99/11/11 From ぴいすけさん

MATSUZAWAさん、こんにちわ。ぴいすけです。

   今回は、実は「hotmail.com」について質問があるのですが。

1.MATSUZAWAさんは「hot・・・」を使われているのですね? 2.どんな利点を感じてらっしゃいますか?

     オウム・・・については、「発音教則本」と「30音・・」と並行してやってるので、今の私に起こっている現象が、どれの効果なのかは、はっきりしていません。

   今、言えることは、「L」の発音と、「AR」「OR」と「ER」の聞き分けが「な んとなく」できるようになってきた、というところでしょうか? 以前は「これはLかRかわかんない」「これは、わかんないからERの音にしておこ う」というところが「Lみたいだなあ」とか「ERみたいだけどARのような気がす る」と思うようになった、という程度です。   私は、リスニングでも「・・・のような気がする」というのが多くて実は困っている のですが、もう少し発音のトレーニングを続ければ「確信」になるのでは、と期待し ています。

   明日くらいには200回に到達しそうです。 300回、楽しみです。   ぴいすけ

 

ぴいすけさん、 hotmailにしたのは、以下の3つの理由からです。

1) 無料で使えるインターネットのメイルサービス。 2) 日本語が使えるもの。 3) 使いやすい(操作性が良い)もの。 

HotmailPCに限定されずに見ることができます。 イギリスにいる娘はYahooのタダ(無料)のメイルサービスを使っていますが、 英語だけで、日本語は使えません。hotmailは娘の紹介です。 イギリスの友人も使っています。 hotmail2M byteまでメイルをセイブしておけます。 他の無料のメイルよりも操作性は良いように感じます。(感じるのであって、厳密な比較の結果では ありません。) 

  99/11/11  From しげさん

   助言ありがとうございます。これからは、松沢さんの発音教則本(すべて プリントアウトして、?のところは手書きで発音記号をいれてあります)や 30音を使っての学習と並行して進めていきます。   道は遠いですが、改善の余地が途方もなく大きくあるのですから、進歩も 目に見え易いでしょう。がんばってみます。40台も半ばになって、がんば る気になったのは、良かったかな。 次は少し進歩したという報告のメールになるよう努力します。では。

 

99/11/11 From MAKOTO-san

恐らく上級者でないと厳しいと感じたのは、先のメール で指摘した基本動詞のページの様に、解説がないところがあるからだと思います。 いきなりイメージしましょうと言われても、それは無理ですよー!となります。 洋画を見るときは、字幕無しで見ていますか。 字幕があると、漢字の強烈な表現力で、英語への集中が難しいですよね。 もしも字幕付きで、7割程度理解できているとしたら、字幕なしで すぐに、90%位に上がると思います。

字幕無しで観ています(洋画といいましたけど、海外ドラマのことです)。 MAKOTOの場合は字幕がつくと格段に聞き取りやすくなります。何ででしょう?   このページでトレーニングを始めた方が現れたのが(遠くはオーストラリアから) 予想外でした。何が役に立つかを予想することの難しさと、インターネットの 威力に恐れ入っています。   MAKOTOも全原稿をプリントアウトして実践していますよ。もっと言えば、僕の HPの住人にもそういう方が何人もいます。僕もインターネットの恐ろしさは骨身にしみています ^-^;;。

 これは大きなテーマになりそうなので、たとえばMAKOTOさんと何人かの HP作成者の協同作業で、以下のようなプロジェクトができれば、HPの歴史に残るものが 出来るかもしれませんね。

   VAは早速手に入れました。成る程、いろいろ工夫がなされていますね。ところで基本動 詞はやはりこの辞書をしてもイメージ出来ないものがあります。海外に行く利点の一つ に、基本動詞(基本表現)をビジュアライズしやすい環境にある点がある気がします。 プロジェクトの件ですが、是非とも御協力させて下さい。Udaさんのように、独自の誰 でも分かる手法が開発出来れば、役に立つものが出来ると思います。この手の本は実は たくさん出版されたようですが、売れなくて埋没してしまったようです。

その理由は、 1つはイメージの仕方が効果的でない、もう1つはMatsuzawaさんの言う様な123個 程度の動詞をイメージ化する方法論がなかったからです。イメージしきれているものは 小数の単語に限られていて、多数の単語を解説したものは文例を上げるだけである(し かも統一性に欠ける)という問題があります。文例からイメージ化するのは非常に困難です。 Matsuzawaさんの5つのプロセスはとても役に立ちそうなので、多くの方に受け 入れられると思います。プロジェクトを立ち上げる時には是非お声をかけて下さい^^。 それではまた。

