性ボーカルに入って、「発音記号と発音が違う」ような気がして困ってるんです。例えば、thatは「エァ」という発音なのに、「ア」にしかどうしても、聞こえないんです。unforgettableのforは「あいまいなアゥ」のハズなのに、「オゥ」と聞こえる。イメージされる口の形もやはり聞こえるようにしかイメージできません。あとは歌詞カードには「that」と書いてあっても、「that's」と聞こえる、というのもあります。

おそらく自分の耳を信じる方が良いとは思うんですが、ちょっと
自信がないので、疑っています。でも、もしなまりのある歌い方
だったりすると、もっと感じが違うのでしょうね。この点、何かご教示頂けると有り難いです。

長くなりましたが、この辺で。
kyouko


3/24
タモリのマージャンの感想をありがとうございます。

英語を話す時には英語のProsodyに乗って話す必要があります。
お便りの中には、ある中国人の方の話す英語は中国語のProsodyで話すので、何をいっているのか分からない。というのがありました。

日本人の話す英語も日本語のProdsodyで話してしまう場合が多いのでお互い様ですが。発音に気をつけても、ほとんど通じないか、聞かされている英米人は、意味を取るのに疲れきってしまいます。
話している日本人は、「俺の英語は通じるのだ。」とたいてい思っていますが、Prosodyの存在を認識していない場合は、なかなか上達しません。場合によっては救いようがありません。

男性ボーカルで、疑わしい所があったら、さっさと曲を変更
してください。特に歌が好きで、その歌も覚えたいのであれば、発音のとおりに音で記憶してください。スペルが疑わしいのならば、スペルは一切見ないで良いと思います。


私の場合は、中学の3年間で、300曲ぐらいを、歌詞なしで
覚えました。その後の3年間で、頭の中の音が意味と結び
つきました。頭の中に音を蓄積する段階で、音に対して
違うスペルを結び付けてしまうと、一生その本来の意味が
わからずじまいになってしまいます。

歌詞のスペルは、完璧ではないので、数%の誤りがあると
考えたほうが良いでしょう。

松澤



3/26 From ZACKIE-san

アルクの語源のページを開いていたら、最新刊に
私の質問が載っていて、うれしいやら恥ずかしいやら。。。

先日もご報告致しました通り、「はじめてのラテン語 」買いました。
第一章までは快調に読み進みましたが、
第2章名詞と形容詞の語形変化。2.第一・第二変化の名詞で、
もう既に迷子になってしまいました。英語以外のヨーロッパ系の言語に慣れていないと、名詞が変化する事自体に慣れが無くて、突っかかりながら、一歩一歩進む、そして迷路に迷い込み、ずっと先の方を 気晴らしに読んで、意外なヒントを発見し、また、元のところに戻る。と言う作業の繰り返しです。

これからも、少しずつではありますが、進んで行きたいと思っております。

アルクの松澤さんのページもとても楽しみにしております。
これからもよろしくお願い致します。

augumere の質問のZAKIEより。




3/26
ラテン語の文法書を読み始めるのは、ものすごい好奇心だと思います。えらい。

もしもフランス語、スペイン語、イタリア語をまだやっていないとしたら、「はじめてのラテン語」を読んでからはじめるとものすごく、とっつきやすくなると思います。歴史の順番はラテン語の方が先ですから。
アルクの語源のページはZAKIEさんの質問を取り上げました。皆さんがどこまでラテン語に興味をもっているのか知りたいなと考えていたところに質問があったからです。

「はじめてのラテン語」と平行して、私のHPのLink集にある
ラテン語のサイトを読んで見ることをお勧めします。

Talk to you later.
Bye!


3/26 From ZACKIE-san

またまた早速のお返事ありがとうございます。



> フランス語とかスペイン語はやったことがありますか。

興味はあって、NHK教育TVなどで時々は見ていましたが、きっかけのないまま今まで過ごしてまいりました。

> そうでないとしたら、ラテン語の文法書を読み始めるのは、
> ものすごい好奇心だと思います。えらい。

ありがとうございます。
小さな頃から、何故か古い物への憧れが強く、
ラテン語に惹かれていた所があると思います。


> 「はじめてのラテン語」と平行して、私のHPのLink集にある
> ラテン語のサイトを読んで見ることをお勧めします。

はい、最近「 はじめてのラテン語」に集中してしまっていました。
また、松澤さんのHPにお邪魔します。

英語の辞書を良く見る人達は多かれ少なかれラテン語に魅力を感じていると思います。本当に「L」 って いう表記多いですから。

私のような語学初心者の先達として、これからも尚一層のご活躍期待してます。

それでは。




3/29 From ミーダさん

件名 : 発音記号変換 

こんにちは。ミーダです。

“テキスト/発音記号変換フォーム”ページで、条件つきでテキストで発音記号が引けるように なっていました。
条件とはWindowsで“Thai Phonetic YK ”フォントをインストールすることなのですが、これを 使うとWindows標準のワードパッドなどで編集ができるので、とても便利だと思います。
ありがたいことです。
______________________

