2002/1月

 

 

2002/1/1 from Higuchi-san

件名 : first mail 

初めてメールさせて頂きます。ALCのサイトはとても勉強になるのでなるべく毎日見るようにしています。今回初めて先生の作成されているサイトに足を踏み入れてみました。なるほど、、と思い自分のノートに書いて、口に出して覚えようとしています。 
 ちょっとした点ですが、最近更新されたなかで第3話HAVEその3の最終欄で、誤りを発見しました。進行形にできるできない!の所です。  
 She is having breakfast.  これをもし日本語で言うなら夕食ではなく朝食ではないでしょうか?またはbreakfastではなく英文がSUPPERなのではないでしょうか? 
 今私はカナダのオンタリオ州LONDONに留学中です。SOCIAL SERVICE WORKERというプログラムをとっていますが、まだまだ英語自体勉強中です。毎日毎日新しい発見だらけです。小額6年生から始めた英語もつきあってから早16年、一向に話せるようにならず、挫折しそうにもなるのですが、せっかく始めた事だからということでマイペースで頑張っています。 
 これからも、ALCのサイトは活用していくつもりですので、役に立つ情報をたくさん掲載してくださいますようにお願いします。       1月1日 5:38PM   樋口美砂より 

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お便りありがとうございます。
ご指摘のとおり、breakfast(朝食)を夕食と間違えていますね。さっそくALCに言って直してもらいます。
樋口さんのように、読者の方からの誤りの指摘が、とても貴重だと考えています。誤りは、自分では発見しにくいのですが、第三者からは、とても気になると思います。ご指摘により、より完全に近づく事ができます。

留学はとても貴重な体験です。本人は大変でしょうが、どのくらい滞在するのですか。

娘の留学の経験から、1年目が一番大事だと思いますが。がんばってください。




2002/1/5 from Kyoko-san


件名 : Parrot'sLaw 途中経過です 

松澤様 

あけましておめでとうございます。 
昨年の秋頃、松澤様のHPに出会いParrot's Lawを主軸に英語の 再勉強を進めています。(「勉強」とは言っても趣味のような感じです) 

まずParrot's Lawの経過報告をさせて下さい。 
*Phase1ようやく300回終了しました(12/30) 
1. Top of the world 
2. I'll be there for you 
*ミニPhase2の80回を過ぎたところです。(12/30−) 
1.映画「タイタニック」の中から3分強 

発音練習も同時に進めていますが、声に出して歌ったり話したりすると とにかく顎が疲れます。日本語を話す時には余程アゴを動かさないで 話しているようです。 

それから、Phase1の時には気持ち良く歌えていた・・つもりでいたのですが、 ミニPhase2の音読に入ってから、自分の英語の余りのひどさに落ち込んで しまいそうです。学生時代に得意としていたはずの英語って何だったのでしょう? 
*発音に気を付けて音読するとイントネーションがボロボロ 
*イントネーションに気を付けると発音がボロボロ 
*ナチュラルスピードで読もうとすると発音とイントネーションともにボロボロ 自分の到達したい明確なイメージがあるのですが、現在の自分とのあまりの ギャップに逆にやる気が湧いてきます! 

今回のミニPhase2が150回(+少々)終わっても、あと何本か3分くらいの短いものをやってみようと思いますがいかがでしょうか?また、ナチュラルスピードにこだわらず、ゆっくりめの(教材の英語のような)物に変更した方がいいのでしょうか? 

最近、映画や海外ドラマを見ていると英語の文章がパーっと頭に入ってくることがあります。うまく言えないのですが、日本語に訳さず英語のままでイメージが湧くと言うか・・。 

今年もがんばっていきます。 
お忙しい所、長々と失礼いたしました。 
最後になりましたが、幸多き1年であることをお祈り申し上げます。 

***(前回のメール)10月24日送信済み*** 
>「 Parrot'sLaw に参加させて下さい。 」 
>9月24日からはじめて、現在Phase1の150回を過ぎたところです。 
>曲名1*I'll be there for you ( Bon Jovi ) 
>曲名2*Top of the world ( Carpenters ) 

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おめでとうございます。
発音は、自分で気づくことが、上達するために必要です。歌から、ミニPhase2に行ったときのギャップに気づくことが上達のためのキーポイントです。
あとはどうすればよいか模索してください。

Parrot'sLawはPhase1、ミニ、Phase2を一回やれば
終わりという事はありません。効果を感じながら、色々な組み合わせで、ご自分の英語学習に取り入れれば良いのです。何回、どのような順序で繰り返せばよいというルールはありません。人それぞれ、違うはずです。

顎が疲れるのは、良く分かります。肺も疲れるはずです。まだまだ息の量が足りないのでは?