99/11/12 From MAKOTO-san

基本動詞の解説ですが、ジーニアス英和辞典はAランク(1100語)とBランク(4800語) の語彙に対して本義(中核的意味)と原義(語源的意味)が解説されています。また Cランク以下のものも適宜解説されています。これは御覧になりましたか?簡潔・明瞭で イメージ化し易いように思いました。

ジーニアス英和辞典はよく出来ていますね。これを買おうと思ったのですが、 そのとなりに、アクティブ・ジーニアスを見つけました。両方をくらべて、 アクティブ・ジーニアスを買いました。語彙は40000語と少ないのですが、 基本単語の記述が充実しています。書く時に使う辞書として、ビクトリー・アンカー からこちらに乗り換えつつあります。1999年1月10日初版と新しいだけ分かりやすい。

さらに新しい辞書が、三省堂の「グランド・センチュリー英和辞書」です。 2000年1月10日初版発行とありますが、すでに購入しました。 アクティブ・ジーニアスとの優劣が付かないので、本屋で見てから好きなほうを選べば良いと思います。ことしは英和辞書の当たり年です。

99/11/13 From 白倉さん

こんにちは。

見るたびにページが見やすくなっていますね。ちょっとした小物(本のマ スコットなど)がいい感じです。 アリーmyラブ2を見ているとは、嬉しいですね。(NHKTV日曜日の夜中) 娘も私も大ファンです。   私も人にすすめられてシリーズ2から見始めました。すぐに欠かせない 番組になりました。おもしろいですね。 ドラマとして大いに楽しめるだけではなく、会話が多いので英語の学習 材料としてもとてもすぐれています(私にとってはいまのところ最善の教 材といえます)。登場人物を真似することで表情豊かに話すことができる ようになるように思います。 数年前はドラマを苦労なく見るなんてとても難しいと感じていました が、Allyはごく一部を除いて問題がありません。ときどき学習仲間とセ リフを書きとって相互に添削しています。 ただ、私が母語話者でないためか、ドラマでは登場人物の話し方に慣れ てくると急速に理解度が増すのを感じます。Allyについてもシリーズ2 の第3話あたりからぐっと「聞こえてくるように」なりました。 音声の登録が必要なソフトウェアみたいですね。 この「慣れ」に必要な期間がだんだん短くなるといいんですが...。

白倉 淳一

 

99/11/24  From Matthew-san

こんにちは。 はじめまして、Matthewといいます。 どうぞよろしくお願いします。   こちらのHPは、リンクを辿っているうちに見つけたのですが 今までに見た、数ある英語関連のHPの中で、超初心者の 私にもわかりやすく丁寧に書かれていてすごく勉強になります。 最近になって、はじめて洋書に挑戦しているのですが、文法 はもちろん、語彙なんてとてもとても、中高と何を勉強していた のかと、今更ながらに後悔しているところに、こちらのHPに 出会いました。(超ラッキーでした)

HPの中に文法の説明がたくさん出てきますが、その中にOとか SとかVとか出てきますが、これらのアルファベットが文法の何を 表しているのかが、いまいち解らないので、単純な質問で申し訳 ありませんが教えてください。

これからも、アクセスさせていただきたいと思います。その度に 単純な質問をしてしまうと思いますが、どうぞよろしくお願いします。   では、また。

SはSubjectで主語です。VはVerbで動詞です。 OはObjectの略で目的語です。 本文にも注記をいれます。ご指摘ありがとう。  

99/11/25 From Mathew-san

メイルを送らせていただきました、Matthewです。

すぐに、お返事をいただき、ありがとうございました。 早速、もう一度HPをみて、文法の勉強をしたいと思います。そして 松沢さんにアドバイスしていただいた通りに、1冊頑張って読破した いと思います。 本当に、中学、高校と、英語は好きだったのですが、勉強の方は、 さっぱりで、文法なんて全然わからないんです。 だから、松沢さんのHPで、文法をきちんと理解したいと思います。 本当に、これからも、どうぞよろしくお願いします。 

  質問に答えていただきまして、ありがとうございました。

さようなら

99/11/24  From UCHIMI-san

インターネットはすごいです ね。英語に関するページがたくさん合って電話代が高くなりそうです。ところで、私 もちょっとした発音オタクなんですが、感想を書かせて もらいます。まずmの音ですが、大抵の本には日本語のマ行の子音と書いてあるので すが実際には唇を巻き込んで、歯で軽くかんで出す音です。(言葉では説明しにくい んですが、)SOMETHINGなどをゆっくり言うのを聞けば音の変化が違うのが わかってもらえるとおもいます。

