その他の子音
これまでに出てこなかった、残りの6つの子音を練習します。
左が無声、右が有声のペアです。ペアというのは、有声・無声のみが違い、その他の
発音方法は全く同じことを意味します。
はじめに左側の無声子音を練習します。右の有声子音は、左の発音に声帯のふるえを
ちょっと付け足します。
声帯のふるえは、プザーのビーという音をイメージしてください。
無声子音 | 有声子音 |
(発音記号Sを上下に伸ばした形) 例 ship, sheet, |
「ジ」(この音はあまり出てこない)。例 vision |
「チ」 例 chest, beach | 「ジ」 例 joke |
例 thank, thin | 「ズ」 例 that, this |
上記6つの音には共通した特徴があります。
それは、この6つの発音は、SまたはZの発音に近いために、2重子音を作る時にSまたは、
Zと組み合わされることがありません。
thは複数形のSをつけるときはそのまま例外的にsを付けます。
monthの複数形はmonthsです。発音もすなおにth-sと発音します。
SまたはZと組み合わせて発音しようとしても、極めて発音しずらい、
また聞いた時に聞き分けにくいのです。
このために中学校のテストでやった、s, z, ,
, , の発音で終わる単語の後ろに
付けるSはesを付けて「イズ」と発音します。
こうするのは、名詞と動詞です。
名詞の複数形。
動詞の三単現(三人称・単数・現在形)
具体的な例はすぐ後の「名詞の複数形・動詞の三単現」のところで練習します。
上の図は子音の発音位置を表したものです。今までの子音の学習をまとめました。英語の子音は
全部で24個です。
/の左側が無声、右側が有声子音のペアーです。例えば、t/d,
k/g, p/b がこのペアーです。