体育会系の訓練です。何本でも効果を確かめながら繰り返してください。




2002/1/6 from yu- san


件名 : 語源辞典 

あけましておめでとうございます、yu- と申します。 
早いもので、留学してから1年が経とうとしています。それなのに期待していたほど英語力は伸びておらず・・・焦りを感じてきました。そこで最近奮起して、松澤さんの語源辞典を活用させていただき、vocabulary を増やそうとしています。ところで、語源辞典を使っての具体的な勉教法はありますか?取り合えず今は、単語をノートに写して整理していると言う感じなのですが、いまいち効率が悪いような気がします。もし良い方法あれば、教えていただけたらと思います。 

Parrot Law は who moved my cheeze がもう少しで終わりそうです。子音がけっこう(なんとなくですが)強くなったような気がします。しかし、共鳴音がなかなか出ず苦労してしまいます。松澤さんはどうやって共鳴音を習得されたのですか? 
Reading は順調にすすんでいます。今日8冊目、Love Story を読み終えました。120 page弱 と短かったのですが、中身はすごく充実してたように思います。(A walk to Remember とちょっと似てたのでびっくりしました。) これまで読んだ本を振り替えると、ロマンス系が多いようです。 それでは失礼します、よいお年を。 

A happy new year to you! 



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語源辞典は頻度別TOP20はプリントして何回も眺めると効果があるようです。プリントはHPの中の「商学英語II」のところにのせた学生用のExcelの表が使いやすいと思います。見つけてください。

語源の学習は、辞書が一番です。語源の出ている、英英辞書、または、大き目の英和辞書をPaperbackなどを読みながら引きまくってください。その場合TOP20になじんでおくことが順序的には、先でしょう。語根の感覚が辞書を引くときに役に立ちます。余裕があれば、ALCに書いた語源のコラムの100話も参考になると思います。

8冊目とは、すごいと思います。だんだんと、夢中になれる本にめぐり合う確立が高くなり始める頃だと思います。とにかく、面白い本を厳選して読むことがコツです。

留学してから1年なのに…というあせりは実感できます。とにかく、今が、飛躍的に伸びるタイミングのようなので、たくさん読んで、たくさん辞書を引くことをお勧めします。

辞書には、お金を惜しまないほうが良いと思います。
米国だと、やはり、Merriam Webster Collegiate Dictionaryあたりが良いと思います。語源の説明が充実していて、信頼できます。

共鳴音は中学のときにBIRDの発音で出来るようになりました。使った歌は、ハスキー・ボイスで大好きなブレンダ・リーという女性歌手です。
Birdの発音がどうすれば出るのだろうと不思議だったのがきっかけで、自分で工夫しているうちにできるようになりました。

お気に入りの歌手がだれかのまねをしたいところを、工夫しながら繰り返してはいかがでしょうか?

松澤



2002/1/7 from ysk-san

件名 : 勉強法について 

松澤先生へ 

こんにちは。yskです。HP開設後、松澤先生からのLinkのおかげで、自分のサイトにも多くの人が訪れてくれました。ありがとうございます。 

今日は、これからの勉強法について相談にのっていただきたいのですが、よろしいでしょうか。 

Phase1(11/6〜12/6) 
ミニPhase2(11/16〜12/3) 
Phase2(11/27〜12/14) 

と順調に進み、 

Phase2−2(12/21〜1/4)として、ブラッドピット、ニコールキッドマンのインタビュー(ハリウッドトーク) 
クリスタッカーのインタビュー(english journal)の計9分が終了しました。 


ここまで終わって、自分ができるようになったこと、まだできないことがかなりはっきりしてきました。 

できるようになったのは、英語が以前より鮮明に聞こえるようになったこと、Sとshの区別など、音の違いが分かるようになったこと、発音が前よりずっとよくなったことです。 もっと他にもあると思うのですが、すぐに思いつきません。 

反対にまだできないのが、 
1、vとb、lとrの区別はできるものの、瞬間的に判断できない 
2、たまにfがthに聞こえたりする 
3、スピーキングの速さがリスニングの速さについていかず、 いわゆるシャドーイングができない 
4、すばやくさっとネイティブが発音するようなところがきちんと聞き取れない。 

今の段階でNHKのニュースなら90%程度は音が拾えます。しかし100%はできません。 
細かいところでミスをします。例えばwillがwereに聞こえたりします。 
このような、今自分ができないことはParrot’s lawを繰り返していれば、いつかできるようになると楽観的に考えていたのですが、12月のお便りの中で紹介されていたかたでPhase2が三本目に入っても、まだ聞き取りに何がある、という方のメールを読んで、自分の認識を疑うようになりました。 

そんなおり、SAIさんが僕のサイトに訪れてくださり、SAIさんのサイトを拝見させていただきました。SAIさんは三年間で300本映画を見たそうですが、70%の聞き取りで頭打ちになったそうで、その理由を発音のつめが甘かったことに求めてらっしゃいます。12月のお便りの中で紹介されていた方が伸びていない理由も発音に問題があるからだとお考えですか、とSAIさんに質問したところ、やはり発音をマスターしていないのが原因なのではないかとSAIさんは答えてくださいました。 

100%英語を理解するためには発音がネイティブ並、つまり自分の英語を録音して友達にネイティブの英語だとだませるくらいまで発音ができるようにならなければ、難しいとおっしゃっています。 