 次に子音全般についてなんですが、いい加減な発音の本などでは何々の音は日本語 の何行の子音である。 と書いてあります。 これは間違いで、すべての英語の音は日本語の音とは違います。(このことはMAT SUZAWAさんも、触れていらっしゃいますが。)  私がはじめて発音を学んだ時この手の本に 引っかかり苦労しました。 毎日英語を聞いているとやっぱり違いがわかるんですよね。l 最初におかしいと思ったのは、Sの音です。自分の音にはどうも鋭さがない、それを 解決するために発音の本を読むと、息を速く吹き出すとか、もっともらしいことが書いてありました。 このことを鵜呑みにすると、ハマってしまうことになります。(ち なみに日本語に近いTやNの音も少し舌の位置が違います。)

 私がいつも思うことなんですが、間違ったことを偉そうに教えるのは犯罪だと思い ます。

  話は変わりますが、日本語の長所が書いてある記事はおもしろかったです。昔学校で 習った、漢字は表意文字でアルファベットは表音文字というのを思い出していたんですが、日本語の 平仮名やカタカナは究極の表音文字ではないでしょうか。発音と文字が一対一で対応する、 これ以上の表音文字は無いんじゃないでしょうか。これに漢字を組み合わせた日本語はとても 優れていると思います

 MATSUZAWAさんの自己紹介でビートルズが出てきましたよね。 あなたは洋楽が好きで聞いていたと思います。しかし私の場合は英語の発音と引き換えに失った ものがあります。そうです、日本のポップスが楽しめなくなったのです。 なぜかは言うまでも無いと思います。発音がへたくそなのです。どうして彼らは日本人にも 外国人にも通じない英語のつもりの歌を歌いたがるのでしょうか。日本語の歌で聞ける歌を 歌う歌手は殆どいなくなってしまいました

彼らにはもっと自分の国の 言葉に自信を持ってもらうか、せめてDJのレベルまで発音を練習してから英語の歌 を歌ってもらいたいものです。また彼らは日本語の発音もおかしいと私にはおもえる のです。ご存知のように本来、私がのがや言葉の最初以外のが行は鼻濁音で発音するのが標準語の はずです。アナウンサーもこの発音ができないと二流です。そもそも 歌手というのはアナウンサー並みに声を使う仕事です。つまりある意味で日本語に多大な影響を 与えるのに間違った発音をしているこれ以上の犯罪はないでしょう。

 最後にもうひとつだけ言わせてください日本語の発音はいつでもsuつまり母音が ついているわけではありませんよ。実際最初にくる「す」の音や奥さんの「く」の発音は普通は 母音がつかないはずです。日本語は曖昧な言葉ですからどちらでも区別しな いんですけどね。

 長くなりましたけど私が思ったことを書かせていただきました。まあ英語の発音と いってもアメリカだけでも一般語やイギリス影響の強い北東部語、アフリカ系の影響 が強く鼻音が特徴の南部語があるらしいです。 それにアメリカとイギリスのRの発音は違うらしいです。それではよかったら参考にしてください。 最後まで読んでくれてありがとう。

 

99/11/25 From UCHIMIさん

松澤さんへ:メールの返事ありがとうございました。  私の経緯といっても何も書くことが 無いんですが、私は今年20歳になったばかり の若造です。私と発音の出会いは、数年前に某大学の試験にヒアリングがあると知ったときでした。 ある本に人間は、「発音できない音は聞くことができない」とかいてあったのを見て勉強を始めました。

一般にはつまらないと言われる発音の勉強ですが、文法の選択問題や英文和訳の無味乾燥さと 比べれば、遥かに新鮮なものでした。 そして、少し完璧主義の私の性格も幸いしてか、今では某NHK英語関係の日本人講 師の発音も少し変だなと思えるようになりました。

 今から書くことは、反論される恐れのあるようなことなんですが、かなりの本には BIRDの発音でイギリスの音にRの音がかかったのがアメリカの音というように書 いてあります。 これではまるでイギリスの発音ができないとアメリカの発音ができないように聞こえ ます。

確かにアメリカの英語はイギリスの発音がベースにできています。しかし私には発音の説明を してもイギリス式の発音がとっさにできるアメリカ人はあまりいないのでは ないかとおもえるのです。アメリカのRの発音はBIRDの母音(発音記号が書けないのですみません。) が子音化したものと私は認識しています。だからイギリスのRとアメリカのRは違うと 言ったのです。