3/29
情報をありがとうございます。
とりあえずThai Phonetic YKフォントのインストールに成功しました。使い方は、おいおい試して 見るつもりです。
ワードパッドとありますがMSWordでは使えないのですか。
とにかくやってみます。
Thanks
松澤



3/29 From Vienne-san

松澤様

御無沙汰しております。お元気でいらっしゃいますか?

松澤さんはとてもお忙しく活躍していらしているので
(語源のサイトも拝見しております。すばらしいです。)
私の事はお忘れになったかもしれないですが、フランス語学習の件で色々お世話になった(なっている)者です。本当に感謝しております。

松澤様のページは私の勉強のやる気の素!元気の素です。

さて、念願かなって(?)仏語と共に英語の再学習に入りました。歌はQueenのオペラ座の夜から数曲です。
これは掲示板に描いた方が良いですね?書き込んでおきます。

英語再学習を始めたきっかけは、仕事場から英語に対する補助金が少しおりるため英会話に週2回通い始めたのがきっかけです。
現地の学校ですが生徒は約8人、みんな文法力は日本の中学並みかそれ以下だと思うのですが良くしゃべります。
(一応コースは上級クラスなんですが...)
やはり母国語がドイツ語、イタリア語、フランス語だと英語は日本語より近いのでしょうか?

それと人前で話す事に子供の・から慣れているのでしょうね。
しかし雰囲気が良いので楽しく通っています。

そして何より嬉しいのはDVDが我が家に登場したことです。
ここでは映画もテレビもすべてと言って良いほどドイツ語に吹き替えされています。アル・パチーノもトム・クルーズもみ〜んなドイツ語です。(先日は伊丹映画、あげまんでみんなドイツ語をはなしていておどろきました。)
これにはげんなりしていたのでDVD登場は嬉しい事です。

そして大変勉強にもなります。
お気に入りの映画の数シーンを何回も見る事は全く苦になりません。テープと違いそう簡単に壊れないし、今の若い人は学べる材料が山ほどあって本当にうらやましいです。
私の時なんてLLカセットなんてのしかありませんでした。
(これ以上言うと歳が分かるので止めますが)

フランス語の方はやはりフランスに行く人に毎回DVDを買ってきてもらい見ています。聞き取りはスラングが入ると?????です。
前回、もうお忘れの事と思いますがフランス語の母音の発音で
落ち込んでいるとご報告致しましたが、何とか解決しました。
友人に何回も納得行くまで直してもらいました。原因は母音と言うより子音でした。フランス語の子音はばっちりマスター!と思っていたのが甘かったです。

今更ながら思う事は、語学学習を進めていくと毎回壁があり、それをぶち破っていくのが

大変なのですが、継続しなければその壁にも出会えないのですよね。継続は力なりです。頑張らなければ。

久しぶりのお便りで長くなってしまってすみません。
読んで下さってありがとうございます。
これからも色々アドバイスお願いいたします。

Vienneより


3/30
フランス語の語源との対比は進んでいますか。
語源コラムでは、ラテン語と、フランス語も併記を始めました、Vienneさんのように、英語以外の言語を学習する人が増えてきたからです。いまのところ、不満は出ていないので、このまま続けるつもりです。

>やはり母国語がドイツ語、イタリア語、フランス語だと英語は日本語より近いのでしょうか?

そこのところは、語源コラムの66話に書きました。

>私の時なんてLLカセットなんてのしかありませんでした。
>(これ以上言うと歳が分かるので止めますが)

DVDは語学学習にとっていまのところ最強の装置だと思います。ただし、国別暗号が入っていて、アメリカで買ったDVDは日本では見る事が出来ないと聞いていますが。ヨーロッパは、EU国間は見る事が出来るのですか。

フランス語もSの音は大きく鋭いですよね。日本語にない発音方法です、GもRものどをしっかりと共鳴させなければならないので大変ですよね。

日が長くなって、これからはいい季節ですね。
生活と学習を満喫してください。