そこで、これから自分はどのように勉強していったらよいのかと悩んでいます。 

SAIさんに自分の今やっているトレーニングをみていただきました。 

<今自分がやっているトレーニングは 1、歌をたくさん声に出して歌うこと 2、Phase2でやった<ネイティブのインタビューをスクリプトを見ながら、いっしょに同じ速度で話すこと です。というのもシャドーイングしようにも自分の話すスピードがついていかなかったからです。自分の話す<スピードが遅い理由はoutputのトレーニングをおろそかにしていたことにあるのではないかと考えます。 

それに対し、以下のような回答をいただきました。 

<それよりも1文だけやった方がいいですよ。1文だけ完璧にコピーします。 

<(1)まずはイントネーションをコピーします(鼻歌でもいいと思います) 
<(2)次に、リズム、アクセントをコピーします 
<(3)次に、個々の音(共鳴音、開く音、狭い音、鼻音など)をコピーします 
<(4)完全にコピーできたら次の文へ進みます 

<シャドーウィングだと、1つ1つの音がきちんと発音できてない可能性があります。Phase1 
<の 100-200 回のところにある発音学習をどれだけ真面目にやったかによりますので何ともいえないですけど 

この方法はシャドウイングをまとめて全文やるかわりに一文一文やるだけなので、終わったときには遜色ない効果が得られると思うので、新しいphase2をやるかわりにこちらの方法に変えようと思うのですが。 

そしてこの他のトレーニングとしてPhase1で使った歌で1音1音分解して聞き取る練習をしようと考えています。 

このトレーニング方法について、何かアドバイスを頂けたらと思います。 
いろいろな人の意見を聞くことで頭が混乱してしまったので、整理したいのです。 
またSAIさんもまだ洋画100%に至っていないので、確証は持てないとおっしゃっていたので。 

最近ますます発音の重要性を認識するようになりました。ここまで重要だったとは思いもしませんでした。Udaさんのビデオも近いうちに買おうと考えています。 

長々と申し訳ありません。それでは失礼します。 

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HPがんばってください。
>3、スピーキングの速さがリスニングの速さについていかずいわゆるシャドーイングができない

ゆっくりの短いもので、全ての音がついてゆけるようにしてください。SAIさんには何回か会ったことがあります。アドバイスをもらえてよかったですね。1文は短すぎるので、5-6文章をしつこく繰り返すと良いでしょう。

>100%英語を理解するためには発音がネイティブ並、つまり自分の英語を録音して友達にネイティブの英語だとだませるくらいまで発音ができるようにならなければ、難しいとおっしゃっています。

その通りですが、ごくゆっくり目のスピードで十分です。自分の舌、口の形、肺の使い方をスローモーションでも良いので、ネイティブとだませるぐらいそっくりに動作できる必要があります。

Outputのトレーニングです。体育会系と言っている意味を考えてください。

大学1年生にParrot'sLawをやってもらっていますが、いままで英語に興味が無かった
学生が、1年間で、成田の英語のアナウンスが出来るぐらいにネイティブの発音が
出来るようになっています。(女性のほうが成功率が高いのですが。)


ミニPhase2が主です。1文、数文の発音練習はその基礎練習です。両方とも平行して
できるほうが効果があると思います。

>またSAIさんもまだ洋画100%に至っていないので、確証は持てないとおっしゃっていたので。

いつか、書く予定ですが、ゼロから98-99%聞き取れるようになるための労力と同じぐらいの労力が98-99%から100%聞き取れるようになるために必要です。

100%になるには、英語の総合的な実力が必要です。私のHPを開設してから2年目で、反響があり、100%リスニングの議論まで、発展してきたことは、大きな喜びです。

(まだ、多くの人が、日本人はリスニング100%にならないと信じています。2年前は、もっとそうでした。)

98-99%から100%聞き取れるようになるためにどうすればよいのかも、HPに章を設けて説明したいと思いますが、いつになるやら?(あまり、ここを説明した書物は無いようなので、興味を持ってもらえると考えていますが。)

発音ができていないと、英語になりません。

重要というよりも、必須です。私のHPでこの事実を一番、訴えたかったのです。

>長々と申し訳ありません。それでは失礼します。

どういたしまして。



2002/1/7 from ysk-san

件名 : アドバイスありがとうございます 

松澤先生へ 

yskです。返信ありがとうございます。 
なにをこれからすべきか指針がたちました。 

発音ができていないと、英語になりません。 
重要というよりも、必須です。私のHPでこの事実を一番、訴えたかったのです。 

今になってようやく先生のサイト名の意味がわかりました。 また一段とがんばれそうです。 

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私のHPのタイトルは、しゃれたものにしたかったのですが。とりあえず、発音と語彙ということでスタートしました。その後、良い名前が思いつかないまま、今日に至っています。

中だるみのときは、徹底的にたるませると、再開したときのPOWERが大きくなります。ある程度、好きな題材がないと続かないので、無理をしないで続けてください。

HPの更新がんばってください。
松澤