つまり大抵の本ではRの発音を教えてからBIRDを教えるようですが、アメリカ語を教える 場合逆にしなければならないと思うのです。

 話は変わりますが、松沢さんは「発音と単語20000語を覚えた20代の教師がたくさん 出てくれば日本の英語教育は変わる。』ということをおっしゃっていますが、これは私もそう思います。 しかし、文部省の30年くらい遅れている頭では難しいでしょうね。

 最後になりますが、私の発音の習得法については、まだ教えるほどのものではありません。 私の発音の知識は、部分的に批判するには十分でも「これが完璧な発音だ」 と胸を張って言えるようなものではありません。まだまだ研究不足なのです。でもいつかはどこかで 教えたいとおもいます。松沢さんも頑張ってくださいね。

 99/11/27 from UCHIMIさん  

 こんにちは、今日は特に重要なことは書いてないんですが、ちょっとしたことを お話したいと思います。  今からお話しようと思うのは英語の濁音のことです。一口に濁音といっても、T、 CH、S、TH、P、SHなどの音に声を交えたものが濁音となるわけですが、特に T、S、SH、CH、の音について思ったことを書きます。

 まず最初にPROBLEMSという単語があるとおもいます、この単語の最後のS の音が濁音であるということは、少なくとも発音に気をつけている人は知っていると思います。

しかし、私は最初濁らないと思っていたので辞典でこのことを知ったときは納得がい きませんでした。この音は恐らく普通の日本人が聞くと10人中9人までがプロブレムスと 答えるのではないでしょうか。またCITIZENという単語もZの部分は濁っているのですが あまり濁ってないように聞こえます。恐らくTの発音と同じだと思いますがアクセントの無い ところでは、少し柔らかく発音されるのだと思います。

私はこのことを始めての人にどう説明するか、考えていたのですが、良い方法があり ました。その方法は無声音のサ行やザ行の練習をするのです。つまり、ひそひそ声で 清音と濁音の練習をして聞き分けの練習もするのです。

この練習で確実に清音と濁音が判別可能になれば、PROBLEMSの最後の音が濁っている事が 容易にわかると 思います。Sの他にもBRIDGEなどでは最後の音はとてもCHの音に近くなっています。 このことはRなどの発音と違って、出来なくても特にコミュニケーションに困ることは無いと おもいますが、マスターしておいた方が発音は自然になります。

 ここでお断りしておくのは、ひそひそ声に近くなると言いましたがそこまでは弱く ならないと言うことです。しかし、ひそひそ声で聞き分けができると、ほぼ確実に英語の子音の 清濁の聞き分けが出来るようになります。

 それと、もうひとつお断りしておくのは、はっきり濁っているのがわかるように 発音する人もいるということです。(一般の人の中では柔らかく発音する人がかなり多いように おもいますが、アナウンサーの中にも2通りあります。)正直言って現段階ではどちらが標準なのかは、 わかりません。恐らく日本語のが行と同じようなものなんでしょう。最近の若い人は鼻濁音が聞き 分けられず、正しい日本語が話せません。 (私が言うのも少しおかしいのですが。)新入りアナウンサーにも偽者が多いように思います。

 話題を変えることにします。私は現在桐原書店のロングマン現代英英辞典というの を主に使っています。理由は発音記号の表記がほかの辞典より判りやすかったからです。 旧型の辞典ですと、BALLとBORDERの発音ではRの有無だけで同じような記号が使われて います。しかし、母音の部分の音質も違うので誤解の恐れがあります。

 私は辞書について少し疑問をいだいています。ある程度の英語力があれば英英辞典が遥かに 優れている、というのは疑問の余地がないと思います。しかし中学生でも使える良い辞典が 無いように思います。例えば英和辞典でEMBARASSを引いてみると、「当惑させる」 と出ていると思います。中学生がこんな単語知っているでしょ うか。さらに当惑を国語辞典で引くと、「何をしてよいかわからずに戸惑うこと」のようなことが 書いてあります。英語のEMBARRSSには、恥をかかせるような意味もあったはずです。

私が主張していることは英英辞典の説明を日本語にして参考までに、日本語の訳語がついた辞典が なぜできないのかということです。これがあれば少しは「日本語と英語の単語が、一対一に 対応するものではない」事がわかる日本人が増えるとおもうのですが。でもページ数の関係で 難しいかもしれません。 ではまたなにかあれば書きます。

発音に関するコメントをありがとうございます。発音のマスターは困難という考えを くつがえしたいと思います。UCHIMIさんのコメントは、独学で習得した人がここにもいるということで、 多くの人を勇気付けてくれると思います。